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第三話 サイコ・デュエル・ライダー Part2

九朗「雑魚がぁ!!ふざけるなぁ!!こんなものはデッキじゃない!!
ネタデッキだぁ!!!」

遊斗「な、いくら九朗さんだからって、人のデッキを雑魚だのネタだの言うのは怒りますよぉ!!」

九朗「じゃあ、このカードはなんだ!?」

遊斗「『カウンター・カウンター』ですか!?あると面白いじゃないですか!?相手の意表をつけて!!」

九朗「じゃあ、このカードは!?」

遊斗「『進化する翼』と『増殖』と『機雷化』ですか!?決まると楽しいじゃないですか!?」

九朗「じゃあ、この魔法は!?」

遊斗「『至高の木の実』ですか!?名前が某料理漫画に出てきそうでいいじゃないですか!!」

九朗「じゃあ、この魔法使いは!?」

遊斗「『カード・エクスクルーダー』ですか!?かわいいじゃないですか!!」

九朗「じゃあ、この犬は!!?」

遊斗「『柴戦士タロ』ですか!?大人の事情ですよ!!」

九朗「お、お前ぇ…。」



九朗の体はブルブル震えていた。下を向いて、何かを言っているようだった。
そして急に、顔をあげて遊斗に顔を近づけて叫んだ。

九朗「デュエルをなめているのかぁ!!こんなものはデッキではない!!雑魚だ!!お子様のSatisfactionするネタデッキだぁ!!」

遊斗「!?…それは酷いじゃないですかぁ!!俺は今までこのデッキで戦ってきたんですよ!!?それを雑魚だのお子様満足デッキだの!!?俺はこれを真剣に考えて作ってきたんですよ!?」

九朗「お前は勝ちたくて、勝ちたくて、仕方ないからジャンピング土下座までして、俺にデッキの相談をしに来たんだろ!!?だったら俺の言うことを受け止めろ!!」

遊斗「うぅ、九朗さん…。」

遊斗は体をワナワナさせ、怒りをあらわにしていた。けど、何も言い返せなかった。
…九朗さんの言うとおりだったからだ。

遊斗「えええぇい!!俺、ちょっと外行ってきます!!」

遊斗はそう言うと、全てを置いてデュエルスペースを後にし、外に走り出した。
…しばらくして、九朗はため息を一つついた。

九朗「…はぁ、あの雑魚…。」

Gちゃん「…どうしたんじゃ?九朗君?」

いつの間にか、Gちゃんが九朗のそばまできていた。

九朗「…誰もが一度は通る道だと思うんですよ。Gちゃん。」

Gちゃん「好きなカードだけを集めたデッキを使うことじゃろ?」

九朗「ええ、誰もがイラスト、効果、名前にひかれたカードがあります。だけど、それだけじゃあ、勝てない、話にならないデュエルがあります。そのためには、カードたちのシナジーをあわして、コンボが高く成功するようにしなくちゃいけない。環境の流れをよんで、相手を多少なりともメタった構成にしなくちゃいけない。…でないと、勝てないから。」

