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【Memory of 『N』】第十話 決戦 Part5

前回までの途中経過
N・ゼクロム×  ブラック・レシラム×
 ・ゾロアーク      ・コバルオン HP3/4位
 ・バイバニラ×     ・オノンド×
 ・アバゴーラ×     ・ヒヒダルマ×
 ・アーケオス     ・アイアント×
 ・ギギギアル      ・?

アーケオスとコバルオンがぶつかり合う瞬間。




アーケ「ギャアアアアアア!!」

コバル「バァオオオオオ!!」

ブラック「ぬぅ!!」

N「…ふふ。」

二体のポケモンの攻撃が交差し、砂塵が巻き上がる。
…その砂塵の中から立ち上がったのは…!?
アーケ「ギャアアアア!!」

コバル「…バァオ…。」

ブラック「…やるな。そのアーケオス。」

地面に立っていたのは、アーケオスだった。コバルオンはアーケオスの攻撃をもろに受けていて、地面に平伏していた。

N「当たり前だ!!彼の飛行センスは、かなりのものだ!!だからこそ、この『アクロバット』という技を最大限にまで引き出すことができるのだ!!」

ブラック「戻れコバルオン!!…すまない。ここで終わりにさせてしまうなんて。」

ブラックはコバルオンをボールに戻し、そのボールをハンカチで丁寧に素早く拭いた。…これでもう、ブラックの手持ちは後一体になった。

N「…これで君の手持ちは後一体。もう後がないぞ。」

そしてコバルオンの入っているハイパーボールを腰に戻し、腰の一番右側についている、一番傷がついているモンスターボールを右手に持ち、座り込んだ腰を上げた。

ブラック「…N。ここからは覚悟するんだな。」

そして小さな声で、呟くようにNに宣言した。
…その尋常でない雰囲気に、Nは少し押された。

N「…何をだ?」

ブラック「…お前がゾロアークが最強の手持ちといったように、俺もこのラストの一体は最強の一体だ。…気を抜くと、すぐにやられるぞ。」

…そういい、右手に持ったモンスターボールをNに見せつけるように突き出し、そう宣言した。

N「…えらい自身だね。…早くそれを見せてくれよ。」

アーケ「ギィヤァアアアアア!!」

ブラック「…出番だ。いけ、マルル!!」

そして、ブラックは自分のモンスターボールを相手の方に投げた!
まばゆい光の中から、最後の一体が現れた!!

ダイケ「…シャー!!」

ブラックがボールから出したのは、ダイケンキだった!!

N「…それが、君の切り札。」

ブラック「アルル!!アクアジェット!!」

ダイケ「…シュー!!」

N「!!?しまった!!」

ブラックはダイケンキにすぐに技を指示し、それに応じた攻撃をアーケオスに仕掛けた!水流に包まれたダイケンキはとても素早く、まだ地面で立っているアーケオスを強襲した!!

アーケ「ギャアアアア!!」

アクアジェットをもろにくらったアーケオスは、その巨体に似合わない吹っ飛び方をした。

ブラック「…『アーケイン』、『アーケオス』の最大の弱点、それは特性『弱気』。ダメージを受けると、その自慢の攻撃力が発揮できない。」

N「くぅ。」

アーケ「ギャァア。」

吹っ飛んだアーケオスは完全に『弱気』になっており、さっきまでの威勢はどこかに飛んで行ってしまったようだ。
…無論、そんな隙を今のブラックが見逃すわけがない。

ブラック「アルル!!『シェルブレード』!」

シャキン!!

ダイケンキが、自分の脚に備えている貝から、巨大な剣を引き抜いた。その剣は水の力を得て切れ味が極限にまで上がっていた!!

ブラック「ゴオ!!」

ダイケ「シュー!!」

その言葉を合図に、ダイケンキは駆けた。そのスピードは凄まじく、アーケオスとの間合いを瞬く間に詰めるものだった!!

N「アーケオス!!一旦空に飛べ!!」

アーケ「…ギィアア。」

しかし、もともと飛び立つことに長けていないアーケオス一族は、弱気状態で、これだけ緊迫している中すぐ飛び立てるはずがなかった。

ブラック「遅い。」

ダイケ「…。」

ズバッ!!

…一閃。
そう表現するのが正しい一撃だった。
ダイケンキは、相手の弱いところを、一番いい間合いで、一番いい角度で、切り伏せた。

アーケ「…ギィア。」

そのダイケンキの攻撃は、まさに洗練された一撃だった。…Nは敵だとしてもその攻撃に敬意を称さなくてはならないと感じるほどであった。

N「戻れアーケオス。…。」

ブラック「…よし、マルル、ウェイト。」

ダイケ「シャー。」

展開したシェルブレードを脚の鞘の貝に戻し、Nの方をじっと見た。そしてNが出すポケモンに即座に反応できるように体勢を取った。
ブラックは変わっていた。雰囲気も。戦い方も。今までのものとは全く違う!!…これが、最強のポケモンと、それを使いこなすトレーナーだというのか!?

N「…これは凄い!!君が最強というだけの事はある!!」

ブラック「…。」

ブラックもダイケンキも、ひたすらに僕に集中している!!この僕を倒すことに!!ならば、僕も集中しよう!!君を倒すために、最高の攻撃で!!

