【ポケモン Beautiful World】第十九話 ルッコ Part2

ルッコ「そうだ!今度私フキヨセシティにとある人を取材しに行くんで、せっかくなんで電気石の洞窟を抜けるの手伝ってくれませんか?
昔近くの洞窟や森で、トレーニングした時みたいに!」

ホワイト「あ…。」

その一言で、思い出した。
…僕は、メイと一緒に電気石の洞窟を抜ける約束をしていたんだ。
今更、今から一緒に行こうなんて言えないけど、メイと一緒に行かないのに、ルッコと一緒に行くというのは、気が引ける…。

ホワイト「い、いやぁ、その件についてなんだけど、先客がね…ほら…。」

ルッコ「大丈夫ですよ!きっとお相手さんも、なぜか都合が悪くなっているはずです!
だから、ほら、善は急げですよ!明日さっそく一緒に抜けましょう!」

ホワイト「ええ!?なんでルッコはそんなことまで知ってるの!?
ていうか、観覧車は乗らなくていいの!?」

いうが言われるがまま、やられるがままにホワイトは手を引っ張られそのまま流された。
ルッコの足は、遊園地の外に向かってばく進していた。
まるですぐにでも洞窟に行こうとするかのように。

ルッコ「(…負けない。私、絶対に負けないんだから。
…ホワイトさんを昔から知っていて、見ていたのは私。私なんだ。
だからあんなポッと出た子になんて、絶対に負けないんだから!)」




…電気石の洞窟。
その独特の地質からか、洞窟全体に電気が帯電されており、特殊な磁場が生まれ、それぞれが相互に作用しあうことで他の洞窟にはない、特殊な風景と環境を作り出している。
…そんな神秘的な洞窟に、一人の女の子が野生のポケモンと戦っていた…。

メイ「ホワイトなんて…もう…。うぅ…。
…。
リオ!やっちゃえ!」

ルカリオ「くおおおおおおおおお!!!」

モグリュー「モグウウウウウウウウウウウ!!!!」


メイのルカリオは、メイの代わりに力一杯野生のモグリューに攻撃を打ち、遠くまで吹っ飛ばした!
…その後、洞窟の中にメイの荒い息遣いだけがこだました。

メイ「…はぁ…。ふんだ。ホワイトなんていなくても、こんな洞窟、とっと通り抜けちゃうんだから!
そうよ!何がホワイトよ!
…いつの間に、ルッコと付き合っていたなんて…全然…うぅ…。」

自分を元気づけるために口に出した言葉だったが…逆にむなしく、悲しくなった…。
…なんで、私はそのことに気が付けなかったんだろう。
なんで、こんなに悲しくなっているんだろう…。
考えれば考えるほど、空しく、悲しくなっていくのが止まらなかった。
歩みも自然ととまり、その場に座り込んでしまった。

ルカリオ「クォ…。」

…気が付くと、ルカリオのリオが私に駆け寄って慰めるように背中をさすってくれていた。

メイ「ありがとう…リオ…。」

ルカリオ「…クオ、クオ。」

メイ「…え?もう一度ちゃんと話した方がいいって?
ホワイトもなんか、心の波長がおかしかったし?
…違うよ!
あれは絶対!私にルッコとの関係が見つかったからあわてていただけなんだよ!」

そうだよ!
絶対にそうだよ!
リオが言っていることを半場無視し、強引に自分の考えを通した。

ルカリオ「クオ…。」

メイ「そうは見えないって?そうなんだよ!きっと!
…いくよ、リオ。」

何とか気持ちをそう通して立ち上がり、足を前に踏み出す。
…そうだよ、何にしても今は進まなきゃ。
こんなところで、止まっている場合じゃない!

ルカリオ「…クォ…。」

ルカリオもしぶしぶ、それに付き従うのであった…。




メイ「…あれ?この岩…動かないね…。」

本来であれば道であると思われる場所に、それを塞ぐかの如く突き刺さる岩があった。

メイ「リオ、ちょっとお願い。」

ルカリオ「クオ。」

リオはその岩の正面に立ち、構えた。

ルカリオ「クオオオオオ!!!」

渾身の一撃が岩に炸裂した!
…が、岩は壊れるどころか、微動たりしなかった。

メイ「ダメか…う~ん、どうしよう…。」

???「その岩は、電気技が使える子がいないと動かないよ!お嬢さん!」

その時突然、元気な明るい女性の声が響いた。

メイ「え!?誰!?」

周りをキョロキョロ見渡すが、それらしき人影はいない。

???「名を尋ねられちゃしょうがない!とう!!」

そういい、地面に突き刺さっている岩の上に、一人の女性が飛び降りてきた!
トレーナーの帽子、後ろから出したとても長い黒髪、
両腕を出すシャツの上に一枚はおり、丈の短いところどころ切れ目の入ったGパンをはいている。
ピンクのポーチを一つ肩から下げながら、仁王立ちで腕を組みこちらを見ていた。
…パッと見た印象は、とても元気そうな人だと思った。
そしてそれが間違いでないことを、これから知ることになった。

トウコ「困っているトレーナーを見つけたら、黙ってなんていられない!
スーパー助っ人トレーナーのトウコさんだよ!」


そういい、こちらに右目でウインクをしながら、右腕を斜め上にまっすぐと伸ばしていた。

メイ「…へ?」

トウコ「ふっふっふ!驚いて声も出ないようだね!おじょーちゃん!
いい!この岩はね!
…よ!!
電気石の洞窟にしかない特別な石でね、ふつーはかるーくおせば動くんだけど、こうやって光り輝いていないときは、『チュー』!おいで!」


そういいながら、岩から飛び降り、ハイパーボールを地面にたたきつけた!

デンチュラ「ジュラジュラ!」

そこから出てきたのは、やけに鳴き声が濁ったデンチュラだった!
…トレーナーに似て、とても元気がよさそうだった。

トウコ「チュー!雷ぃ!」

メイ「ええええ!?」

こんな狭い洞窟内で、そんな高威力技をぶっぱなすなんて、とても危険なことだった!

トウコ「私は最初からクライマックスよぉおおおおおお!」

デンチュラ「デュラー!」

デンチュラの体から電気が放出され、それが岩の上に集約したかと思うと、一気に雷となり、先ほどトウコが立っていた岩の上に降り注いだ!!!



…Part3へ続く
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しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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