第一話 エクシーザー Part1

??「快晴のぉ~、空のぉ~した~、今だ帆を上げ、仲間とともに。
…新しい部屋、新しい町。そして…新しい、カード。
頼りにしてるぜ、エクシーザー。」

ここは、とある県にある町、『花阿戸町(かあどちょう)』。
沢山の人が住んでいるが、ところどころ自然が残る普通の町かな。
まぁ、田舎から越して来た俺には、十分都会だけど。
そんな町に4月に引っ越してきたのが、俺、「大和 遊斗(だいわ ゆうと)」。
この町の『県立花阿戸農業高校』に入学するため、この町にきたんだ。
だけど、入学式まではまだ一週間くらいある。
だから今日は、町を探索しに行くんだ。
もしカードショップがあったら、デュエルしたいしね。
そしたら、こいつの力を試してみたいんだ。
俺の、ニューカード。

遊斗「…ふっふっふ、頼りにしてるぜ。」

手持ちのカード、戸締りを全部確認して、靴を履いて、鍵を閉めて、

遊斗「それじゃあ、いってきまーす!」

外の町に出発しに行く。
部屋を出て五分くらい歩くと、駅前の商店街についた。
春休みだからかわからないが、家族ぐれがいっぱいいた。

遊斗「ほへぇ~。やっぱりお町の駅は人がいっぱいだねぇ。
俺の田舎なんて、駅なんて車で30分だし、バスなんて3時間に一本だからなぁ。」

美味しそうな匂いもするし、いろいろ寄り道したい。
だけど俺は最初に行きたいところがあったんだ。
ふらふら歩いていると、少し路地に入ったとこにそれはあった。

遊斗「カードショップ発見!!名前は・・・『カードショップGtyan』!!
…なんかすごい名前だなぁ。」

どでかい派手な黄色と赤の看板、狭い入口。見るからに怪しそうな店だ。
だけど、中から人の声がする。

遊斗「こういうお店こそ、いいデュエリストがいるんだよな。
…おじゃましまーす!」

俺は、俺の持論があっているか確かめるために、扉を開いた。

??「いらっしゃーい!!」

店に入ると目の前にレジがあって、そこにはしましまのバンダナを巻いたおじいちゃんがいた。

??「おや、君は初めてみる顔だね。引っ越してきたのかい?」

バンダナからはみ出した髪の毛は、ぼさぼさしていて目は大きい。
なんだか、どっかの漫画に出てきそうな人だった。

遊斗「あ、ハイ。昨日この街に引っ越してきました。遊斗といいます!」

Gちゃん「それははじめまして。わしはこの『カードショップGtyan』の店長の、
『Gちゃん』じゃ。気軽に『Gちゃん』と呼んでくれのぉ。」

遊斗「ありがとうございます!!Gちゃん!!」

そんなことを話しながら、お互いの緊張がほぐれていくのを感じた。
中々親しみのもてる人だと思った。

Gちゃん「ほほぅ。君は礼儀正しい子だねぇ。
うちはデュエルスペースもあって、
定休日は月曜日じゃから、それ以外はいつでも遊びに来ておくれ。」

よっしゃ!!ここでデュエルできる!!

遊斗「さっそく俺もデュエルスペースで、フリー対戦していいですか!?
こっちの町の人とデュエルしたくて、うずうずしているんですよ!!」

そういうと、Gちゃんは急に顔をそらした。

Gちゃん「…それがのぉ。」

遊斗「?
どうしたの?Gちゃん?」

Gちゃん「…今日もいるんじゃが、うちのデュエルスペースに、
よく来てくれる一人の少年がいての。
その子がうちに来た人と必ず戦いを挑んでくるのじゃ。」

遊斗「?
別に普通じゃないですか。デュエリストが戦うのは。」

Gちゃん「それがの、その子はとってもガチでな、
うちの店でもガチじゃないでデッキで遊びに来てくれる子もいるんじゃ。
けど、その子が無理やりガチな戦いを繰り返すうちに、
そういう子が離れていったのじゃ。
こういうのも悪いんじゃが、そんなガチな子と君みたいな
明るい子が戦ったら、君がこの店からいなくなってしまうとおもってのぉ。」

