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【ポケモン Beautiful World】第七話 メイとホミカ2 Part3

ヒュウ「『ミジュるぜ』!!『シェルブレード』!!」

フタチマル「タチタチ!!」

ホミカ「…。」

ヒュウ「『マメるぜ』!!『電光石火』!!」

マメパト「パトー!!」

ホミカ「…。」

ヒュウ「よっしゃあ!!どうよ!俺のポケモンたち!!」


ヒュウは華麗?に(本人的に)繰り出した二体のポケモンをモンスターボールに戻し、ホミカの方を向いた。
…しかし、先ほどからホミカは顔色を変えず何も言わずただ傍観しているだけだった。

ホミカ「…まぁまぁってとこかな?65点と言ったところだ。」

そうホミカはぶっきらぼうにいった。

ヒュウ「かぁ、辛口だねぇ。ホミホミは…。」

ホミカ「だからホミホミやめろ。…確かにお前とポケモンのポテンシャル、チューニングはいい、それが65点である理由だ。」

ヒュウ「ふむふむ。」

ヒュウはホミカの言うことを非常に素直に聞き入っていた。

ホミカ「…だけどお前の指示、ポケモンと場を見る力が足りない。決定的に足りない。それがよくなんねぇと、この先ドンドン苦労するぞ。そのイケイケの戦い方だと。」

…かなりきつい言葉を放ったつもりだった。…実際の所本当にそうなので相手は何も言えない。…だけどヒュウは顔を悪くするどころか、感心したような顔で言うのだった。

ヒュウ「…なるほど、ありがとうな!為になるぜ!」

ホミカ「…お前はこんなこと言われて悔しくないのか?素直すぎやしないか?」

ヒュウ「?だってホミホミは、俺の足りない所を態々見つけ出して、指示してくれてるわけじゃん。足りないものがある俺にできる事は、それを何とかすることだろ?だから反発するなんて、意味ないでしょ。」

…素直に凄いと思った。
人は自分の悪い所を指摘されると、ついかっとなったり、反発したり、言い訳をしたくなるものだ。それは自然なことで、それを責めることはできない。誰でもそう思うのだから。
…だけどこいつは、そうならず自然に自分の間違いを認め、直ぐにそれを改善しようと考えだす。その上御礼の言葉まで出る。
名前を間違っていったり、変なNNのポケモンを使ったり、自分の勘違いで突っ走ったり色々問題はあるが、さりげない気遣いや、自然な向上心、一緒にいてもけして嫌にならない感じは、こいつの良い所だと思った。

ホミカ「…お前は、珍しい奴だなぁ。あとホミホミ言うな。」

ホミカは苦笑し、そうやさしめの声色で言った。

ヒュウ「そうか?まぁ変わっているっては言われるけどね。」

そう言うヒュウはたまにやっている謎のポーズをとっていた。

ホミカ「ったく…。」

何はともあれ、町はもうすぐだ。こいつとの縁もそこまでだ。…そう考えると少しさびしくなるなぁ…。
寂しくなる?なんでそんなこと一瞬思った?

バリヤード「バリバリぃ!!」

その時だった。
草むらから突然、音を立ててバリヤードが現れた!

ホミカ「こいつは!?今この時期にでるのか!?」

ヒュウ「おお!これがチェレンさんの言っていた強いポケモンか!!」

そういうヒュウの目はキラキラ輝いていた。その眼は強い奴と戦うことに単純に喜びを感じているものだった。

ホミカ「…下がってな。あぶねえぜ。」

ヒュウ「いいや、ホミホミが下がっていてくれ。」

そういい、ヒュウは前に出たホミカを後ろに戻した。

ホミカ「だからホミホミっていうんじゃねぇ!!」

ヒュウ「女ひとり守れないで、何が男だ、俺たちの力を見せてやるよ!頼んだぜ!『ミジュるぜ』!!」

そう吠えると、ヒュウはモンスターボールを勢いよく投げ、そこからフタチマルの『ミジュるぜ』を繰り出した。ミジュるぜもホタチを構えてやる気は十分だ!

フタチ「フタチ!!」

ホミカ「…さっきから気になってんだけどよ、名前とポケモン全然違うじゃねぇか!!」

ヒュウ「そこを言うな!」

バリヤード「バリバリー!!」

ホミカ「…っておいくるぞ!!」

自分を無視していることに腹を立てているように、バリヤードは怒り襲ってきた!

ヒュウ「大丈夫!俺たちに任せて!!『ミジュるぜ』!『シェルブレード』!!」

フタチ「タチタチ!!」

ミジュるぜはホタチを展開し、シェルブレードを構えバリヤードに突っ込んだ!

バリヤード「バリバリ!!」

しかしバリヤードは目の前に光る壁を展開し、攻撃を弱めた!

