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【ポケモン Beautiful World】第十四話 ヒュウ Part4

ホミカ「…なんだよ。こりゃ…。」

ホミカはヒュウたちが走った方向を追いかけた。
…そこには船があった。
…私は親父の仕事の関係上、小さい頃よく船を見に行くことが多かったからわかる。
…これは船であって、船じゃない。
何か別の目的があって作られたんだ。
…それに、どうして船がこんなに冷たいんだ!?
ホミカはすぐにライブキャスターを取り出し、しかるべき所に連絡を入れた。



ヒュウ「…この船、なんでこんなに冷たいんだよ?」

船の上にいたヒュウは、最初に感じた感想を呟いた。
…肌に沁みるような寒さがそこにはあった。

ホワイト「…わかりません。」

チェレン「それに…、古い帆船に偽装しているけれど、そんなわけないよね…。」

プラズマ団A「どうでもいいだろう!コテンパンにされるお前らには!」

三人は、乗船と同時にプラズマ団に包囲されていた。その数はとても両の手で数え切れるものではなかった。
…だが、それがある考えを確信に変えた。

ホワイト「…これだけの数がいるってことは…やっぱり。」

ヒュウ「…お前らプラズマ団のアジトかよ…。」

プラズマ団B「せいかーい!だからこの通り!」

そういい、プラズマ団が合図を出すと更に奥から数多くのプラズマ団が現れた!

プラズマ団B「こんなにいっぱいいるんだぜ!」

プラズマ団C「ふふふふ、ガキが二人か…ジムリーダーもいるが…。」

プラズマ団D「問題ないな…。」

圧倒的で絶対的なピンチ。
…だけど、そんな状態でも、ヒュウは余裕を崩していなかった。

ヒュウ「…これで全部か?もっとでてきてもいいんだぜ?」

プラズマ団B「ははは!強がるなよ!
よーし!こいつらをボコボコにするぞ!
プラーズマー!」


プラズマ団員たち「「「プラーズマー!」」」

そういうと、プラズマ団たちはあらゆるポケモンをボールか出し、それをこちらに向けて戦闘態勢に入った。

ホワイトとチェレンもそれに応じるように、チャオブー、ジャローダを繰り出した。
…しかし、ヒュウだけは何も出さず、そして静かに呟いた。

ヒュウ「…おい、ホワイト。」

ホワイト「…はい。」

ホワイト「…いっておく、
…俺は今から怒るぜッ!!!」

ホワイト「…!」

ヒュウ「ケンキるぜ!
冷凍ビーム!」

ダイケンキ「シャアアアアアアアア!!」





ホミカ「…!」

その顔は、今まで笑った顔しかほとんど見なかった顔だった。
だけど、今のその顔に映る顔は…。
今までホミカが短い人生の中で見たことのない顔。
…純粋で、まっすぐな『怒り』の表情だったのだ。

ホミカ「…ヒュウ。」

ホミカはそれ以上、近づくことができなかった。




アクロマ「…そうですよね。私も何を迷っていたのでしょう。したいと思うことをやればいいだけなのです…。」

そう独り言をつぶやきながら、アクロマはとある男が研究を続けている部屋を訪ねた。

アクロマ「…どうですか?ヤスオ?首尾のほうは?」

そこには、モニターを睨めっこをしながら、すごい速さで何かを入力している研究員、『ヤスオ』と呼ばれる人物がいた。

ヤスオ「素晴らしい出来です!アクロマ様!この調子でやれば、来年の春…いや、今年の冬の終わりまでには完全に出来上がります!」

そういうヤスオの表情は興奮しており、研究の成果が非常に順調だと分かるものだった。

アクロマ「それはよかったです!やはり、リゾートデザート、そしてあそこでの研究した成果がききましたか?」

ヤスオ「ええもちろんです!アレがなければ、こんなに早くできなかったですよ!
一体目の、最初であるあの子を好きに研究させてもらったおかげで、ほかの子も楽に復元&カスタマイズできますよ!
…それにみてください!この子を!」

そういい、ヤスオはモニターをアクロマに勧めた。
アクロマはそれを覗き込んだが、それを見た瞬間、思わず微笑んだ。

アクロマ「…この子だけ、見た目が赤いですけど、何か違うのですか?」

ヤスオ「全然違います!…まず、通常スピードが普通のものと比べて3倍と破格です!その上、特化すれば『神速』のスピードで飛ぶことができます!」

ここまで仕上げるとは…やはりこいつは、ほかの奴とは違うものを持っている。
刺激して、援助してやれば、最高の研究成果を出してくれる。

アクロマ「…君が求めていた、虫・鋼タイプなうえ、間違いなく最強のポケモンですか…。
…ヤスオ君。」

ヤスオ「はい!なんですか!?アクロマ様!?」

アクロマ「これから研究費を三倍にします。望むであれば助手も付けます。なので、なにがなんでも、冬に行われる襲撃に間に合うように、そのポケモンたちを揃えなさい。
…特に、この赤い子は必ずや戦力になるでしょう!」

そういわれたヤスオは、一瞬きょとんした表情を見せたが、物事が理解できた途端、大きな声で言った。

ヤスオ「!?
…はい!ありがとうございます!
助手などいりません!全て私一人で完成させます!完成した暁には、ぜひともこの赤い子をお使いください!」

そういい、こぶしを握りながら歯に力を込め、腹の底から絞り出すように言葉をつづけた。

ヤスオ「…私は憎んでいるんです…。私をのけ者にした世間を、昔のプラズマ団を!Nを!
そいつらに復讐できるなら、どんなことでもやってのけます!」


…そう、この男はこの『復讐』という感情を力に変え、自分を追い込み戦い成果を残している。…つまり『復讐』という気持ちも『力』なのだ。

アクロマ「…期待していますよ。」

ヤスオ「お任せください!」

そういい作業に戻るヤスオを見ながら、部屋を後にする。
…既にヤスオは作業に全神経を集中しているため、私のことなど気にもしていないだろう。

アクロマ「…復讐ですか…。」

復讐…その力で強くなる男を、もう一人私は知っています。
その男も急速に成長し、そして強くなっています。
…この『ヤスオ』よりも更に驚異的なスピードで。
やはり人やポケモンは、何かに固執し、それを超えようとするときに、尋常ではない強さを見せるものなのですね…。
…それが後ろめたく、恨み関係なら尚更。
アクロマは声に出さずそういった。



…Part5へ続く
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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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