【ポケモン Beautiful World】第十三話 成長3 Part6

※信じられないくらい長くなりましたそれを踏まえたうえでお読みください※

前半ホワイトPartは、
『Just the Beginning』を流しながら、



後半メイPartは、
『君のそばで~ヒカリのテーマ~』を流しながら、



是非お読みください。
では、始まります。

続きは↓から
…エンブオーは咆哮した。
自分自身に喝を入れるため、
存在をアピールするため、
そして、この瞬間の為に全力で尽くしてくれた自分のトレーナーに報いるために!



ベル「そうか…。エンブオーに進化したんだ…!」

チェレン「…進化した君のポケモンの力、拝見させてもらうよ。」

2人の先輩トレーナーは、エンブオーの咆哮に聞き入りながら、その活躍をただ待った。



カミツレ「…エンブオー。それが君の最後のポケモンね。…いくわよゼブライカ!私たちの輝きを見せるわよ!電撃波!」

ゼブライカ「ブロロロロ!」

ホワイト「…ニトロチャージ!」

エンブオー「…ブオオオオオオ!」

咆哮したエンブオーのひげが一気に燃え上がり、その炎が全身を包みこんだ!
そして一度だけ、地面を大きく踏み全身を包みこんだ炎が一気に増大した!
そして下を向けていた顔をゼブライカに鋭く向け、一気に跳躍した!
その跳躍は凄まじく、電撃波などもろともせず、一気にゼブライカまでの距離を詰めた!

カミツレ「な!?早い!?」

ホワイト「いっけぇええええええ!!」

エンブオー「ブオオオオ!!」


重心が十分にのせられたその一撃は、ゼブライカの体を重く捕えた!

ゼブライカ「!!!?ブロロロ!!!」

その一撃を受けて、ゼブライカは吹き飛んだ!

カミツレ「ゼブライカ!?大丈夫!?」

ゼブライカ「…ブロ。」

ホワイト「…今の一撃の芯をずらすなんて…流石カミツレさんだ…。」

カミツレ「…流石にそんな攻撃を何度も何度も受けるわけにはいかないわね…。
そちらがスピード戦を仕掛けてくるなら、こちらは更なるスピードを手に入れるまで!!
ゼブライカ!『ニトロチャージ』連続で行くわよ!」

ゼブライカ「ブロロロロ!!」

その声にゼブライカは素早く足踏みをはじめ、スピードを高めだし、突撃を開始した!

ホワイト「…『突っ張り』!」

エンブオー「…。」

そのホワイトの指示を聞くと、エンブオーはその場で立ち止り、両手を合わせ、
そしてあろうことか、目を閉じた。



ベル「…え?折角ニトロチャージで加速したんだから、足を生かさないと!!」

チェレン「…ホワイト君、今度は何を考えているんだ。」



カミツレ「…!?何が狙いかしら?策略家さん!?ゼブライカ!構わないわ!ニトロチャージでどんどん攻撃しなさい!」

ゼブライカ「ブロロロロ!」

目を閉じそして手すらも合わせ攻撃する意思を見せないようにしているエンブオーに、ゼブライカはニトロチャージで突っ込んだ!

エンブオー「…エン!」

その時だった!
ニトロチャージでエンブオーに突撃したと思ったら、ゼブライカはエンブオーの元を走り抜けていたのだ。

ホワイト「…よし!」

カミツレ「…!?一体何が起きたの!?」



ベル「…なんで!?なんでゼブライカの攻撃が当たってないの!?」

チェレン「…これは面白いね、ホワイト君。」



カミツレ「…何度も『ニトロチャージ』を続けなさい!ゼブライカ!」

ゼブライカ「…ブロロロロ!!」

戸惑いながらも、指示を受けたゼブライカは再びエンブオーに向かい、突撃を開始する。
…しかし!エンブオーは変わらずその場に留まり、再び。

エンブオー「…エン!」

ゼブライカ「…ブロロ!?」

何度、何度来ても。

エンブオー「…エン!!」

ゼブライカ「…ブロロロ!?」

ゼブライカは、エンブオーに攻撃を当てることができない!!



ベル「え!?どういうこと!?『守る』をしているわけじゃないのに?え?」

チェレン「…よく見て、ベル。エンブオーは、ゼブライカの攻撃が当たる直前、『突っ張り』をほんの少し当てて、攻撃の軌道をずらしているんだ。」

ベル「…え!?…っだ、だって、『ニトロチャージ』でどんどん素早さは上がっているのに!?目はつぶっているのに!?」

チェレン「…それをやっているあの『エンブオー』が凄いんだ…。」

チェレンの言っていることが本当であるのならば、それはとても凄い事だった!



カミツレ「なんてポケモンなの!?こっちの素早さは磨きがかかっているのに…。
…だったら、ゼブライカ!距離を取って、『電撃波』!」

ホワイト「させない、『ニトロチャージ』!」

エンブオー「ブオー!」

一度距離を取って攻撃をしようとするゼブライカを、エンブオーは許さず、直ぐに全身に炎を燃え上がらせ追撃をかけた!
その素早い追撃にゼブライカは距離を取り切れず、それをもろにくらってしまった!

