【ポケモン Beautiful World】第十二話 成長2 Part5

ホミカ「…なんでアイツからこのタイミングで呼び出しなんだよ…!!」

先ほどメイに少しからかわれたことを思い出し、少し力を込めて通話に出た。

ホミカ「…くろぉらぁ!てめーのせいで、赤っ恥書いちまっただろうが!!
どうしてくれんだ!!」


ヒュウ「…もしもしホミホミ…ってええ!!
いきなりなんだよ!?俺なんかしたっけ!?
…いや、いっぱいしてるか。」

ホミカ「お前のせいで、メイに良い笑いもんだよ!!どう責任とってくれんだよ!!」

ヒュウ「…お、おう…。それは…その…すまなかった…。」

いきなり怒られたヒュウは、それに対してキチンと謝った。

ホミカ「わ、わかりゃあいいんだよ、わかりゃあ…。」

ヒュウ「…じゃあ、その埋め合わせということでさ、ちょっと俺の地面タイプのポケモン捕まえんの手伝ってくれないか?」

どういう理屈でそうなったのかわからないが、なぜかポケモン捕獲の手伝いをせがまれた。

ホミカ「……はぁ!?
なんでオマエのポケモン捕獲に、私が付き合って、それで埋め合わせになるんだよ!?」

ヒュウ「頼むよ!前お前が言ったとおりだった!!このままだと、次のライモンジムが勝てないんだ!
だからさ、リゾートデザートとか、下水道から入れる古代の抜け道とか、いろいろあるだろ?ちょっとそこに一緒に来てほしんだよ。」

…そう言えば、昔そんなことをヒュウに言った覚えがあった。
だとしたら、私にも責任があるのか…?

…いや、ないな。

ホミカ「んなもん、てめー一人でやれ!!こっちは仕事が忙しいんだよ!!」

ヒュウ「息抜きだと思ってさ!…ほら!行き詰った時は、なんか関係ないことやるといいって言うじゃん!!それに、またホワイト閣下から、最高のランチメニューを教わったから、それを披露するからよ…。頼むよ…。」

先ほど、自分がメイに同じようなことを言ったのを思い出し、少し苦笑した。

ホミカ「…前のツナサンド。」

ヒュウ「…ん?」

ホミカ「…前食わせてくれたツナサンドと、から揚げも、必ず入れてくるんだぞ!!わかったな!!」

人のふり見てわがふり治せ。
自分もメイと同じように、息抜きが必要なのかもしれない。…丁度ライモンには一度下見に行かないといけないから、丁度いいかもしれない。

ヒュウ「ありがとうホミカ!!恩に着るぜ!!都合がいい日と、待ち合わせ場所は、あとで俺にメールをくれよな!!ありがとう!!
じゃあ!!」

そう元気よく笑顔でヒュウはライブキャスターを切った。

ホミカ「……。」

少し心の中を整理して再び空を見上げた。
…そこには、雲が一つない快晴の空があった。

ホミカ「…ったく。あいつのせいでどんだけかき乱されてるんだか…。
でも…。」

そう呟き少し笑った後、とある人物にライブキャスターをかけた
…自分にはこれくらいしかできないが、メイには頑張ってほしい。
…私もがんばらないとなぁ。




ホワイト「はい、もしもし?あ、ホミカさんですか!お久しぶりです!!ヒュウさんとは…、」

メイにライブキャスターをかけてもつながらず、どうしたらいいかわからず途方に暮れていると、なぜかホミカさんからライブキャスターがきたので、ヒュウさんの事でも機甲かなと軽い気持ちで出たら、それが間違いだったと気づいた。

ホミカ「お久じゃねーよ!!お前、何してんだよ!!」

ホワイト「ええええ!!?」

ホミカ「お前、メイが泣いてたぞ!さっきライブでどんな話してたまではしらねーけどよ、女と子供を泣かすなんて、サイテーの男がすることだぞ!!」

…先ほどのライブで、メイにとても失礼なことを言ってしまったのだ…。
…何が失礼だったかわからなかったが、それはメイがなくほどの事だったのだ。
…それは最低と言われても、仕方ないことだと思った。

