スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【ポケモン Beautiful World】第十六話 悪意の受け皿 Part2

元プラズマ団「…とまぁ、僕たちはこんな感じでこの場所で仕事をしています。
他にもいろいろありますので、どうぞゆっくり見て行ってくださいね!」

ホワイトは元プラズマ団であった職員の男と話していた。
とても気さくで明るく、話しを聞いているだけで楽しい人だった!
…だけど、どうしても一つ気になることがあった…。

ホワイト「ありがとうございます!…ところで一つ質問なんですけど…。」

元プラズマ団「はい!なんなりと言ってください!」

ホワイト「…あなただけどうして俗にいう『山男』の格好をされているんでしょう?」


…そう、この施設にいるほとんどの人は『元プラズマ団』の格好をしているのに、この人だけ、どう見ても『山男』の格好なのだ。

元プラズマ団「…あ!
これですか!
…これはですね、自分はもう、プラズマ団じゃない…。新しい自分に生まれ変わって、
今までの過ちを正していこう…とりあえず、恰好だけでも変えてみようと思って、
おもいッきしご飯食べて体型まで変えて気分を変えてみたんですけど、
さっきの少年にあったら、『恰好だけ変わっても何も変わらない!』って怒られそうですね、ハハハハ。」

…この人も色々と葛藤がある中、結局こういう形で落ち着いて、今を頑張っているんだ。

ホワイト「…あ、いや、恰好から始めるのは大事ですよ、
…それより、ここにはポケモンがいっぱいいるんですね。」

これ以上この話をしないために、差し当たり悪くなさそうな話題を振った。

元プラズマ団「はい、昔盗まれたポケモンを元の持ち主のところに返したり、人を求めているポケモンを人にわたるようにしています!」

ホワイト「…人を求めているポケモン?」

そのフレーズに、何か感じるものがあった。

元プラズマ団「はい、ポケモンの中には、人を求めている奴もいて、それの持ち主を探すのも、僕たちの仕事です!」

ホワイト「…じゃあ、このポケモンも見てもらえますか?
…最近迷子のところを保護したのですが。」

そういい、腰のボールホルダーからコアルヒーの入っているボールを取り出して、展開した。

コアルヒー「クパア?」

元プラズマ団「このポケモンは…?」

そういい、山男姿の男はコアルヒーを覗き込んだ。

ホワイト「この前持ち主がわからない状態だったので保護したポケモンなんです…。
僕があずかっているより、ここに置いた方が持ち主がわかるのでは…?」

コアルヒー「!?
クパァ!」

その言葉を聞いた途端、コアルヒーはホワイトの影に隠れるように逃げだした。

ホワイト「!?お、おい隠れちゃだめだよ!」

元プラズマ団「…これは僕たちが預かってもダメですね…。
このコアルヒーはあなたといたがっている…。
それは長年の勘からわかります…なのであなたが持っていてください。」

そういう山男姿の元プラズマ団の職員はコアルヒーの傍に優しく駆け寄り、そっと頭をなでながらそう言った。

ホワイト「はい、わかりました。
…ごめんね、そんなつもりじゃなかったんだよ。」

コアルヒー「…ク、クパァ」

すっかりおびえてしまったコアルヒーをあやすと、ふと、とあるポケモンの影が元プラズマ団の男の影にいるのに気が付いた。

ホワイト「…ン?」

…それは、全身が黒く4足歩行のポケモン、…イッシュにしかいないが、イッシュでも珍しいポケモン、『ゾロア』だった!

ゾロア「…キシシシ!」

ゾロアは笑い、そしてゆっくりした足取りでコアルヒーに近づいて行った。

コアルヒー「…クパァ。」

コアルヒーはゾロアと目を合わし、その足をゾロアに向けて歩き出した。

ホワイト「おい、コアルヒー?」

ゾロア「…キシシシ!」

コアルヒー「クパァ!クパァ!」

ゾロア「キシシシ!」

…どうやら心配することもなく、二体はとても楽しそうにじゃれあい始めた。
…どうやらこのゾロアは、ポケモンと仲良くなるのが上手なポケモンみたいだった。
ホっと一安心したところで、元プラズマ団の男が口を開いた。

元プラズマ団「おお!N様のゾロアが自分から出てきたなんて!」

ホワイト「…N様のゾロア?」

元プラズマ団「…昔プラズマ団には、『N様』という青年がいて、それがプラズマ団を率いていたんですよ。
…あの方には色々と人を魅了する力があった…。」

ロット「おお!N様のゾロアが動かれたか!」

そんな声が聞こえたと思ったら、声の方向からロットが走ってきた。

元プラズマ団「ロット様!」

ゾロア「…キシシ!キシ!」

ゾロアはコアルヒーと一緒にホワイトに近づき、ホワイトの膝にねだるようにすり寄った。

ホワイト「…ン?どうした?よしよし。」

撫でてほしいのかと思い、ホワイトはゾロアの頭を丁寧に撫でてあげた。
それにゾロアは嬉しそうにすり寄った。
…そんな様子を見ていたロットと元プラズマ団は驚きの表情を浮かべ、話した。

元プラズマ団「これは…。ロット様。」

ロット「うむ…そうだな…。」

ホワイト「?」

二人は改まった表情を見せると、ホワイトのほうを見て言った。

ロット「ホワイト、一つ頼まれてくれないか?」

ホワイト「?
はい?なんですか?」

そのあと二人の口から言われた言葉は、驚きの言葉だった!

ロット「このポケモン…N様のゾロアの面倒を見てくれぬか?」

ホワイト「…え!?」

元プラズマ団「…こういう仕事をしているからわかるのですが、N様のゾロアはあなたをなぜか慕っています。
そして共に旅に出ることを望んでいるようです。
どうかお願いできませんかね…。」

ホワイト「このゾロアが、僕を…。」

N。その人が、昔プラズマ団の主導者たる力を持っていた人だということはわかる。
…そんな凄い人のポケモンを、自分が本当に持っていていいのか?
…わからない。
だからこそ、ゾロアの目を見てみた。

ゾロア「キシシシ!」

そこにはこちらを真っ直ぐに見据えて、楽しそうに笑っているゾロアの姿があった。
…大丈夫!
この子なら、きっと僕が育ててあげられる!そう確信した!

ホワイト「…はい、その話受けさせていただきます。
…コアルヒーとも仲良さそうなので、むしろうれしいです!」

その一言にロットと元プラズマ団の男の表情は晴れた!
コアルヒーもとても嬉しそうにゾロアに絡んだ!

ロット「おお!よろしく頼む!」

コアルヒー「クパァ!クパァ!」

ゾロア「キシシ!キシシ!」

ホワイト「ハハハ!よかったね!コアルヒー!」



…Part3へ続く
スポンサーサイト

テーマ : ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
ジャンル : ゲーム

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。