ゼブライカ「ブロロロ!!」

再び吹き飛びかけるも、その場に踏ん張り留まった。

カミツレ「踏ん張りどころよ!ゼブライカ!あのエンブオーは凄い輝いているわ!クラクラするほどに!!
だからこそ、私たちも最高の輝きであのポケモンとトレーナーに報いましょう!!」

ゼブライカ「…ブロロ!!」

そう言いこちらに向けるゼブライカとカミツレの目線は、とても熱いものを感じた。



ベル「…カミツレさんも、この戦いを真剣に挑んでる…。
…チャオー!ホワイトー!がんばってー!」

チェレン「…ベル…。」

心の底から応援しているベルを、チェレンは優しい目で見守った。
…この一戦は、ホワイトたちが勝っても負けても大きな成長になるはず。
しかしなんだ?この心の底から出てくる躍動は?



カミツレ「いくわよ!ゼブライカ!この一撃ならとめられないはずよ!
『ボルトチェンジ』!」

ゼブライカ「…ブロロロ!!」

ゼブライカは全身に電気を纏い、自分たちが最高に輝ける技で、戦いを挑んだ!
…それにホワイトとチャオは、全力で挑んだ!

ホワイト「…真っ向勝負だ、行くぞチャオ!
お前の得意技、『馬鹿力』だ!」

エンブオー「ブォオオオオオオ…!」


エンブオーは自分自身の髭の炎を限界まで燃やし、自分自身の体温を上げその力を限界まで上げ、その前身の力をその右こぶし込めた!
今まで見たことがないくらいに、エンブオーの右腕は熱く燃え上がっていた!
今までの最高の瞬間をそこにぶつけるため!
自分の成長の成果を、ここに示すため!

ホワイト「いっけえええええええええ!!!」

エンブオー「ブオオオオオオオオ!!」

ゼブライカ「ブロロロロ!!!」


二体のポケモンは咆哮し、それぞれの存在をかけた一撃に全てを超めてぶつかり合った!

炎と雷が混じり、その場で強力なフラッシュと煙が起きた!

カミツレ「こ、これは…!」

チェレン「…く!!」

ベル「…二人とも!!」

その衝撃は、ステージにとどまらず、それを見ていた観客にまで広がった!

観客たち「「「きゃあああああああああああああああ!!!」」」

そんな中でも、ただ一人、目をそらさずチャオの方をホワイトは見続けていた。

ホワイト「…大丈夫…。」

そしてやがて、煙が晴れ、ステージがみえるようになった。…そこにあったのは…。

カミツレ「…。しびれた……ハートがとろけるほどに。」

エンブオー「…ブォー。」

ゼブライカ「…。」

ゼブライカを下し、その陽炎の中に勝者の貫禄高く立っている、エンブオーだった。

エンブオー「…ブオオオオオー!!」

審・判員「…ゼブライカ!戦闘不能!
よってこの勝負、チャレンジャー『ホワイト』の勝利!」


観客「「「…きゃああああああ!!」」」

観客「凄いよね!あの右目に傷のついたエンブオー!」

観客「戦闘スタイルも、その場でとどまって確実に攻撃するっていう、なんかこうカッコいいしね!私あの子とあのポケモン応援しちゃおう!」

審判員の一言が言い終えた後、観客席から押見のない声と拍手が送られた!
その場で戦った一人の挑戦者と3体のポケモンを称えるために!



ベル「おめでとう!おめでとう!」

チェレン「…これは凄い。…また今度機会があったらぜひ手合せ願いたいね。
…それにしても、凄いねホワイト君は。」

そうか…自分はホワイト君とまたバトルがしたかったんだ。
だから、ここまでの躍動を…。チェレンはそう思った。

ベル「…うん、
チャオ、
レアコイル、
カメール。
みんなみんな個性が全然違う子たちなのに、それぞれの子の良さを最大に引き出すような、そんな戦い方と育て方をしているんだね…。
だけど、チャオ…よかった!ここまで成長してくれて!」

お互いに胸の中に思いを秘めながら二人はステージをみながら外に向かって歩き出した。



アクロマ「…なるほど。ホワイトはこうやって克服しましたか…。
これはもう一度確かめたくなりましたね…。こっちがこれだけの成長ですと、もう片方も楽しみですね!
…ハハハハ…。」

…一人の男が、それより早く会場を後にしているのに気付いたものは、会場の興奮のせいで誰もいなかったが。



ホワイト「…チャオ…。」

エンブオー「…。」

ホワイトはステージの真ん中で王者の如く立っているエンブオー、チャオに近づいて話した。

ホワイト「…ありがとう。君は今、その傷を勲章にすることができたんだ。
…もう堂々と胸を張って、一緒に旅をしていこう。」

そう言い、ホワイトはエンブオーに右手を差し出した。
…それを見たチャオ、エンブオーは飛び切りの笑顔で笑い、そしてホワイトの右手を両手でしっかり握り返した!

