【ポケモン Beautiful World】第十話 転機 Part3

プラズマ団1「…こいつら強いな!
この奪ったポケモン、全然使えねー!!」

やっとこさ、逃げ出したプラズマ団を発見した二人は、ポケモンバトルを行いプラズマ団を追い詰めて、対峙していた。
それぞれの傍らにはフタチマルとチャオブーがおり、一緒に構えながら対峙していた。

ヒュウ「…貴様ら!!」

プラズマ団2「チッ!もう負けるのはうんざりなんだよ!」

プラズマ団1「まあいい!!必要なポケモンは手に入れた!ここは引き上げる!」

そう言うや否や、プラズマ団たちは素早くその場から敗走をした。
あまりの引き際のよさから、追いかけることができなかった。

フタチマル「タチタチ!!」

チャオブー「チャオチャオ!!」

ヒュウ「あ、逃げんなゴラァ!!
…クッ!ミネズミみたいな逃げ足だな!よし!!奥を探すぜッ!まだ仲間がいるかもしれないッ!」

ホワイト「ハイ!!」

2人がプラズマ団がいた奥の方を探しに行こうとした瞬間、どこかで聞いたような声が聞こえた。

???「きみたち、その必要はないっぽいよ。」

ホワイト「へ!?…この声は…!」

ヒュウ「…もしかして、あなたは、」

声の聞こえた暗闇の奥から、一人の痩せた男が姿を現した。その姿は、このヒウンシティにいるものならだれでも知っているものだった。

ホワイト「…やっぱり。」

ヒュウ「ジムリーダーの、ヤーティさん!?」

ホワイト「…おしいです。ヒュウさん…。『アーティ』さんです…。」

例え、ヒュウがいつものように名前を間違えたとしても怒らずのんびりとした雰囲気で返してくれるのが、このヒウンシティのジムリーダーであり、市長であるアーティだった。

アーティ「うんそーだよー、ボクアーティ。
でね、この先だけど、怪しい人はいなかったよ。」

そういい、アーティは自分が来た暗闇の方を少し見てそう言った。

ヒュウ「そう…なのか…?」

アーティ「そうだよー。
プラズマ団についてはボクも警戒しておくよー。
それよりもここからでない?下水道はムシムシしているからね。」

そうお気楽な雰囲気のままで言いシャツの上部分をパタパタとさせた。

ヒュウ「……そっか。アーティさんたちジムリーダーは2年前にアイツらプラズマ団と戦ったんだっけ。…お前が教えてくれたように。」

ホワイト「そうです。…その時、アイリスさんも戦ってました。」

ヒュウ「まじで!?…う~む。それは信じられないな…。…あ!そうだ!これ!やるよ!」

そう言うと、ヒュウはバックからケースに入った大きなCDみたいなものを取り出し、ホワイトに渡した。

ホワイト「…これは…ひでんマシン!どこで手に入れたんですか?」

ヒュウ「ホミホミのコンサートに行って終わったあと、なぜかこれを三つ貰ったんだ。一つで充分だから、お前に二つやるよ!」

ひでんマシンは、冒険にあるとかなり有利に進める技をポケモンに教えられるツールである。…が、その分入手が難しく、それをヒュウがなぜ持っているか疑問に思ったが、ホミカさんがプレゼントしたとなると、納得がいった。

ホワイト「…とても貴重なものです…。ありがとうございます!!」

その言葉を聞くと、ヒュウは満足そうな顔を見せた。
…しかし、顔を逸らすと心の中にある黒い闘志を滲み出させ、恐らく言葉に出ていると気づかないまま言葉をしゃべっていた。

ヒュウ「…他のプラズマ団も必ず探し出すッ!
俺…ポケモン泥棒は許さないッ!絶対にッ!」

ホワイト「…ヒュウさん…。」

その握りしめた右手を震えさせ、歯に力を入れながら言っていた。

???「そこのあなた達!!」

ホワイト「!?」
アーティ「!?」

…しかしそんな雰囲気を気にしないように大きな声が響いた。

ヒュウ「誰だ!」

パチパチパチ
…と拍手の音が下水道の中を響かせ暗闇の中からゆっくりとした足取りで一人の男が現れた。
…研究の白衣、眼鏡、独特の髪型と青色の髪。その姿と体から滲み出ているようなオーラは、一度見たものを魅了させるようなそんな男だった。

????「プラズマ団相手にパートナーのポケモンの能力を引き出した、見事な戦いぶりでしたね!!
良い!!素晴らしくいい!そして面白い!!
なるほどです!!
フフフ…。
ハハハハハハハハ!!」

いきなり現れたと思ったら急に語りだし、そして一人で納得するかのように笑い出した。そして笑いながら、ヒュウとホワイトの横をすり抜けるように、一人歩いて行った。

アーティ「…。
今の…誰?」

あまりの急展開に、アーティもついてけず、ぼぉっとした顔をしていた。
2人も顔を見合わせぽかんとしていた。

ヒュウ「…知らない。ホワイト?お前色んな人知ってるだろ?わかるか?」

ホワイト「…わかりません。初めて、みる人です。」

アーティ「…まぁいいや。君たちはどうするの?ここでこのまま二人でポケモンを鍛えるのもよし。ジムリーダーであるボクに挑戦するのもいいかもね。
それじゃーねー。」

そういい、アーティもその場を後にした。…その場に残った二人は頭の整理がつかずただ棒立ちしているほかなかった。

ヒュウ「…なんだか、白けちまったなぁ。
変なおっさんが出てくるし。まぁ、お互いにジム戦、頑張っていこうぜ!」

ホワイト「…そうですね!」

そういい、無理やりにその場を収め二人は、どこかに後ろ髪ひかれる思いを持ちながらも、踵を返し下水道を後にした。



…Part4へ続く
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しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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