Gちゃんの目が悲しそうな色になった。
今までそんな人を何人も見てきたんだろう・

遊斗「Gちゃん…。
…よーし、決めた!!Gちゃん!!デュエルスペースに案内してよ!!
俺、その人と戦ってみたいよ!!
デュエリストなら、戦ってみて感じれるものもあると思うし。」

そういうと、Gちゃんの顔が急に晴れた。

Gちゃん「おお!そうかそうか!
そいつはうれしいな。よし、じゃあ遊斗君、早速デュエルスペースに行こう!」

遊斗「はい、Gちゃん!!」

Gちゃんに連れられて店の奥に進むと、机が四台、机一つに席が四つ置いてあった。
一番奥の卓には、とても身長が大きく、肩幅が広い男が座っていた。
そして一番手前の席には、全身黒い服を来ていて、黒いキャップ帽を深く
被った男が一人、だれかと戦っていた。

??「『ダーク・アームド・ドラゴン』で、お前にダイレクトアタック。
『ダーク・アームド・パニッシャー』!!」

机に設置されたソリッドヴィジョンシステムが、ダーク・アームド・ドラゴンを
具現化している。
そして相手プレイヤーめがけて、漆黒の爪が襲いかかる。

雑魚A「ぐわわわああああ!!」

雑魚ALP2000→0

??「ふ、雑魚が。」

雑魚A「ぐぐぐ、もうこんなデュエルスペースに二度とくるかぁ!!」

雑魚Aは慌てて荷物をまとめ、出口に向かって走って行った。

??「…雑魚がほざいたか。」

…なんか、こういうの好きじゃないんだよなぁ。

遊斗「おい、そこのまっくろクロすけ!!」

??「!!?
誰だ!!お前は!!?」

言っちゃったんだ。後は覚悟を決めるしかない。

遊斗「へへへ、俺の名前は『大和遊斗』!
この町に引っ越してきたんだ!
俺と勝負しようぜ、まっくろクロすけ!」

九朗「…さっきから聞いてれば、
まっくろクロすけまっくろクロすけと。
俺の名前は『黒田 九朗(くろだ くろう)』だ!
『まっくろクロすけ』じゃない!!」

九朗さんは、俺にめがけて、怒りをぶつけてきている。
よっぽど腹を立てることを言っちゃったんだろう。
けど俺は、それがよかった。

遊斗「なんだ、いいマジギレ顔できるじゃないか。」

九朗「へ?」

遊斗「さっき、九朗さんのデュエルを見ていたけど、
なんだかつまらなそうな顔をしていたよ。
最近ずっとそんな顔をしていたんでしょう。
そんなオーラがでていたよ。」

九朗「…。」

きっとこの人も、今の状況は好きじゃないんだ。
だけど、他にどうしたらいいかわからないんだ。
だから、無差別に戦っているんだろう。
だからころ、

遊斗「でも、大丈夫。これから俺と戦うんだから。
もうそんな顔できないぜ!!」


九朗「…いいだろう。お前も完膚なきまでに倒してやるよ。
俺のBFの力でな!!」

ええぇ!!やっぱBFだったんか…。
…いいじゃないか。俺の新しい切り札を試すいい機会だ。
相手が笑ってるなら、こっちも笑い返してやれ。

遊斗「ふっふっふ、そんなもん、目じゃないぜ。
なぜなら俺にはとっておきの切り札があるんだからな。」

そう言って俺は、そのとっておきの切り札を取り出して、
相手に見せた。

九朗「何ぃ!!?」

遊斗「…頼りにしてるぜ、エクシーザー。」
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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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