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【Memory of 『N』】第十話 決戦 Part6

前回までの途中経過
N・ゼクロム×  ブラック・レシラム×
 ・ゾロアーク      ・コバルオン×
 ・バイバニラ×     ・オノンド×
 ・アバゴーラ×     ・ヒヒダルマ×
 ・アーケオス×     ・アイアント×
 ・ギギギアル×     ・ダイケンキ

お互いの手持ちの最後のポケモンが、今ぶつかり合う。




ブラック「マルル、シェルブレード!!」

N「ゾロアーク!!ナイトバースト!!」

ダイケ「シャー!!」

ゾロア「ギャァアアア!!」

ダイケンキは右足で剣を引き抜き、ゾロアークは体にエネルギーを貯め、それぞれ相手に向かって駆け出した!!



ゾロア「ギャァアアア!!」

先に動いたのは、ゾロアークだった。体に貯めた『ナイトバースト』を、四方八方に向かって打ち出した!!それはこのフロア全体に万遍なく飛び散った。それは、ブラックやNも例外ではなかった。

ブラック「何!?」

N「ふふ。」

ダイケ「!!?」

そしてフィールドは、暗闇に包みこまれた。



ブラック「…ここは、どこだ。」

ブラックは、暗闇の中に立っていた。周りを見渡しても暗闇しかなく自分の姿がかろうじて確認できるぐらいだった。

N「『ゾロアークが作り出した、イリュージョンの世界さ。』」

そうして声が聞こえたほうを見ると、そこにはNがいた。

ブラック「…イリュージョンが、ここまで広範囲で作ることなんてできるのか?」

N「『それができるのが、僕のゾロアークだ。ナイトバーストの対象になった範囲を、全てゾロアークの幻想空間に引きずり込むことができる。…これで君とダイケンキのマルルの連携は断ち切らせてもらった。…いくら君とマルルの息がピッタリでも、指示が出せないんじゃ、どうにもならないだろ?』」

ブラック「…なるほど。さっきまでの戦いを観察した上での作戦か。」

N「『君のマルルは、君の的確な指示通り、俊敏に動いている。つまり、その指示を断ち切ってしまえばいい。ゾロアークと僕、マルルは君とは別の所にいる。ここからだと、君の声も届かない。君のマルル、確実に倒させてもらうよ。』」

Nはその顔に微笑みを浮かべた。この戦法で倒せなかった相手は今までない必殺の戦法。その絶対の勝率に、勝利を確信していた。
…しかし、ブラックもまたその顔に微笑みを浮かべているのに気が付いた。

ブラック「…ふ、あいつの強さが、俺の指示通り動いているからだと思っているなら、それは笑っちまうぜ。N。」

N「『…何?』」

ブラック「…確かにあいつの強さの一つは、俺の指示通り動く素早く動くこともある。…だが、それだけがあいつの強さじゃない!!…確かに、あいつは最初旅に出始めたころは、指示がなければ何もできない奴だった。…だがここまでくる間にあいつは自分自身の腕を進化させた!…だから、何の問題もない。俺がいなくても大丈夫だ。」

ブラックの笑みは、ダイケンキのマルルに対する絶対的な信頼からのものからだった。

N「『そんな、そんなバカな!?』」

ブラック「俺はここであいつがゾロアークを倒すのを待っていればいい。…それより、心配なのはお前だよ。N。ゾロアークの方に行ってやらなくて大丈夫か?…苦戦しているかもしれないぞ?」

完全に余裕を持っているブラックにNはとんでもない不安を感じずにいられなかった。…この笑みが張ったりにはとても思えなかったからだ。

N「『ぬぅ。くぅ。』」

そういうと、Nは姿を消した。そしてそこには、ブラックただ一人が残された。

ブラック「…マルル。」


ダイケ「シャー!!」

ゾロア「ギャアアア!!」

N「これは…!!?」

二体のポケモンの元に戻ったNは、その状況をみて驚いた。
…何故なら、ブラックが言っていた通り、ゾロアークが苦戦しているのだから。
ダイケンキはシェルブレードを振るい、ゾロアークのシャドークローを完全に圧倒していた。ゾロアークは何とかそれに押されないように食い止めているように見えた。…しかし、それも時間の問題に見えた。

N「いったん距離をとれ!!ゾロアーク!!」

ゾロア「シャー!!」

ゾロアークは華麗に後ろに跳び、距離を取った。
…先ほどの様子を見るに、近距離戦は明らかに分が悪かった。

N「ゾロアーク!!火炎放射を、…いや、ナイトバーストを。」

ダイケ「シャアァアアア!!」

ゾロア「ギ、ギャァアアア!!」

しかし指示を出すより前に、ダイケンキは距離を詰め、シェルブレードを振りかざし攻めてきた。ゾロアークは取り合えずシャドークローを展開し、それに備えた。

N「バカな!!?なんなんだあの戦法は!?一旦距離をとれ!!隙をみてナイトバーストを打つんだ!!」

ダイケ「シャアアアア!!!」

ゾロア「ギ、ギギ!!」

ダイケンキは、さっきまでの動と静を使い分ける、風のような戦い方から、明らかに戦法もへったくれもないガンガンひたすらに攻める戦い方になっていた。…確かに、単純な力押しは有効かもしれない。…しかし、それがもたらす結末はゼクロムとレシラムがしたようなお互いの消耗だ。…そんな戦い方に、どうしてブラックは全信頼を寄せるんだ!!?

ゾロア「ウゥー!!ギャー!!」

何とか距離を取ったゾロアークがナイトバーストを放った。それは先ほどのイリュージョン空間に巻き込むものではなく、攻撃に用いるそれだった。
ただ攻めてきているダイケンキには、それをしっかりと守ることはかなわず、まともに受けるしかなかった。

ダイケ「!!?シャアアア!!」

その技に押され、ダイケンキは吹き飛ばされた。

N「…これで、少しは…。何!?」

ダイケ「…シ、シャー!!」

それでも、ダイケンキはすぐに立ち上がり、再びシェルブレードを構え、アクアジェットをまとい、突っ込んでくる。その瞳にひたすらに闘志を燃やして。

N「く、ゾロアーク!ナイトバーストで周りを暗くせよ!!」

ゾロア「シャァ…。」

再びゾロアークの体から、ナイトバーストが放たれた。その波動から闇が広がり、周囲は何も見えなくなった。ダイケンキは進撃を止め、その場に立ち止った。

ダイケ「…。」

N「『…力押ししてくる相手なら、翻弄しやすい。見せてやろう。ゾロアーク。僕たちの力を。』」

ゾロア「『…。』」

暗闇の中から声が聞こえる。ダイケンキはしばらく考え、とりあえず先ほど相手がいた所に突撃してみた。

ダイケ「シャァアアア!!…!?」

ゾロア「ギャァアアア!!」

ズバッ!!

その時、突然暗闇からゾロアークが現れその爪でダイケンキを切り裂いた!

ダイケ「シャァア!!…!?」

ダイケンキは即座に反撃の体勢をとるが、そこにもうゾロアークの姿はなく、ただただ暗闇が広がっているだけであった。

N「『ハハハハ!!君が攻撃すればするほど、ゾロアークの『不意打ち』が君を襲う!!この状況で、君はどう戦うのかな?見せてもらおうか!!』」

どこからともなく、そんなNの声が聞こえてきて、ダイケンキをけん制した。つまり、この暗闇の中からダイケンキの隙をついてゾロアークは『不意打ち』を放ってきているのだ!…今の力押しのダイケンキには、この状況を突破するのは難しかった…。

ダイケ「…シャァアアア!!…!?」

ゾロア「シャー!!」

再び攻めようとしたダイケンキをゾロアークの不意打ちが襲う。
…どうしても、ゾロアークをその剣でとらえることができない!!

ダイケ「シャー!!シャー!!…!!?」

ゾロア「シャー!!」

そしてまた剣を構え、攻めようとするが防がれてしまう。この攻撃でダイケンキは地面に倒れてしまった…。

N「『何度やっても無駄だよ!!君が単調な攻めをしてくる限り、ゾロアークの不意打ちは破れない!!』」

…しかし、Nは違和感を感じていた。ゼクロムとレシラム戦でもそうだったが、あのブラックが力押しをするときは、何も考えずにそんなことをするわけがない。…必ず何か考えがあってそうしている場合がほとんどだ。…今回のダイケンキも、同じことが言えるんじゃないのか?…いや、そんなわけがない!!第一、こいつはブラックではない、ダイケンキだ。何も起こらない。この攻め方をつづければいい!!

ダイケ「シャー!!」

四度目になる無謀な突撃。

ゾロア「シャー!!」

そしてそれを迎え撃つゾロアーク。その攻撃は再びダイケンキを捉えた。そして再び倒れ込むダイケンキ。…しかし、今度は攻撃をする姿勢を止めない。右手には、確かにシェルブレードが持たれていた。

ダイケ「シャー!!シャー!!」

ボロボロになりながらも吠えるダイケンキ。
…その時、ダイケンキのシェルブレードが光りだした!その刀身は倍以上の長さに跳ね上がり、こちらを威嚇しているようだった!

N「『(何故、刀身が長く!?…そうか、特性『激流』か!!)』」

ダイケ「シャー!シャー!!」

その剣を水平に構えたダイケンキ。その時体が青白く光りだし、まるで刀身に力を注いでいるようだった!!…それは水のジュエルによるものだった!!

N「『その上、水のジュエルによる強化だと!?』」

ダイケ「シャー!シャー!!」

ダイケンキはその剣を自分を中心にするように周囲に回転しながら振り切った。その刀身は既に10m以上のものとなり、広範囲を無差別に切り裂いた!!…そしてそこにゾロアークは隠れていた。

ゾロア「!?ギャー!!」


…ゾロアークが切り裂かれたことにより、闇が晴れ、元のフロアに戻った。ゾロアークのイリュージョンが解けたのだ!!

N「バカな!!?そんな出鱈目な火力があってたまるか!!?」

ゾロア「…ググゥ。」

ブラック「…やっと一撃与えたか。…待たせやがって。」

ダイケ「…ハァ、ハァ。」

そういいながら、ブラックはダイケンキにゆっくりと歩いて近づいて行った。その顔には、信頼の笑みが浮かんでいた。

N「君のダイケンキ、かなり無茶苦茶な戦い方をするね…。」

ブラック「…もともとこいつは、無茶苦茶な戦い方しかできなかった。…それを俺との特訓で俺の指示通り的確な動きができるようになった。…つまりお前がさっき戦ったマルルは、本来のマルルの戦い方だったということだ。…どうやら、水のジュエルも使ったようだしな。」

N「あれが本来…ハハハ!!面白い!!君は本当に、面白い育てをする!!」

Nは大きな声で笑った後、息を吸い、静かに真剣な顔になった。

ブラック「…さぁ、倒すぞ。ゾロアーク。」

ダイケ「…シャー!!」

N「…ゾロアーク、気を落とすな!!ここから一気に行くぞ!!」

ゾロアーク「ギャァアア!!」

そして再び両雄が向かい合い、火花を散らした。小細工なしの一騎打ちが、始まった。

ブラック「マルル!!アクアジェット!!」

ダイケ「シャー!!」

N「ゾロアーク、不意打ち!!」

ゾロア「ギャアア!!」

水流をまとい突撃してくるダイケンキに、ゾロアークは不意打ちの体勢を取った!!

ブラック「マルル!スリップ!!」

ダイケ「シャァ!」

その声に反応し、ダイケンキはその場でスピンした。その場で転ぶことで攻撃を強制的にストップさせたのだ。

N「チャンスだ!!ナイトバースト!!」

ゾロア「シャー!!」

それに反応し、素早くゾロアークも不意打ちを中断し、ナイトバーストをスリップしているダイケンキに放った!!…流石にあの体勢ならかわすことはできない!!

ブラック「マルル!!吹雪!!」

ダイケ「シャーーーー!!」

その体勢から咄嗟に広範囲にあたる吹雪が放たれた!!それはナイトバーストの威力を相殺しつつ、被弾場所をそらすのには十分だった!!

ブラック「マルル!!シェルブレード!!」

ダイケ「シャー!!!」

気合十分な叫びと共に、左前脚に装備されているシェルブレードが引き抜かれる。その刃は、確かにゾロアークを捉えていた!!

N「ゾロアーク!!不意打ちだ!!あの剣を吹き飛ばせ!!」

ゾロア「ギャアアア!!」

シェルブレードを構え突撃するダイケンキと、それを爪を立て腕を構え待ち受けるゾロアーク。…二人はわかっていた。この一瞬で勝負がつくと!!!

ブラック「いけぇえええええええ!!!」

N「むかえうてええええええええ!!!」


ダイケ「シャアアア!!」

ゾロア「ギャアアア!!」

そしてお互いの爪と剣が交差した!!しかし、不意打ちに長けているゾロアークはその剣をうまくとらえ、空中にはじき出した!!

ダイケ「!!?」

N「よし!!いけぇ!!シャドークロー!!」

得物のなくなったダイケンキに、シャドークローが襲い掛かる!!

ゾロア「ギャアア!!」

N「これで終わりだ!!」

絶体絶命のダイケンキ。
その時、ブラックからマルルへ指示が出た。

ブラック「…マルル!!抜け!!反撃だ!!」

ダイケ「…シャー!!」

マルルは右前足を地面につけ、左前足を持ち上げた。そしてその左前脚で、右前脚に備えてある貝から、もう一本のシェルブレードを引き抜いた!!

ゾロア「ギャァア!!?」

ダイケ「シャー!!」

その左前脚に持ったシェルブレードで、ゾロアークの両腕をはじいた!!…しかし、自分の最後の剣も弾かれた!

ブラック「これで最後だ!メガホーン!!」

ダイケ「シャー!シャー!!」

無防備となったその体に、ダイケンキのメガホーンが一直線に伸びる!!
ゾロアークに。これを止める手段はない!!

ズバッ!!

ゾロア「ギャア、アアァア。」

ダイケンキの効果抜群のメガホーンをもろに受けたゾロアークは、その場に倒れ込んだ。
…そして今、長かった最終戦に、ブラックが勝者として、決着がついた。


…Part7へ続く
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テーマ : ポケットモンスターブラック・ホワイト
ジャンル : ゲーム

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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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