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【ポケモン Beautiful World】第八話 それぞれの想い Part2

フタチマル「タチタチ!!」

ヒュウさんの期待に応えるかのように、フタチマルの『ミジュるぜ』はホタチを振り回しながら現れた!

ホミカ「へ!またそいつか!馬鹿の一つ覚えカァ!!」

ヒュウ「…『ミジュるぜ』!『シェルブレード』!構え!!」

フタチマル「タチ!」

『作戦C』という言葉に対応し、フタチマルはシェルブレードを手に握った状態で腕を大きく広げ、左足は片膝をつき屈む体勢をとりドガースがいる煙幕を見た。

ヒュウ「作戦C!いけぇ!!」

フタチマル「タチタチタチタチ!!」

その声に対してフタチマルは跳躍し、シェルブレードを展開し、体ごと大きく回転させ煙幕に突っ込んだ。そして口からは水鉄砲を吐き出していた。
さしずめそれは、小さいながらも水の渦を作っていた。
その渦はドガースの作った煙幕を巻き込み、煙幕を完全に払った!
ドガースは隠れるガスを失い、その場に浮いていた。

クック「ほう…これは。」

ルー「『シェルブレード』で回転の流れを作って、『水鉄砲』でそれを増大させ、『煙幕』を払ったか。なるほど、風を使えないフタチマルでも、うまく『煙幕』を処理したか。前よりやるようになったじゃん。こいつ!」

ホミカ「…流石に毎日来て挑戦三回目になったらそれくらいできるよなぁ!ドガース!『体当たり』!」

ドガース「ドガース!」

ヒュウ「返り討ちだ!『切り札』!!」

フタチマル「タチタチタチ!!」

体当たりを仕掛けるドガースに対して、フタチマルはしっかり待ちかまえ、それに合わせるように、最大威力の切り札を叩き込んだ!

ドガース「…!!ドガース!!」

それをもろに受けたドガースは、静かに地に落ちた。

ホミカ「っち、戻れドガース!…ったく、いってこい!『ホイーガ』!!」

そうなんだか不機嫌そうにドガースを戻したホミカは、二体目のポケモン、ホイーガを展開した。
例え主人がどういう状態であっても、ホイーガの気合は十分で、その二つの目でフタチマルを威嚇するように見た。

ホイーガ「シュー!!」

ホミカ「面倒くせぇから一気に決めんぞ!!ホイーガ!『毒々』!!」

ヒュウ「『ミジュるぜ』!『見切り』だ!」

ホミカ「なっ!?」

フタチマルは見切りの体勢をとり、ホイーガの毒々を素早くかわした。
…意外だった。ヒュウはとにかく速攻を仕掛けるタイプのトレーナーである。
なのに積極的に『見切り』を使おうとするのは、らしくなかった。

フタチマル「タチタチ!!」

ホミカ「ったく、ざけんじゃねぇぞ!ヒュウ!!何無駄な時間稼ぎしてんだよ!!」

ヒュウ「これも作戦なんだよ!ホミホミ!!」

ホミカ「な~にが作戦だこらぁ!ホイーガ!!『毒々』ゴレンダァ!!」

ホミカの声に反応し、ホイーガは素早く毒々を5回、しかも避けられないように放射状に放った。

ヒュウ「マジですか!?『ミジュるぜ』!できるだけ『見切り』だ!」

フタチマル「タチ~、タチタチタチタチタチタチ!!」

フタチマルはそれを一発一発確実に見切ろうと動いた…。だが、それには無理があった。

フタチマル「!!?タチィ!!?」

フタチマルは三発目の毒々をもろに被弾した。

ホミカ「どうだ!!ざまぁみろハリーセン野郎!!…って!!」

フタチマルは、毒状態になるや否や素早く持っていたモモンの実を食べ、毒状態を治した。

フタチマル「…タチィ。」

ほっと一息。…だが、それがホミカの心に火をつけた。そう、怒りの。

ホミカ「『モモンの実』だと!?ざけんな!ホイーガ!!何が何でも『毒々』を当てろ!!」

ホイーガ「ガガガガガガ!!」

ホミカの号令に従い、とんでもない数の毒々をフタチマルに向けてはなった!

ヒュウ「…『ミジュるぜ』!『見切り』…れないか、『水鉄砲』で撃ち落とせ!」

フタチマル「タッチ―!」

ホイーガ「ガガガガ!」

しかし、撃ち落とせる量でない!フタチマルはそれを受けるしかなかった!

フタチマル「!?タチ―!」

フタチマルは毒々状態になった!…こうなっては、もう体力がじわじわ削られていくだけであった。

ヒュウ「!!『ミジュるぜ』!?…いや、よくやった!あとは、『シェルブレード』で行くぞ!!」

フタチマル「…タ、タチィ!」

フタチマルはホタチを構えたが、既に猛毒状態で、しっかり構えられる状態でなかった。

ホミカ「け!今更!!ホイーガ!『ベノムショック』!!」

ホイーガ「ホイー、ガ!!」

その隙を見逃すわけがないホミカのポケモンが放った一撃は、フタチマルを確実に捉えた!