エンブオー「…ブオー!ブオー!」

ホワイト「…なんだ、急に大人っぽくなったと思ったら、チャオもまだまだ子供じゃないか!フフフ!
ハハハハ!」

エンブオー「ブオー!ブオー!」

2人は笑った。心の底から自分たちでつかんだ勲章を称えるために。

ホワイト「…ハハハ!…ん?」

その時、ホワイトの腰のホルダー、いや、カメールのボールが光っていることに気が付いた。

ホワイト「…『ゼニ』のボールが輝いてる…なんだろう…。」

気になりボールからカメールを出した。
…するとそこには、目映く光るカメールの姿があった!

ホワイト「…こ、これは!…進化!?」

カメール「…メ、メェ…。」

レアコイル「「「リリリリ!!!」」」

その少し苦しむカメールの声に誘われてかわからないが、もう一つのボールから『レアコイル』まで出てきた。

ホワイト「『イル』まで出てきて…。」

その時だった!
光が一気に集約し、飛び散った!
…その時、その場にいたのはカメールではなく、別のポケモンだった。

カメックス「ガメー!!」

ホワイト「…カメックスに進化した…。」

カメックス「…カメ?」

カメックスは、自分が進化したことにまだ疑問を抱いている、そんな表情だった。

カミツレ「もう……。
あなたってば予想以上にステキなトレーナー。
ホレボレしちゃうファイトスタイルになんだか感激したわ……。」

空気を呼んで少し下がってその様子を伺っていたカミツレさんが、こちらに近づいてきた。
その表情は素晴らしく充実したものになっていた。

ホワイト「カミツレさん…。」

カミツレ「そのステキな仲間の力をあなたがひきだして、お互いに輝くからこそ今みたいな痺れるファイトスタイルができるのね…。
そんなあなた達に、これを……。」

そういい、カミツレは腰のあたりから一枚のホルダーを出し、それを開けた。
…そこには、小さいながらもとても大きな輝きをもったものがあった。

ホワイト「…ボルトバッジ!」

カミツレ「…ボルトバッジを含め4つのバッジがあれば
人と交換したポケモンでもレベル50までならあなたに素直になります。
…それとこれはわたしの好きな技……よければあなたも使って。」

そういい、ケースに収められた大きめなCDロムみたいなもの…
つまり『わざマシン』を渡した。

カミツレ「その『ボルトチェンジ』はね、相手に攻撃したあと他のポケモンと入れ替わるの。
もっとも他のポケモンがいないときはそのままだけど……。
そのレアコイル君にぜひ使ってあげてね!」

ホワイト「はい!ありがとうございます!!」

カミツレ「ふふ、どういたしまして。
…太陽と月ではなく、太陽と太陽ならそのまぶしさは無限大!
わたしはポケモンとそんな関係になりたいの!
…あなたはアナタのやり方でそれを実現しているわ!
良いバトルをありがとう。」

そう言い終えた後、二人は握手を交わした。
その握手に合わせ、観客席から一斉に声が上がった!

カミツレ「さぁ!!素晴らしい勝利を掴んだチャレンジャーとポケモンたちを、皆で称えましょう!!」

そういい、カミツレはホワイトの手を取りステージから出口まで歩き出した!
見事チャレンジに成功したホワイトとポケモンたちを祝福する声が、押見もなく上がった!

観客たち「「「「キャー!!!!」」」

観客C「素晴らしいバトルをありがとう!」

観客D「あなた達のこと、応援しているわよ!」

ホワイト「…ありがとうございます!ありがとうございます!」

エンブオー「ブオー!ブオー!」

カメックス「ガメー!ガメー!」

レアコイル「「「リリリリリリリ!!リリリリリリ!!!」」」

エンブオーは咆哮し、カメックスはそれを真似するかのように咆哮し、レアコイルは片っ端からそこらじゅうを浮遊しつづけた!

ホワイト「こら!『イル』!
あんまりお客さんに悪さしちゃダメ!」

レアコイル「「「…。。。」」」

そうしてジムの出口までつくと、カミツレは手を離し、笑っていった!

カミツレ「…それでは、あと4つのジムチャレンジ頑張ってね!私、応援しているから!…あなたなら、フキヨセの彼女も…。」

ホワイト「…?」

カミツレ「あ!嫌なんでもないのよ!それじゃあね!気を付けて帰るのよ!」

ホワイト「はい!」

そんなやり取りをし、興奮さめぬまま、ライモンジムを後にした。




ベル「おうい!ホワイト君!」

外に出ると、そこには、チェレンとベルが待っていた。
…どういうわけか、ポケモンが何体か準備されているようだった。

ホワイト「あ、チェレンさんと、ベルさん!こんにちは!」

チェレン「君のジム戦見させてもらったよ。とてもいいバトルをするようになったんだね。」

ベル「さぁ!行くよお!私たちのポケモンに乗って!」

ハーデリア「バウバウ!」

コジョント「コジョ!」

ケンホロウ「ホホ!」

チェレンが形式的に言葉を交わすのを聞くや否や、ベルは待機しているポケモンたちを指さしそう言った!

