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【ポケモン Beautiful World】第十二話 成長2 Part3

メイ「…疲れた。」

書類にサイン、その他諸々の仕事を終え、そのあと『イチミ』さんが入れてくれた紅茶を飲み、『ミライ』さんが差し入れてくれたお菓子を食べ、『パソキチ』さんに睨まれながらジョインアベニューの外に来た。
…外の風を吸いたかった。
あの重苦しい事務所の中にこもっていたくなかった。
紅茶や、お菓子を食べたくらいで、気分は晴れるものではなく、むしろどんどん重くなっていった。
…ポケウッドの役者としての自分、
…ポケモントレーナーとしての自分、
…そして、新しくジョインアベニューの市長としての自分。
…2つだって大変だったことなのに、それが3つに増えた。
…とても気分が重かった。
これは色々とチャンスで、自分を磨く場であるのもわかっていた。…が、気分が重かった。

メイ「…あ、」

ふと、自分の持っているライブキャスターに目がいった。

メイ「…。」

ライブキャスターの操作画面を操作し、気が付いたら、ある人物に通話をかけていた。




ホワイト「…ライブキャスターに連絡?…相手は…メイからだ。」

ポケモンセンターの外に出たところで、ライブキャスターから連絡が入っているのに気が付いた。
…この前拾ったルリさんからだと思ったら、自分のライブキャスターにメイから連絡が来た。
…いつもライブキャスターに連絡を入れるときは、メールで一言くれるので、今日はなんだか

ホワイト「もしもし?メイ?どうしたの?」

メイ「こんにちは、ホワイト。ちょっとお話でもしようと思ってね。」

そういうメイの声には、いつもの様な元気がなかった。

ホワイト「そうなんだ。いいよ!話そう。」

メイ「…ありがとう。ホワイトは、最近どんなことがあったの?」

近くの場所に腰掛け、メイのお話に集中した。

ホワイト「えっとね、今ジムチャレンジでライモンジムのカミツレさんと戦う資格は手に入れたんだよ。」

メイ「…まずはおめでとうだね。…だけど、浮かない顔してどうしたの?」

ライブ・キャスターは、通常人の顔をみながら話ができるため、電話と違ってまた楽しい。

ホワイト「…実は、チャオが早い攻撃にどうしても怯んでしまって…。」

メイ「あ。…それは、仕方ないよね…。」

…メイも、チャオブーが昔右目を怪我していまみたいになったのを知っている。
だからこそ、このことを話せた。

ホワイト「うん…仕方ないんだ…けど、どうにかしないと、カミツレさんには勝てそうになくてね…。イルがいくら女好きだからって、一体じゃ厳しいし…。」

メイ「そうだね…ちょっと私も考えてみるよ…。」

そういい、メイは少し考える様子をした。

ホワイト「ありがとう、メイ。」

メイ「どういたしまして。それでこっちなんだけどね、」

そういい、メイが話を切り出そうとしたとき、ホワイトが言葉をつづけた。

ホワイト「それとね。メイ。」

メイ「あ、ハイハイ!!どうしたの?まだ何かあったの?」

メイは遮られた言葉で、自分が話すのを止め、ホワイトに会話を促した。

ホワイト「うん、実は遊園地で、ライブキャスターを一個拾ってさ…これなんだけど…。」

そういいホワイトは自分のライブキャスターに、拾ったルリのライブキャスターを見せた。

メイ「…!!?」

メイはそのライブキャスターを見たとき、凄い衝撃を受けた顔をし、思わず開いてる手で自分の口を塞いだ。

ホワイト「…拾って交番に届けようとしたら、落とした女の子が出てきて、仕事が忙しいから預かっててくれって頼まれてさ、たまに連絡も入れるからって言われて、確か、名前はルリって言ってて…。」

メイは目を大きく見開いたまま言葉を発せないようだった。

メイ「…。」

ホワイト「…?メイ?どうしたの?」

ホワイトも、メイの様子がおかしいことに気づき、言葉をかける…が、
反応はなかった。

メイ「…。」

ホワイト「!?あれ?もしもし!?メイどうしたの?もしもーし!!」

…気が付くと、メイからかかってきていたライブキャスターは、切れていた。
…ホワイトは、ただその場に呆然と座っていることしかできなかった…。





ホミカ「…ったく、忙しいッツーの!!」

タチワキジム、兼『ドガース』の事務所の部屋で、三人のメンバーは多くの書類を整理していた。
…それは、今度『ドガース』で開催される『イッシュ地方ツアーライブ』の企画書等々だった。
この前の『タチワキコンビナートライブ』が大成功をおさめ、今回の企画が立ち上がった。
勿論、そんな大がかりなことをするのであれば、当然入念な準備は必要で、メンバーもそれに追われてんてこ舞いだったが、心は決意とやる気に満ちていた。
よって、忙しい中だがメンバー全員の表情は明るかった。
…特にホミカのやる気は凄まじく、他の二人以上にやる気に満ち溢れ、仕事をこなしつつ、ジムリーダーもこなしていた。…その活力となっているのは、やはり…。

ルー「…おやおや、うちのホミホミ姫がお怒りだねぇ。」

クック「…やれやれ、こまったホミホミ姫だ。」

ルーとクックはお互いに仕事をしながら、少し顔を合わせそうホミカに言った。

ホミカ「だからテメーラ!!ホミホミ言うのやめろ!!
おまえらがそう言うのは、18回目だぞ!」

その一言に俊敏に反応したホミカは、直ぐに振り返り二人に怒りの言葉をぶつけた…が、半分もう諦めたような表情をしていた。

ルー「いいじゃん!!もうファン公認の言葉になってんだしよ!ホミホミ!!」

クック「…この前のタチワキコンビナートのライブで、どっかの誰かのプリンスが、大きな声で叫んでくれたからね。
『キャー!!ホミホミー!!』…ってね。」

ホミカ「どこのヒュウが、誰かのプリンスだこらぁ!!
…あとホミホミ言うな!!」

…ヒュウとまで言っていないのに自分から言い出すホミカの顔は、真っ赤になっていた。
そんなホミカの様子を見て微笑を浮かべた。

ルー「…所でホミカ、ちょっと休憩してきたら?
さっきからわたしたちばっかり休んじゃってなんか悪いよ。」

クック「そうだな、少し外の空気吸ってきた方がいいな。」

そう言いながらルーとクックはホミカの席に近づき、ホミカが座っている椅子を優しく後ろに引き、ホミカの大好きな炭酸飲料が入った缶ジュースを、机に置いた。

ホミカ「…ああ、なんかわりいな。
…じゃあ、ちょっと行ってくるわ。あと頼むわ。」

そういい、少し照れくさそうな表情を浮かべ、事務所を後にした。
そんなホミカの後ろ姿を見て、二人は笑っていた。

ルー「…最近、ホミカよく笑うなったね。」

クック「…それもこれも、あの青年のおかげか…。いいね。青春は…。」



…Part4へ続く
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テーマ : ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
ジャンル : ゲーム

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非公開コメント

改めて昨日はありがとうございますー

更新お疲れ様ですー
やっぱり、いいですね‼
これからも楽しみにしてます( ^ω^ )

Re: 改めて昨日はありがとうございますー

>シャルさん

わざわざコメントしていただけるなんて、感謝の極みです!!
はい!!頑張って書きますよ!!
プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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