フタチマル「!!?タチィ!?」

ヒュウ「ミジュるぜええええええええええ!!!」

まともに受けたフタチマルは、戦える状態でなかった…。対決は、終わった。

審・判員「ミジュマル、戦闘不能、よってこの試合、ジムリーダーホミカの勝利!!」

ヒュウ「…『ミジュるぜ』、戻れ。…ありがとうホミホミ。」

そう言い、ヒュウはホミカに頭を下げた。…だが、ホミカは頭を垂れ反応しなかった。

ホミカ「…。」

ヒュウ「…ホミホミ?」

ホミカ「…

ったく、てめーはなんなんだよ!この街に来てから毎日毎日ジムに挑戦しにきやがって!一日目はクックとルーにぼろ負けして、二日目はドガースにぼろ負けして、今日はホイーガに無残に負けがって!!しかもどの戦いも、『電光石火』と『見切り』の連発!!木の実でちょこちょこ回復しやがって!何がしたいんだてめぇ!!マジメにジム戦やる気あんのか!?」

咆哮した。鬼の形相でヒュウに向かって咆哮した。

ヒュウ「だから、これが俺の作戦…」

ホミカ「そんな持久戦が通用するか!!最初に道路であった時のおめぇの方が、もっとブッとんだバトルをしてたぞ!!」

ヒュウ「いや、だから、今回はね、」

ホミカ「とにかく、今日はもうくんな!!ったく、白けたわ…。」

そういうと、ホミカはポケモンを戻してステージから舞台裏にかったるそうに歩いて行った。

ヒュウ「ホミホミ!!…どうしたんだ、あいつ。最初あった時とは別人みたいだぞ・・・。」

ただ一人そこに呆気にとられているヒュウに、ギターを持った女、ルーが近づいて答えた。

ルー「…あんた、ナイスファイトだけど、時期が悪かったね。…私たち、あと二日後にタチワキコンビナートでライブを控えているんだ。…そこであたいたち、『ドガース』の新曲を発表して、イッシュ地方に生中継もやる、でかいライブでさ、絶対に成功させなきゃいけない。失敗したら、あたいたちのバントはどうなっちまうかわからない。…初の大舞台ってところか。だけどジムリーダーだからジム戦もこなさなきゃならない。…ホミカはその責任感と使命感で苛立ってんだ。」

ルーの口から語られた言葉は、思いのほか重かった。
…ジムリーダーという町を代表するような大変な業務と責任、それに自分が今挑戦しているバントという未来への想い。どちらも同じくらい大事で、どちらか片方をおろそかになんてできるわけがない。…彼女は今、苦境に立っているのだ。

ヒュウ「…苛立ってる?そんなでかいことが控えているのに、ジムの仕事までこなさなきゃいけないなんて、ホミホミも大変だな…。…そうか、だからホミホミって言ってもいつもみたいに否定してこないのか…。」

クック「…お前、自覚して言っているのか?」

そう言ったのは、ドラム器具が置いてあるところで只管にヒュウの挑戦を観ていた、クックであった。

ヒュウ「…あ、うん。俺名前覚えるのが苦手でさ。だから自分の言いやすい名前をあだ名にして覚えるようにしているんです。…まぁ、仲良くしたい人にしかしないですけど。あ、一人を除いてですけどね。あいつは幼馴染だから。」

ルー「へー、それでも凄いじゃん。それでもホミカに『ホミホミ』ってのが通じるって凄いじゃん。」

ヒュウ「?どうしてですか?」

ルー「ホミカはね、自分の名前にとっても誇りを持ってるんだ。自分の大好きな父親が寝ずに考えてくれた名前って自慢する位だからさ。」

…確かに、最初『ホミホミ』って言ったときも、そんなことを言っていたはずだ。

ヒュウ「…ああ、確かにそう言っていたな。前。」

クック「…けどお前もタフな小僧だな。ふつう三日連続ジム戦なんて、挑みに来るやつはいねぇぞ。」

ヒュウ「…ポケモンたちに無理させているのもわかってます。…だけど、俺もポケモンたちもそれを望んでないので。」

クック「…ほぅ。」

そこまで行って、ヒュウは右手を口に当て、少し考えるような姿勢をとった。

ヒュウ「…だけど、ホミホミはコンサートが控えているから苛立っている…。いや、違うな。他にも何かあるんじゃないんですか?俺はそう感じます。」

その言葉に、ルーは口笛をヒューと吹き、感心したような顔をした。

ルー「…へー、鋭いじゃん。教えてやろうか?ハリーセンさん?」

ヒュウ「あ、やっぱりそう見えますか…これは、そう、俺がかっこいいと思っているかやっていたり…。それはそうと、教えてもらえますか?」

その言葉に、ルーとクックは顔を合わせくすりと笑い、話してくれた。

クック「…あいつのオヤジが、この街の船の船長やっているんだ。…タチワキとヒウンを繋げる大事な役職をしているんだ。…その父親が3日前位に、ポケウッドに役者になるって言ってポケウッドに出かけちまってんだ。…多分それで情緒不安定になってんだと思うぜ。」

ヒュウ「なるほど…そう言うことだったんですか…。それにあいつは、痛い目見せる派だったしな…。…時間はまだ昼前か…よし!俺ちょっとポケセン言った後、ポケウッド行ってきます!…多分ホワイトがいるだろうから、何とかなるだろう!今日はありがとうございました!」

そう言いヒュウは二人に振り向きお礼をすると、すぐに駆け出しジムを出て行った。
…ヒュウがいなくなった後ルーとクックは自然に語りだしていた。

ルー「…あいつブッとんでんじゃん。ホミカが気に入ってるわけか。」

クック「なるほど。面白い男だ。」

ホミカ「…オマエら!何やってんだ!ジム営業は今日は終わりだ!さっさと練習すっぞ!!」

ステージ裏から顔を出したホミカの喝に二人はやる気のないヤル気ある声で答えた。…本番まで時間がない。何とかしなければ。
心地よい緊張感が作られる中、二人は返事した。

ルー&クック「「ウィ―ス」」



…Part3へ続く
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テーマ : ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
ジャンル : ゲーム

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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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