ホワイト「…え?どこに行くんですか?」

ベル「決まってるでしょ!!ジョインアベニューだよ!今日はアベニュー開業の日だよ!会いに行くんだよ!メイちゃんに!」

ホワイト「あ!」

その一言で、全て理解した。
…この人たちは、僕の為にここまでしてくれたんだ。…ボクのため?
…わかっている。僕は…メイに…。
それを知ってるからこそ、ここまでしてくれるんだ。

チェレン「…ポケモンは移動している最中、僕たちのアイテムで回復させるから、行くよ!」

ホワイト「…あ、ありがとうございます!!」

ベル「いいっていいって!さぁ!行くよ!」

ホワイト「はい!!」

そう言い、ホワイトたちは用意されたポケモンたちに乗り込み、ジョイン・アベニューを目指した。
彼女に会いに行くために!




パソキチ「…。」

パソキチは事務所の自分の仕事机で、少しぼうっとしていた。
目の前には、仕事の山が待っていた。
裏方の仕事だ。パソコン関係の。データ収集と、まとめの仕事だ。
だが、今それを放棄し、ボーとしていた。

ミライ「こら!パソキチ!ぼけっとしてないで仕事だよ!」

パソキチ「…あぁ。すまない。」

同僚の同い年の男、ミライに言われて、やっと少し意識が戻った感覚になった。

イチミ「凄いよね!メイ市長!!こんな企画をこのアベニューの開催日に合わせてやっちゃうなんて…お客さんが当初の予定の2倍は来てるよ!」

そういい、興奮しながら、同僚の女、イチミはパソコンを叩いているのを横目に流した。

ミライ「ああ、
…あの年でこれだけの人間をここに呼び寄せてイベントを起こせるのは、普通じゃない…。
上司の勘は、案外あたっていたってことだね。」

そのミライの一言で、
やっと自分の頭の中にうずいていた霧が、晴れるような感じになった。

パソキチ「あの子は今、こういう形でしっかり結果を残した…。人が見ていない所で、人一倍頑張って…。
…ああ。俺…あの子に、酷いこと言っちゃったんだなぁ…。
謝らないと…。」

心の底から感じた。
俺は、仕事ができない人間はゴミ以下だと思っていた。
当然あの市長もそうだと思った。
…だが、それは違った。
こういう形でしっかりと結果を残し、想像の遥か上をいく業績を残した。
…だとしたらそれはもう人だ。
ゴミじゃない。
だとしたら、人間にそんな言葉をかけた俺は、悪魔じゃないか?
だったらちゃんと謝らないと、それが人間のすることだ。
…畜生!俺は見てしまった!
あの子が、裏で泣きながら、それでも笑いながらこの街のため働く姿を!

イチミ「お!」

ミライ「パソキチが、そんなこと言うなんて、今日はこのあと大雨かもね!」

そんな俺の呟いた一言に凄いくいつきで二人は反応し、こちらをじぃっとみてきた。
…ああもう!この仲間は頼りになるが、こういうのが苦手だ!

パソキチ「う、うるさい!!自分の懺悔をして何が悪い!!
自分のミスを認めないより、よっぽどいい!
仕事が一杯あるんだろ!さっさと行こうぜ!われらが市長のオープン企画、絶対に成功させるぞ!」

そう言い、今まで放棄していた仕事に取り掛かることにした。
畜生!やってやんよ!どこまでもついてってやんよ!
われらが有能たる市長の為に!

イチミ&ミライ「「おお!!」」

そういい、三人は事務所で仕事に没頭した。
…アベニューの入り口には、『ジョインアベニュー開業!!』という字の隣に、
『タチワキ特別祭』開催と書いてあった。
それがメイの提案し、実行したことだった。




子どもA「あー!ハチクマンだー!」

子どもB「握手して―!」

ハチク「ジョインアベニューで、わしと握手!!
…ってこら!足をけるな!」

子どもC「ハチクマン、せいばいばい!!」

ジョインアベニューの一角に設けられた、ポケウッド特設会場。
ここには多くの子供や家族連れがいた。理由は、ここでポケウッドで昔、そして今活躍している役者が集結し、それと簡単な交流をすることができるからだ!
『ハチクマンと握手!』から、
『ジュジュベ様のサイン会』など、映画ファンなら勿論、簡単な映画を作ろう!というコーナーや、コスプレ、特別映画上映など、ポケウッドが総力をかけて用意したものが揃っていた!

若い青年A「ジュジュベ様!こっち見て笑って!」

若い青年B「私めを、私めをののしってください!!」

ナツメ「ハイハイ!順番ね!!」

ジュジュベの衣装をまとったナツメも、この会場のコーナーの一つを仕切る存在だ。
多くのファンの要望に応える。
それが仕事だった。
…しかし、その数に驚いた。

ウッドウ「ナツメちゃん!お疲れ!ちょっとこっち来て休憩しなさい!」

そういい、ウッドウさんが現れ休憩を促してくれた。
正直ありがたい。
ファンとの交流は楽しいが、かなり疲れる部分もあるのだ。休憩はありがたい。
…それに、これから行かなくてはならない場所もある。

ナツメ「はい!ありがとうございます!
ということで、私ジュジュベは、暫く休憩してきますわ。」

そういい、余所余所しくお辞儀をすると、周りのファンが一気に歓声を上げた!