ホワイト「…そうだったのですか…。それはすいません。」

ホミカ「私に謝ってもしょうがねーだろ!!女はな、自分の話をきいてほしいとき、別の女の話されんのは、大嫌いなんだよ!!今すぐメイに謝ってこい!!」

ホミカさんはごもっともの事を言ってくれた。
…ホミカさんは、汚れ役を買ってくれたんだ。
普通、こういうことを人に言うのはとても良いものじゃない。
それでも言ってくれるということは、メイや自分の事を本気で心配してくれるからだ。

ホワイト「はい!!そうします!!ホミカさん、ありがとうございます!では、切ります!」

ホミカ「おう!!とっととメイに謝りやがれ!!サイテーホワイト!!」

その言葉を聞いて、ライブを切った。
そしてすぐにもう一度ライブキャスターをメイにかけた。

ホワイト「…頼む、出てくれ…!!」

とても長い間、待機音が鳴ったと思った。
その時、つながった音がし、画面にメイが映った。

メイ「はい、もしもし。」

心なしか、先ほどより声に元気があるような気がした。
何はともあれ、最初に言う言葉は決まっている。
…恐らく、これがメイを泣かしてしまった原因だろう。

ホワイト「あ!もしもし!!…メイ、さっきはごめんなさい…。君の話をきけなかった…。」

メイ「…うん、いいよ。別に。私もゴメンね。ちょっとホミカとお話ししていて、ホワイトのライブ出れなかった。」

ライブの表情を見る限り、そこまで怒っているようでなかった。

ホワイト「いや、僕の方がメイに酷いことをしたよ。だから、何か償いをさせてくれないかな?」

メイ「いいよ、別にそんなの。もう済んだことだしさ。」

ホワイト「そう…ごめんね…本当に…。」

メイ「…。」

…しばらく、沈黙が続いた。
何とも言えない間が続いた。

メイ「…なーにしょんぼりしているのよ!!本当に大丈夫なんだから!!
そうねぇ、それじゃあ、償って貰いましょうか?…フフフ!!」

そういうメイの表情は、悪戯めいた少し悪い表情をしていた。

ホワイト「…え!」

メイ「私が確かさっきライブを切る前に、チャオがピンチとか言ってたわよね?」

ホワイト「う、うん。言った。」

メイ「一緒に特訓をしましょう!チャオの弱点を克服しに!今すぐ!!」

その申し出は、ありがたかったが、とても意外だった。

ホワイト「…え!いいの!!」

メイ「丁度気分転換したかったのよ。だからいいの!!場所は、…ジョインアベニューとライモンから近い、リゾートデザートでしましょ!!ジョインアベニューで待ち合わせね!」

そう言ってメイは笑顔で指を立てた。

ホワイト「…う、うん!ありがとう!!メイ!!すぐ行くよ!!走って!今すぐ!!」

メイ「それじゃあ、アベニューで待ってるから、早く迎えに来てね!!じゃあ、一旦さよなら。」

そういい、メイは笑顔で手を振ってきた。

ホワイト「うん!!一旦サヨナラ!!」

そう言い、ホワイトもライブキャスターの会話を切った。

ホワイト「…よかった。…よし!!行くぞ!!デザート・デザートへ!!」

そう言いホワイトは先ほど給仕室で作った手作りお弁当を持って、リゾート・デザートへ向かって走り出した。




メイ「フフフ。」

ホワイトとのライブが終わったあと、少し嬉しそうな顔でライブキャスターを見ているメイがそこにいた。

メイ「…ホワイトが、来てくれる。
急いできてくれる。
…それに謝ってくれたし、フフフ♪」

そこにいたのは、もう重い表情をしたメイでなく、楽しみを焦がれる女の子だった。

メイ「さて、それまでに頑張って全部片付けますか!!
…見てなさい、パソキチさん。ポケウッド仕込みの仕事の終わらせ方を!」

そういい、メイは再びアベニューの事務所に戻るのだった。
力づよい足取りで。



…第十二話 成長2 END
スポンサーサイト

テーマ : ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
ジャンル : ゲーム

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR