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【ポケモン Beautiful World】第十三話 成長3 Part2

メイ「リオ!『はっけい』!」

ホワイト「チャオ!『突っ張り』!」

ルカリオ「カウカウカウカウカウカウ!」

チャオブー「チャオチャオチャオチャオチャオチャオ!!」

二体の格闘タイプが、それぞれの格闘タイプの技を出し合い、その場で打ち合いせりあっている。
しかしその隙にバニプッチ、ジュノピーは動いていた。


メイ「バニー、『凍える風』!!そして離脱!」

バニプッチ「バニー!」

ルカリオ「カウ!!」

メイの指示を受けるとルカリオの後ろに現われたバニプッチが『凍える風』を吹いてきた。
それに合わせるかのようにルカリオはその場から立ち去り、まるでチャオブーの前に突然凍える風が現れたようだった!

チャオブー「!?チャオ!?」

その鮮やかな奇襲に、チャオブーはたじろんだ。
それだけでジュノピーには十分だった。

メイ「タージャ、『蛇睨み』!」

ジュノピー「ノピー!」

少し離れた場所に待機していたジュノピーが隙を見せたチャオブーに向け『蛇睨み』を放った。
それは正確にチャオブーを捕えた。

チャオブー「!?チャオ!!」

ホワイト「!!チャオブー!」

ヤドン「…ヤァ!」

ヤドンの放った大きな欠伸が合図になったように、メイは張った目を一度閉じ、自分のポケモン達を一度手元に戻した。

メイ「…一旦休憩しよう。チャオブーも麻痺しちゃったし。」

ホワイト「…。」

その言葉に、ホワイトはまっすぐチャオブーを見つめた。
麻痺をして、動きが鈍くなっているとはいえ、チャオブーの目は闘志にあふれていた。

チャオブー「…チャオ!チャオチャオ!」

それでホワイトは全てを了承した。

ホワイト「…いや、続ける。お願いだよ。メイ。」

その意外過ぎる返事に、メイは驚いた。
そして問わずにいられなかった。

メイ「…どうして?どうしてそこまでして続けるの?
…明らかに早い奇襲気味の攻撃に対応できていないのに。
一旦ちゃんと休んで麻痺も直して、あたらめて作戦を立てたほうがいいのに…。
どうして?」

ホワイト「…それは…。」

ホワイトは口を開いたが、それを遮るかのようにメイは言葉を続けた。
まるでたまった思いを吐き出すかのように。

メイ「…明らかに、自分に合わない相手だってわかっているなら、別の得意な子を用意すればいいのに。
わざわざチャオに任せることはないのに、どうしてそこまでするの?」

…その訴えるような言葉を、ホワイトはしっかりと受け止め、噛みしめた。
そして一度目を閉じた後あけ、メイの元にまっすぐ歩き出した。
そしてメイの目の前まで行き、両手をメイの肩にのせた。

ホワイト「…メイ。」

メイ「…へ?へ?」

突然の事に、放心状態になりかけているメイに向かってホワイトは少し照れくさそうに言った。

ホワイト「…メイ、聞いてくれるかい?…実は僕も、ちょっと聞いてほしかったのかもしれないし。」

メイ「…う、うん…。」

チャオブー「…チャ、チャオ…。」

ホワイトはここまで麻痺しながら歩いてきたチャオブーを一目見た後言った。

ホワイト「…カミツレさん戦でチャオを使おうというのは、実はチャオの意志なんだ。」

メイ「…へ?そうなの?」

ホワイト「…うん。僕も最初、何かしら『地面タイプ』のポケモンを一体ゲットして、その子を鍛えて使おうと思ったんだ。…だけど、このジムに挑戦する前からチャオは、自分をどうしてもライモンジムで使ってくれって頼んできたんだ。」

メイ「…自分が苦手だって自分が一番わかっているのに、どうして!?」

ホワイト「…自分の苦手を、どうしても克服したいからだって。そう言われたんだ。」

その一言に、メイの目は大きく見開いた。

メイ「…。」

ホワイト「…僕はそれを尊重したいんだ。…本当なら、そんなことしない方がいいんだろうけど、チャオブー自身が、今までのバトルで僕がそういう素早い攻撃を仕掛ける相手から避けるように選出していたから、余計にそう思ったんだと思う。
…自分のそんな弱い所でみんなに迷惑はかけたくない。
…現に僕はチャオブーがこの弱点を自分自身で克服しようとしているのを、何度か見ているんだ。ボールから出して自由時間の時、一人で頑張っていたり。
…ヒュウさんの言葉じゃないけど、あの右目の傷を、本当に傷じゃなくて、男の勲章にしたいんだと思うんだ。」

メイ「…男の、勲章…。」

ホワイト「誰だって、良い所だけじゃない。悪いところだってある!
…だからこそ、自分は自分の弱い所から逃げないで、それすらも強みに変えて成長した!
それをチャオブーはしたいんだと思う!
そんなチャオブーを、僕は応援して、成長してほしい!!それが、僕の答えなんだ。」

ホワイトの言葉一つ一つが、まるで自分が今まで悩んできたものを溶かすような、そんな感覚に落ちいった。
自分がポケウッドでできる事、自分の弱さ、そして強さ…。

メイ「…自分の弱さから逃げず、それも強さにする…。」

そこまで熱く語り終えたホワイトは、自分が今メイに言い寄っている状況であることに気が付き、慌てて顔を赤くして両手を肩からどけ、一歩下がった。

ホワイト「…ご、ごめんね、ちょっと熱くなっちゃって…。
…けど、メイの言うとおりだ。少し考える必要はあるね。このままじゃジリ貧だし…。
ありがとう。僕たちのことを心配して言葉をかけてくれて。
僕もチャオも嬉しいよ!
…ということで、ちょっと時間を貰うよ。
チャオ、作戦タイムだよ。…ボクにいい考えがある。」

チャオブー「チャ、チャオ…。」

そういい、少し離れたところでホワイトとチャオブーは座り込み話し出した。
…そんな二人の様子を見ていると、自分が今やるべきことが、ハッキリとわかってくるようだった。

メイ「弱さを…強さに…。勲章に…。か…。」




ホミカ「…け!心配することなかったじゃね―か!…あの二人に関しては。」

ホワイトとメイがいる砂丘から、更に少し離れた場所に、ホミカは立っていた。
双眼鏡を使いメイとホワイトの様子を確認していたホミカは、二人のやり取りを見終わった後、そう悪態をついた。

ヒュウ「ホミホミー!」

そんな声を上げて、ホミカがみていた方角とは別の方角からハリーセンみたいな髪型の男、ヒュウが片手を大きく振りながらこちらに走ってきた。

ホミカ「だーかーらー!ホミホミ言うな!
…なんだ?」

ヒュウ「ゴメン!俺ここの奴より、やっぱり抜け穴のアイツの方が性に合いそうだ!
…だから、一緒に来てくれない?
一回ゲートで飯でも食べてさ。
それにヒウンシティに行ったら、とっておきのスイーツ教えっからさ!」

そういいヒュウは両手を顔の前に合わせ、頭を下げながらホミカの顔色を窺うようにそう言った。
そんなヒュウの様子を見た後、もう一度双眼鏡を使ってホワイトたちの方を見た。
…そこには、ホワイトがチャオブーと一緒にメイのポケモン達と戦い、そして見事打ち破っている姿が見えた。

ホミカ「…ったく、あいつらよりこいつの方が手がかかるな全く。
二色ミックスの、チョコトッピング苺ソースじゃなきゃ私はいかねーぞ!」

そう言い、少し拗ねた様子を見せ様子を伺うと、ヒュウは慌てたように話してきた。

ヒュウ「えー!それ一番うまくて一番高い奴じゃん!」

ホミカ「それ位、奢れよ!男だろ!?」

その言葉で、少し考えるような仕草を見せると、振り返り背を見せていった。

ヒュウ「…まー、ホミホミの為なら、なんとやらですさ。
さぁ!いちどゲートに戻って飯にしようぜ!」

そう言うや否や、ヒュウはゲートに向かってまっしぐらに走り出した!!

ホミカ「あ!まて!おいてくんじゃねぇ!あとホミホミ言うな!!」

そう言いホミカはヒュウの後を追いかけ走り出した。
…なんだ、私もなんだかんだで気分転換して今を楽しんでんじゃん。
走りながらホミカはそう思った。



…Part3へ続く
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テーマ : ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
ジャンル : ゲーム

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野望に向かって

青春してるねー(え
いや、やっぱりいいですね!
いろいろ感じるものが
ありますよ(^o^)/
特にホミホミとヒュウが
きになりまふ。

野望に向かって…は!かっこいい!!

>シャルさん

ホミホミ「ホミホミ言ってんじゃねェ!!」

ヒュウ「まーまーそういうなって、ホミホミ。
どうもありがとうな!!」
プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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