若い青年たち「「「「ハイ!かしこまりました!」」」」

そんな濃い空間をナツメは後にした。



ウッドウ「お疲れ様、ハイ飲み物。」

そういい、ウッドウさんから飲み物を渡された。
ナツメは返事をするより前にその飲み物を一口口に含んで喉を潤した後、返事をした。

ナツメ「…ありがとうございます。…凄いですね…。
ライモンとヒウンが近いからですかね?」

ウッドウ「そうかもしれないけど、それをここでやろうと言い出したのは、メイちゃんなのよね。
…凄いわ。ふつう、思ってもできないわよ…。」

そういうウッドウさんの表情は、どこか楽しそうなものをしていた。
まるで、待ちに待ったイベントが開催される!と喜ぶ子供の様な顔を!

ナツメ「そういうウッドウさんも、その話をきいてすぐにそれを実行するだけの行動をするなんて、さすがですよ。」

ウッドウ「うちのポケウッドの人気役者が言ったことなのよ!信じなくてどうするの!
…それに私も面白そうに思ったからね!
こういう機会がほしかったけど、中々なかったし。
私たちポケウッドだけじゃなく、ドガースや、港、タチワキシティの全体の企業が全部招待されているから、子供から家族、そしてコンビナートの関係企業まで来ている…。
…まぁ、メイちゃんじゃなきゃできないわね。
あの子、タチワキで顔が広いから。」

…ウッドウさんは、そんな才能を持つ子、メイちゃんを発掘し、ここまで育ててきた。
…いや、育てたのは私なのかな?
ある日『一から八くらいまででいいから、この子に役者のイロハを教えてあげなさい!』と言われた日が懐かしい。
…メイちゃん。そう言えば…。

ナツメ「…もうすぐ市長挨拶ですね。」

そう言う私の表情を見て、笑顔でウッドウさんは言った。

ウッドウ「ナツメちゃんも、挨拶の時呼ばれてるんでしょ?
衣装とお化粧直して早く行ってらっしゃい!」

ナツメ「はい!」

…私も、この人に才能を発掘された身として、やっぱり適わないな。
そう思いながら、化粧室に向かい、市長挨拶の来賓として向かった。




…ここは、港のブースだ。
タチワキは、大きな港がある町として知られている。
その港で取れるものや、貨物品など、港に関連するものが多く展示されている。
…そのスペースの一角で、ちびっこが集まるところに、あの人はいた。

ホミカパパ「いいですか!!船というのは、浮力を利用して浮いていまして…ってこら!!
あまり模型の船に水をかけてはいけません!」

子どもC「ちんぼつごっご♪」

子どもD「ちんぼつするー!ちんぼつするー!」

ホミカパパ「あんまり縁起でもない遊びをするもんじゃありません!船というのはですね、命がけなんですよ!」

子どもC&D「「はーい!」」

ホミカパパ「分かればよろしい!
良い子にはご褒美のシュワシュワキャンディーを上げましょう!
子どもにはこれが一番です!」

子どもC「わー!ありがとう!船長!」

子どもD「船長かっこいい!」

ホミカパパ「いいですか!敬礼はこう!ぐーでするのです!!」

子どもCD「「はーい!!」」

…以外にも、子供あやしが上手で、多くの子供がお父さんお母さんがいないこの時間を、退屈しないで過ごしている。
…もともとホミカパパは、ここに来るつもりはなかった。…が、ホミカが、
『明日からライブ公演だから、飯作っておかなくていいわー。』
と言ったとき、
『なんです!?でしたら私もついていきます!最初位!』
と言い、
『いいけど、ライブにはくんじゃねえぞ。邪魔だから。』
と言われたので、仕方なくここで子供をあやすことにしたのだ。
意外にも、ブースの方からも好感触でこの場所を任せられたので、非常によかった。

子どもA「船長さんかっこいい!」

ホミカパパ「ありがとうございます!そんな君にも、ほら、シュワシュワキャンディーを!」

子どもA「ありがとう!船長さん!」

そう色んな子供をあやしていると、一人の子供がキラキラした目でこちらを見てきた。

子どもB「あのー船長さん、船長さん。」

ホミカパパ「ん?どうしたのかな?」

子どもB「どうしたら、船長さんみたいにかっこよくなれますか?」

…その子供の目は、とても純白に輝いていて、けがれていない。
…ただの飴欲しさに来た子供ではなく、本気でこんな私がかっこよくみえ、そう言っている眼であった。
…そう言う子には、こういう風にするのが一番だと思い、自分の膝をたたんで目線を合わせ、頭を優しくなでながら言った。

ホミカパパ「…自分の夢をあきらめず、失敗しても勝つまで挑戦を続けることですよ。
…はい、君にはシュワシュワキャンディーを二個上げます。」

そう、自分に、そして娘に言う気持ちで。




ホミカ「みんなー!おつかれー!」

ファン達「「「おつかれー」」」

そしてジョインアベニューの外に急きょたてられた簡易ライブ会場も、大いに盛り上がっていた!そこには多くのファンが集まり、会場は熱気に満ち溢れていた!