フタチ「!?タチ!?」

バリヤード「バリりりり!」

驚いているミジュるぜにバリヤードは念力攻撃を仕掛けた!ミジュるぜも初めて戦うタイプの敵に、驚きを隠せないようだった。

ホミカ「おい!あぶねぇ!!」

ヒュウ「心配すんなホミホミ、これも作戦よ!」

ホミカ「だからホミホミ…まぁ今はいいや。」

バリヤード「バリバリぃ!!」

今こそ好機とばかりに、バリヤードはミジュるぜに往復ビンタを浴びせに展開したバリヤーより前に踏み出した!その好機を、ヒュウは見逃さなかった!

ヒュウ「いまだ!『切り札』!!!」

フタチ「フタチィ!!」

バリ「!?バリー!!」

ミジュるぜの右手から強力な一撃がはなたれ、カウンターの要領でバリヤードにヒットした!その攻撃を受けたバリヤードはなす術なく吹き飛ぶしかなかった。
…バリヤードが吹き飛んだのを確認すると、フタチマルはホタチをしまって、ヒュウが良くするポーズを自分もとった。それを見てヒュウも同じポーズをやり返し、ホミカに振り返った。

ヒュウ「どうだホミホミ!!これぞ『切り札』!!一発限りの俺たちの大技ってことよ!!」

フタチ「タチタチ!!」

ホミカ「…ったく…。」

ホミカは思わず名前に怒るのも忘れ、安堵の息を吐いた。…しかしこれで終わりではなかった。

ヒュウ「はっはっはっはっは!!…え?」

バリヤード「バリー!」

フタチ「!?タチ!?」

バリヤードは一体ではなく、もう一体いたのだ!しかもこのバリヤードは、さっきより体が大きく、より強そうに見えた!

ヒュウ「そんな!?もう一体いたのかよ!?…だけど、もう切り札はうてないし…ああ!?」

フタチ「たたち!?」

そうこうしているうちに、野生のバリヤードは自分の体にリフレクターをかけ、その上バリヤーを何枚も重ね発動している。…先ほどの戦いをしっかり見て自分も同じ轍を踏まぬようにしている…。明らかに先ほどの戦法が効く相手ではない…というか、戦法はもうできない!
…そこまで考えたヒュウは、ホミカとバリヤードの間に、ホミカを後ろに隠すように立った。

ヒュウ「…ホミホミ、お前一人でも逃げろ。タチワキシティに。俺たちが時間を稼ぐから、早くいくんだ!!」

ホミカは静かに後ろからヒュウの顔を見た。…その顔は守るべきものを守る決意の瞳だった。ポケモンのフタチマルも、同じ目をしている…。
それと今までの行動で、今のホミカには十分だった。

ホミカ「…なるほど、口先だけの奴じゃないってことか。」

そう言うと、ホミカはあえてヒュウの前に立ち入った。

ヒュウ「!?おいおい!危ないぞ!!早く逃げるんだ!!あれには勝てない!!」

ホミカ「色々むかつく所はあるけど、見込みのある奴じゃねぇか。一回野生の強いのに負けて、そこから立ち直った方が身になると思ったが、気が変わった。」

そこまで言うと、ホミカは腰のホルダーからモンスターボールを取り出し真ん中のスイッチを押して大きくし、戦闘態勢に入った。そしてにやりと笑いながら、ヒュウに向かっていった。

ホミカ「ヒュウ、お前を助けてやる。」

ヒュウ「何を言っているんだ!!あいつはつよい!勝てない!逃げるんだ!」

ホミカ「誰に向かって勝てないって口聞いてんだ!?」
頼んだぜ、爆裂!ベンドラー!!」

そういいボールを地面に叩きつけるように投げると、そのボールから巨大で、まがまがしい色をした巨大な虫のポケモン、ペンドラーが現れた!

ぺンドラー「シュー!」

そのまがまがしくも力強いオーラに、ヒュウは驚きを隠せなかった!

ヒュウ「へ?」

ホミカ「ペンドラー、『メガホーン』!」

ペンドラー「シュー!」

ホミカの命をうけたペンドラーは、バリヤードに向かって真っすぐ、とても素早く角を向け突進した!
その突進は、バリヤードが何十にも重ねたバリヤーを容易く砕き、リフレクターをかけたバリヤードごと、吹き飛ばした!

バリヤード「!?!バリリリリリリィィイイイイイイイ!!」

掛け声とともに、バリヤードは空のかなたに吹き飛んだ…。
敵を吹き飛ばしたペンドラーは今度はゆっくり、周りを警戒しながらホミカに近づき、そしてホミカの前に頭を出した。
ホミカは笑い、右手でそれを撫で、勝ち誇った顔でヒュウに高らかに宣言した。

ホミカ「…あたしは『ホミカ』。タチワキシティのジムリーダーをやってんだよ!」



…Part4へ続く
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テーマ : ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
ジャンル : ゲーム

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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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