Gちゃん「そんな九朗君でも、遊斗君のそのデッキに負けたんじゃがな。」

九朗「!?…ふん!!、この雑魚店長が。」

Gちゃん「いやはや、すまんのぉ。それでも、そのデッキを見て、強くしてあげようと思っておるんじゃろ?」

九朗「…。」

九朗は何も答えず、ただ遊斗のデッキを一枚一枚丁寧に確認し、考えているようだった

Gちゃん「…そこの机の隅においてあるカード、遊斗君のデッキに試しに入れてみようと思ってたやつじゃろ?」

九朗「…あいつは、俺に思い出させてくれたんですよ。」

Gちゃん「なにをじゃ?」

九朗「…デュエルをすることの楽しさ。相手を思うこと。何よりも、」

Gちゃん「何よりも?」

九朗は目線をカードからGちゃんに向けて、笑顔で話した。

九朗「…初めてデュエルをした時みたいな、ワクワクを。」



遊斗「あー!もう!俺のデッキが雑魚だぁ!!?そんなわけないだろうに!!」

外に走り出た遊斗は、近くの電柱に腰を預け、空を見ながらそんなことを言っていた。

遊斗「確かに、確かにあのデッキは、ガチカードはあんまり入っていないよ!!…だけど、だけど、ロマンならほかのデッキに負けないもん!!」

遊斗は、店を飛び出したことを、少し後悔していた。
ガチデッキの作り方がわからないから、ガチに拘っていた九朗さんに話を聞こうと思って、ここに来たんだ。
自分は今まで、ガチが嫌いで、嫌いでしょうがなかった。だからそういうカードを使わないように今までデュエルをしてきた。
…けど、あの阿歩理亜とかいう奴に負けて、どうしても勝ちたいと思った。…だから、だからここに来たのに…。

遊斗「…今の俺だって、つよい。」

その言葉は強がり。九朗さんに勝てたのは、全てが運よくカードがそろったから。そんなことは分かっていた。だけど、強がらずにはいられなかった。…九朗さんに合わす顔がないから。

??「いいやぁ、君は強くないねぇ。」

遊斗「!!?」

突然、頭の中に女の人の声が響いた。その声に驚き、あわてて周りを見渡す。
…しかし、そこには誰もいなかった。

遊斗「…あれ?」

??「ニャハハハ!!そんなに周りを見渡しても、みつかりはしないよぉ!!」

遊斗「…また、声?」

??「今からそっちに向かうから、ちょっと待っててねぇ!!」

そういう声が頭に響くと、周りは静まり返り、声が聞こえなくなった。

遊斗「…なんだったんだ?今のは…。」

ブルルルルルルゥ!!!

??「おまたせぇええええ!!!」

遊斗「…へ?」

あっという間に、けたたましい音と共に、自分の前に真っ赤なバイクと、学校の女制服姿でそれに乗りこなす人が現れた。

??「こんにちわぁ、遊斗君っ、てあれ?」

遊斗「…。」

??「もしもーし、聞いてますかぁ?」

なんだか、状況が全然理解できなかった。…とりあえず、この女の人に色々と聞いてみよう。

遊斗「…あなたが、俺にさっき話しかけてきた人ですか?」

??「そうだよぉ、私のテレパシーでねぇ。」

遊斗「て、テレパシー!!?」

采子「そう、テレパシーでねぇ。私がかの有名な、『サイコ・デュエル・ライダー』の、『驢馬采子(ろばさいこ)』ちゃんだよぉ!!」

遊斗「さ、サイコ・デュエル・ライダー!!?」

采子「…あれ?君、知らないのぉ?この町じゃあ有名だよぉ。真っ赤なバイクを乗り回し、颯爽と現れて超能力とアクロバットな身体能力でトラブルを解決していく、花阿戸町のヒーロー!!
それが、『サイコ・デュエル・ライダー』だよぉ。」

遊斗「…す、すいません。俺、まだこの町に来てから日が浅くて。」

采子「あ、そうなの。それじゃあ知らなくてもしょうがないよねぇ。」

そういうと、笑顔でこっちにほほ笑んでくれた。

遊斗「(…ま、超能力者でも、ライダーでも、何でもいいか。)」

采子「ところで、遊斗君ん。」

遊斗「ハイ?なんですか?驢馬さん?」

采子「いやだぁなぁ。サイコちゃんでいいってぇ。」

遊斗「ええっと、じゃあ采子さん。」

采子「もうぅ。かったいなぁ。遊斗君は。…でねぇ。ちょっとお願いを聞いてほしんだ。」

遊斗「ええ、いいですよ。ちょっとした気分転換に。」

采子「きっといい気分転換になると思うよぉ。」

そう笑顔でいうと、こっちの顔を見据えて、こういった。

采子「私とデュエルしてくれないかなぁ?もちろん、リアルダメージが通るサイコデュエルで。」

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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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