ホミカ「本日ドガースの記念すべき『イッシュ一周ライブツアー』の第一回を、この素晴らしい『ジョインアベニュー』で開催できたことに感謝だぜー!
なんたって、こんなに沢山の皆と、音楽を楽しむことができるんだからな!」

ファン達「「「「キャー!」」」」


ヒュウ「キャー!ホミホミ様ー!」

フタチマル「タチー!」

ハトーボ「ポッポー!」

モグリュー「モグー!!」

ホミカ「ゴラァ!
ファンクラブ会員ナンバー0番!兼ファンクラブ会長!
ハリーセン頭!!静かにしろぉ!
…あと、ホミホミ言うなぁ!!」


…確かに、ファンクラブ会員ナンバー〇番をくれてやったのは、私だ。
…だが知らない間に、ファンクラブ会長になってるっていうのは、本当に驚いた。

ヒュウ「…所で、ホミホミ、この『モグるぜ』をみてくれ。
…こいつをどう思う?」

ファンA「会長ふざけすぎだー!!」

ファンB「また暴走が始まった!」

ファンC「無視して早く始めましょうよ!」

他のファンとの交流もよく、しかもこのボケがある意味形式化している所まで、あのハリーセン頭はもう活動している。…それが何だかうれしく、そして腹が立った。
だから、ちょっとシカトしてやることにした。

ホミカ「あんな馬鹿な会長はほおっておいて、今日は皆、私たち『ドガース』の音楽を楽しんでってくれよな!」

ファン達「「「おおおおおおおおおお!!」」」


ヒュウ「っておい!みんなでシカトすんなよ!」

ホミカ「それじゃあ、一曲目!『ぶっとびんぐ!!』いくぜー!」

ファン達「「「「きゃあああああああああああ!!」


…間違いなく、あいつも私たちの音楽に必要な存在になり始めている。
…私が失敗を恐れないでいられるのも、強気で頑張れるのも…。
そんなことを少し思った後、いつも通り最高に乗ったライブを始めた!




~(以下、テレビの様子)~
ルッコ「本日、ライモンシティ郊外に存在する、『複合交流町 ジョインアベニュー』が開業しました。
開業から3日間の特別イベントとして、『タチワキ特別祭』が開催されております。
初日の今日は、開業と同時に非常に多くの来場者で賑わいを見せております!
では、早速来場者からの言葉を聞いてみましょう!
…本日はどのような目的でここに来られましたか?」

?????「オイラはポケモンの育成に必要なものが揃うって聞いたから来たんだが、予想以上に便利なモノが一杯あって、嬉しいぞ!こりゃ毎日通うかもしれない!」

ルッコ「ありがとうございます!!
そのほかにも、家族連れや、若いカップル、企業関係者などなど、非常に多くの層の方が集まっているのが特徴です!
また一つ、イッシュに新名所ができたと言っていいでしょう!
それでは、これからこの『ジョイン・アベニュー』の市長に抜擢された、ポケウッドの人気女役、メイさんのご挨拶が始まりますので、カメラをそちらに回します!」

メイ「…みなさん、本日はこの『ジョイン・アベニュー』にお越しいただき、ありがとうございます!
…本日ここに華々しくもにぎやかな開業を行えたのも、皆さんのお力添えがあったからこそです。
今この場をお借りして、お礼をさせていただきます。
本当に、ありがとうございます!」

客「いいぞー!メイちゃーん!」

メイ「…私はとても弱い人間です。
経験もなく、皆さんほど仕事もできず、多くの人にご迷惑をかけてしまう。
…そんな毎日をしています。
そんな私が市長としてやっていけるのも、皆さんの力があってこそです
このご縁を大事にして、この施設に来ていただいたより多くの人に、楽しさと便利さを提供できたらと、思います!
どうかこれからも、この『ジョインアベニュー』をよろしくお願いします!
…以上で、市長の言葉を終わりとさせてもらいます。
ご清聴ありがとうございました。」

ルッコ「…素晴らしい言葉です!みなさんも、ぜひこの『ジョイン・アベニュー』に一度いらしてください!
…それでは、カメラをスタジオに戻します!」
~(以上、テレビの様子)~




ルッコ「すごく良かったよ!メイ!」

メイ「ルッコ!ありがとう!ルッコは、今日ここの取材?」

ルッコとメイは、楽屋の通路で話をしていた。
…もともと二人は幼馴染で、中もよかった。そんな2人が、この狭く大変な業界にいれば、自然と仲良く話すものだ。

ルッコ「まぁそうかな?ホミカもライブ頑張っているみたいだしね。」

メイ「うん!みんなのおかげで、今日は凄い盛況しているよ!ありがとう!」

お互いに疲れを抱えるが笑いながらそれを吹き飛ばし、仕事をしていた。
どちらも大事な仕事であることには変わりなかった。

ルッコ「私はただ、仕事をしているだけだよ。
だけど、当初聞いていた話より、人がすごく多くて驚いちゃった!
凄いわね!これもメイの頑張りの賜物なんでしょ?」

それは事実だった。ルッコが最初効いていた話だと、ここまで規模の大きい事ではなかったと思った、
が、実際はもう一つのでっかいテーマパークができたんじゃないかって位、人が集まり、その集まった人のため更に人が集まるという、プラスの連鎖が起きていた。
…その原動力となったのは、今目の前にいる友人なんだから、今だ信じられない。