N「ならば次は君だ!!いけ!!『ギギギアル』!!」

そういい、Nが投げたボールからギギギアルが現れた。
…そして現れた瞬間に、再びブラックの攻撃が始まった。

ブラック「マルル、『アクアジェット』。」

ダイケ「シャー!!」

ギギギ「ギ、ギギ!!」

そういい、現れたギギギアルに素早くアクアジェットを叩き込んだ!!
攻撃を受けたギギギアルは、そのまま地面に倒れた。

ブラック「…ゾロアークではないな。」

N「…なんという先制攻撃。素早いね。恐れ入ったよ。ではこちらも行かせてもらうよ!!『ギギギアル』!!『ギアチェンジ』だ!!」

ギギギ「ギギギギギギギギギ!!!」

ギギギアルは、自分自身のギアを高速のものに次々と変えていった。それに応じてギギギアルの身体の回転はどんどん早くなり、けたたましい音でダイケンキを威嚇した!

ブラック「マルル、『シェルブレード』構え!!」

シャキ!!

ダイケンキは無言でシェルブレードを引き抜き、それを構えた。その目はギギギアルに見据えていた。

N「では、この動きについてこれるかな!!高速に移動して、相手を翻弄しろ!!」

ギギギ「ギギギギギギギギ!!!」

ギギギアルはそのギアの動きにあわして宙に浮かぶ自分の体を高速に移動させ、ダイケンキの周りを不規則に動き回った!!
ギアの回転する音と、ギギギアル自身の高速移動で、補足するのはかなり難しくなっていた。

ブラック「マルル、インター!!」

ダイケ「…。」

しかし、ダイケンキは動じない。それどころか、ブラックの指示を受けた途端、その場で静止を決め込み、微動だりしなかった!!

N「…(このダイケンキ、全く動じない。僕のギギギアルがどこから攻撃が来るのかわからないはずなのに…。)ギギギアル!お前が一番いいと思うタイミングで、『恩返し』を叩き込むんだ!!」

ギギギ「ギギギギギギギ!!!」

ギアをけたたましく鳴らしながら、ギギギアルは攻撃するチャンスをうかがった。

ブラック「…。」

ダイケ「…。」

…しかし、わからない!!
…トレーナーも、ポケモンのダイケンキも、全く隙を見せない!!
どのタイミングで攻撃すればいいのか、正直わからない!!
一番いいタイミングなんて、一生現れない気がした!!
…そして、その気の焦りからか、ギギギアルむりやり攻撃に打って出た!!

ギギギ「ギギギギギギギギ!!」

…しかし、それがいけなかった。
その攻撃は、完全にダイケンキに捕捉されていた。
自分の攻撃に対して、ダイケンキが即座に反応し、シェルブレードを向けるのが、確かに見えた!!

ダイケ「シャー!!」

ガキン!!

ダイケンキのシェルブレードは、ギギギアルの恩返しを完璧にいなし、そして弾き、なおかつダメージすら与えた!!

ギギギ「…ギギギ。」

弾かれたギギギアルは、半分わかっていない状態であった。それぐらいに、ダイケンキの剣さばきは見事なものだった。

N「バカな!?あのタイミングをとらえるのか!?」

ブラック「マルル、チェイス。」

ダイケ「シャー!!」

その一言にすぐに反応し、ダイケンキが再びギギギアルに対して高速で間合いを詰めてきた。

ギギギ「ギギギ!?」

N「く!ギギギアル!!ボルトチェンジだ!!」

Nも咄嗟に指示を出すが、間に合わない!!

ブラック「遅い。」

ズバッ!!
…先ほどと同じだ。
先ほどのアーケオスと同じように、ギギギアルはその剣技の前にして、敗れ倒れた。

ギギギ「ギ…ギ…ギ。」

N「ギギギアル!!」

Nは走り、倒れたギギギアルに駆け寄った!!

N「大丈夫か!!ギギギアル!!」

ギギギ「…ギギ。」

N「そうか…。お疲れ様。ゆっくり休んでいてくれ。」

Nはギギギアルをモンスターボールに戻すと、改めて自分自身の目の前にいる敵の強さに、生唾を飲んだ。

N「…君が最強のポケモンと豪語することだけはあるね。そのダイケンキ。」

ブラック「マルル、ウェイト。」

ダイケ「…。」

…あくまで変わらず、最後まで自分自身の戦い方で相手を倒す。
このトレーナーとポケモンは、この戦い方を身に着けるまで、どれだけ努力したのだろう。…並大抵のトレーナーじゃ、こんなことはできない。…やはり、彼は完璧だ。
だからこそ、僕が倒すに値する!!

N「僕のギギギアルを無傷で倒すなんて…。だが、これでお互いに手持ちはラスト一体。そしてお互いの切り札にして最強のポケモン。…これで決着がつく。」

ブラック「…こいよ、N。全力で相手して、粉砕してやるよ!!」

N「そう!!それでこそブラックだ!!…さぁ、最後のトモダチ、僕に勇気を分けてくれ!!頼んだよ!!ゾロアーク!!」

そういい、Nはモンスターボールを展開し、その中からゾロアークが現れた!!

ゾロアーク「ギャアアアア!!!」

イリュージョンする仲間を全て失ったこのポケモンに、他のポケモンへの擬態能力はない。…しかしその瞳は闘志に燃えており、その思いは、ダイケンキとブラックに劣るはずがなかった!!

ブラック「マルル、シェルブレード。」

ダイケ「…。」

ブラックもその並外れた闘志を肌で感じ、それに応えるよう、全力を尽くすことを決めた。

N「行くよ!!ブラック!!」

ブラック「ああ!!来い!!」

そして二人の最後の最強ポケモン同士の戦いが、始まった。


…Part6へ続く
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テーマ : ポケットモンスターブラック・ホワイト
ジャンル : ゲーム

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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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