メイ「そんなことないよ!今日集まってくれた皆さんが頑張ってお蔭だよ!私はそれを集めただけだもん。ありがたいことだよ。」

それが誰にでもできないから、凄いのだと、思った。

ルッコ「…メイは凄いよね!…うん!ホミカと違う凄さがある!
なんていうかな…こう、女役の演技も凄いんだけど、人ができないやらないようなことをやれるっていうか、痒い所に手が届くっていうか…。」

それがリポーターをして多くの人を見ていた自分の思ったことだった。

メイ「そんなことないよ!ルッコだって凄いじゃん!
リポーターや、歌、テレビの仕事何でもやるよ!」

それは、皆が私にそういう仕事をくれるから。…私の実力かは、わからない…。

ルッコ「私ができるのは、そこまでだよ。メイみたいなことはできないよ…。」

メイ「もう、褒めたって、何も出ないよ。」

ルッコ「そうだね、ハハハ。」

そう少し笑った後、沈黙が続いた。
なんともいえない空気が流れた。
…わかっていた。メイと私が今競っているものが、多くあることを。

メイ「…あのね、ルッコ。」

ルッコ「…何?メイ?」

その沈黙を破るように、メイは口をあけ、力強く言った。
…その瞳には、今まで見たことがないような力が宿っていた!
…もしかしたら、もう昔みたいなただの友達には戻れないかもしれない。
…だけどいいんだ。これが私たちの望んだことだから。

メイ「わたし、あなたには負けないから!私は私なりのやり方で、頑張るから!」

ルッコ「…望むところよ!」

その勝負、引き受けた。
私が勝つ。絶対に!!

メイ「あ、ゴメン、ちょっとライブキャスターが…はい!」

ベル「メイちゃん!お疲れ!!今ね、私たちジョインアベニューに来たの!
ホワイトとチェレンと一緒に!よかったら会わない?」


メイ「はい!勿論です!では、入り口付近の裏口付近に…あ!場所わかります!じゃあそこで!ハイ!ではまた!」

そういい、急にかかってきたライブキャスターを切って、メイはこちらを見た。

メイ「…ごめんね、ルッコ、私ちょっとある人にあってくるから、じゃあ!」

そういい、手を振りながらメイは去っていった。

ルッコ「うん、じゃあ!
…。」

そんなメイの後姿を見ながら、自分でも気づかないうちに呟いていた。

ルッコ「…私が最初に見つけたんだよ。私が勝ってみせる!」




ジョインアベニューの入り口に到着した僕たちは、そこで指定された場所。
つまり事務所に入る裏入口付近でメイを待っていた。
途中ベルさんがメイにライブキャスターをかけたようで、すぐ来るとのことだった。
案の定、笑顔で手を振りながらメイがこちらに走ってきた。

メイ「ホワイト!ベルさん!チェレンさん!」

ベル「ほら!ホワイト君、行ってきな!!」

そういい、ベルさんはボクの背中を、メイ目掛けて押し出した!

ホワイト「うわぁ!」

かっこ悪くも転びそうになり、それをメイが支える感じになってしまった。
…情けない。

メイ「あ、大丈夫!?」

ホワイト「う、うん。ありがとう。…えっと、メイ。」

心に決めていたんだ。
次にあったら絶対言おうって。
メイが疑問を持ったような、そんな目でこちらをじっと見てきた。

メイ「ん?」

ホワイト「色々とありがとう。そしてお疲れ様。凄いと思うよ。これは。」

…つい、照れくさく目を合わせないように目をそらしてしまった。
そんな様子を見てか、メイは上機嫌な顔になって、口元をゆるませた。

メイ「ふふふ~♪ホワイトに褒められた~♪」

ホワイト「な、何嬉しそうに…。」

メイ「うれしいんだも~ん!どう?
すごいでしょ?私の力も微力だけど、この街を初日ここまで集客したんだよ!」

得意そうにエッヘンとするメイ。
…だけど、これは本当にすごい事だった。

ホワイト「うん、凄いよ。僕じゃできなかった…。」

メイ「そういうホワイトも、ここにこんな早く来たってことは、ジムチャレンジ成功したんでしょ?
やっぱりあの特訓でチャオが自分の戦闘スタイルつかんで、進化したのがよかったの?」

ホワイト「…うん、あの戦闘でチャオが自分のペースでその場にとどまりつつ、いなして戦うことを覚えて、あと進化したのは大きかった。
…特訓の時みたいに、麻痺、砂嵐、高速連携攻撃と比べたら、チャオも大分落ち着いてやれたみたいだし。」

…今考えると、あの特訓は全てメイが思案したものだった。
それに対応するようにした結果、チャオは成長し、僕たちは強くなった。
…僕はメイに、一言で表せないほどいろいろしてもらっている。

メイ「そりゃね!あれだけ悪い条件で慣れちゃえば、ジム戦なんて楽勝でしょう!」

ホワイト「…うん、楽勝だった。…本当にありがとう。
…これ、お腹すいてると思って。」

そういい、今朝ジム戦をする前に作った、お弁当の入ったバスケットをメイに差し出した。
それを見たメイは驚きながら、そして嬉しそうにそれを受け取った。

メイ「ありがとう!ふっふー♪」

そんな嬉しそうなメイは、つかれながらもきれいな顔で、こっちをじいっと見ていた。

ホワイト「…な、なんですか?」

またバツが悪い気がして、目線を逸らした。が、それにあわすように、こっちを見てきた。

メイ「私今最高に気分がいいから、ひとつ教えてあげるね!」

ホワイト「何を?」

メイ「この街に来る前にかけた、『ベル・チェレン・ブラックさん達が最初の街に行くまででに、誰が一番ポケモンを捕まえられる勝負に勝ったか?』を。ホワイト知りたがっていたでしょ?」

ホワイト「…あ!うんうん!知りたかった!
で実際はどうなの?」

そう言うと、メイは目線でベルさんとチェレンさんに確認をとった。

ベル「いいよ、言っちゃって。」

チェレン「…問題ないさ。」

許可も下りたところで、メイは得意げに話し出した。

メイ「ホワイトは確か、ブラックさんが一番だって予想したよね?」

ホワイト「うん。…違うの?」

そこでメイは、悪戯染みた表情で少し笑っていった。

メイ「違うんだなぁ。それが。
一番はチェレンさんで、次がベルさん。ブラックさんは、一匹も捕まえなくてビリだったんだって。」

あまりに意外な言葉で、正直に驚いた。

ホワイト「…それは、意外だね。」

メイ「それには理由があって、ブラックさんは、自分の貰い立のポケモンと仲良くなるために、他のポケモンを更に捕まえないで、親睦を深めたんだって。
…そのおかげで、最初のジムで苦手なタイプが出てきてもそのポケモン一匹でなんとかなったんだって!」

その話をきいて、なんだか引っかかる感じがした。

ホワイト「…あれ?それって…。」

メイ「うん!今聞くと、なんだか今のホワイトに凄い似てるなって!
もしかしてホワイト、ブラックさん並みに成長したってことなんじゃないの?」

そういい、メイはボクの胸に人差し指を当てて、笑ってきた。
…その表情を見て、僕はとても安心した。
やっぱり、僕はメイを。

ホワイト「そ、そりゃないさ!」

そこまで言ったところで、メイはボクの右手をしっかりつかんで、引っ張った。

メイ「さぁ!そんなことより、折角美味しいご飯貰ったんだから、一緒に食べよう!
事務所でのご飯っていうのも、オツだよ!」

ベル「じゃあ、私たちは、」

チェレン「お暇しますので。」

その一言が合図となったのか、ベルさんとチェレンさんはその場をそそくさと後にした。

ホワイト「ハイ、それでは…ってええ!?」

メイ「ほら!行くよホワイト!」

そうして、僕はメイに手を引かれ、事務所に向かった。
…今考えると、冒険を始めたときと比べると、
想像もしていないようなことをいっぱい経験した。
だけど、この女の子を助けたのが、僕で本当によかった。
素晴らしい世界…ふと、そんなベルさんが言った言葉が頭に浮かんだ。
一人でやるより、二人で頑張る方が、素晴らしい世界ができる。
その相手が、メイなら…

…ふと、そんな風に思った。






…熱気あふれる会場の外で、一匹のコアルヒーが、その熱気に誘われるようにさまよっていた。
…その姿は、とても汚れていて傷ついていた。

コアルヒー「…ク、クパア。」

子どもE「ままー。この子迷子のポケモンみたいなんだけど…。」

母「あら本当ね。ちょっと迷子センターまで連れて行きましょ。」

子どもE「うん!」



…第十三話 成長3 END
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テーマ : ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
ジャンル : ゲーム

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No title

初めましてー、ついったでたまーにリプ送らさせてもらってる、グルメ旅行をしてみたいシオルという者です。
最近になって最初から読み始めて、やっと追い付きました……w
にしても今回は長かったですねw 個人的にホミホミパパのあのイケメンな台詞が好きです!
あとヒュウさんの「モグるぜ」、すごく……強そうです…

Re: No title

>シオルさん

おお!お久しぶりに拝見します(^_^)/
…具、グルメ旅行は、ある程度お金と行動できるようになってからでないと、やはり厳しいですかね…。
今回長くてすいませんでした!<m(__)m>

…ホミホミパパは、時に暴走して、「私は役者になるのです!」みたいなことを言い出しますが、
僕の中では非常に良い父親だと思います。
少し変わっていますが、娘に何をして、どんな言葉をかけたらいいかというのが、
的確にできる人という感じですかね?
あのセリフも、自分とホミカの経験、そしてヒュウと少し話したときの思いが重なって、
自然とこんなこといいそうだなー。って言うと思いました。
…まぁ、自分は炭酸系苦手なので、あの飴玉はほしくないですねwww

モグるぜと、ヒュウのあのセリフに反応してくれる方がいたとはwww
ホミカと一緒に捕まえた子なので、きっとあの子一体でライモンジムはクリアできると思います!
…というか、それでクリアしないとヒュウが積んでしまうのですけどねwww
プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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