【遊戯王ZEXAL CN5】新たな戦いの始まり!小夜と六子との出会い! Part1 【第一話】

~第一話 あらすじ~
WDC(ワールドデュエルカーニバル)が終わり、つかぬまの平和を楽しむ俺達。
そんな俺たちの前に、ある日小夜っていう女の子が現れた!!
小夜「そのみずいろのはんとーめいの全裸のひとが『アストラル』だよね?」
アストラル『馬鹿な!?私の姿が見えているだと!?』
それと同時に突然現れるNo.を持つ新たな刺客!
六子「貴方たちを、全てむっころしてさしあげますわぁ!!」
アストラル『このデュエル受けよう。』
遊馬「かっとビングだ!俺ぇ!」

次回遊戯王ゼアル、
「新たな戦いの始まり!
小夜と六子との出会い!」

遊馬「お前は俺の友達だ!デュエルをしたらそれで仲間なんだ!」



続きは↓から


この物語はフィクションです!
登場する人物、場所、団体等々、現実に関わるものに一切関係ありません。
また、遊戯王の公式様が何か仰った場合、すぐにそれに従うつもりです。





????「…ち、失敗したか…。」

赤く冷たい空間、という言葉がしっくりくる場所だった。
赤い鉱石が広がり、それがところどころ突出していた。
空気は冷たく、赤く染まり、何かの力に満ちている。
周りに人のいる気配は全くない。
そんな場所に、男が一人座り込み、体を休ませていた。
男の息は荒く、頭からかぶっているフードもところどころ破け、何か大きな戦いを終えた後だというのは想像に難しくなかった。

????「くそ、俺の分身を送るんじゃなかった…。俺自身のダメージがデカい。
…しばらく暴れられそうにないな…。」

…ここは、人間世界ではない。
ということは、この男も、人間ではない。
では、ここは、どこなのだろう…。

????「…まぁ、フェイカーとバイロンが失敗しても、まだ俺の力が及ぶNo.を持った人間はいる、とりあえずそいつらを操ってもう一度仕掛けてやる…。」

この不思議な世界にいる怪しい男は、そんな独り言を言いながらも、傷ついた体を立ち上げた。
…この男には自分の傷を癒すことより、自分の気に食わないものに攻撃を仕掛けることのほうが、よっぽど大事なようだ。

????「…それよりも、遊馬、凌牙、カイト…あの三人は、絶対に許さねぇ!
絶対に俺自身の力で、あいつらに最大の絶望を与えてやる…!
…こいつを使って仕掛けている間に、あいつらに最大の精神的苦痛を与え、確実にNoを手に入れる方法を考えてやる…!」

そこまで自分に言い聞かせるようにいうと、男は空を見上げ、高らかに宣言した。
…それが遊馬、凌牙、カイト、はたまた多くの人間も巻き込んだ騒動を起こす開始の言葉になるとは、まだ誰も知らなかった。

????『さぁ!よからぬことを始めようか!』






明里「こらー遊馬!散らかすんじゃなーい!」

遊馬「わりぃわりぃ、明里ねーちゃん!いってきまーす!」

…九十九家。
その中から今日も騒がしく楽しげな声が響いてくる。
扉を開けて、まるでエビのような髪型をしている少年、『九十九遊馬』は飛び出してきた。

オボミ「バカ、ワスレモノ。」

そういい、閉めようとした扉の向こう側から、リボンを付けたオボット、
通称『オボミ』が顔をみせ手を差し出してきた。
その手には、笹葉に包まれたおにぎり、通称『デュエル飯』があった。

遊馬「おお!オボミサンキュウ!やっぱりデュエル飯がないと力でねーもんな!」

それを受け取り、 遊馬は元気よく駈け出した。
家の前にはハルおばあちゃんが箒をもち家先を掃除していた。
遊馬がこちらに来たことに気が付くと顔をあげた。

ハル「気を付けて行くんだよ。」

遊馬「おう!晩飯までには帰るからよ!行ってきます!」

そういい、遊馬は駈け出した。
その隣にはいつものようにアストラルがいた。

アストラル『遊馬、今日はいつになく張り切っているな。』

遊馬「当たり前だぜアストラル!
WDC(ワールド・デュエル・カーニバル)が終わって久々のみんなとの休日だぜ!
そりゃあ楽しみになるに決まってるじゃん!」

本当に楽しみなことを待ちきれない遊馬の顔を見て、アストラルは自然と頷いた。

アストラル『なるほど…君にとっては久しぶりの羽を伸ばす機会になるわけだな…。
ところで、今日は一体どこに行って何をするのだ?』

遊馬「みんなで学校に集まって決闘だ!」

アストラル『…それでは、いつも君たちがやっていることと変わらないのではないか?』

アストラルは素朴に疑問に思ったことを口にした。

遊馬「こまけーことはいいんだよ!こういう休みの日だとよ!モチバーションがあがるんだよ!」

アストラル『なるほど…お餅のランクがアップするのか…。それは知らなかった…。』

遊馬「さぁみんながいる学校まで急ごうぜ!
かっとビングだぁ!オレェ!」

アストラルが変な勘違いをしているのをよそ目に遊馬は目的地に向かって走った。
いつものようにまっすぐに、力強く。



小鳥「あ、遊馬!アストラル!おはよう!」

まだ学校にはついていないが、目の前を小鳥が歩いていたので、声をかけた。
今日はお休みの日なので、私服姿だ。
緑のミニスカートに、頭につけているピンクのリボンがとても似合っていた。

遊馬「小鳥おはよう!」

アストラル『…。』

遊馬「ほらアストラル!お前も小鳥に挨拶しろよ!」

アストラル『あ、あぁ。
…おはよう。』

小鳥「はい、おはよう!
…ふふ、アストラルは今まで遊馬以外の人とあまり話したことがないから、仕方ないわよ。」

遊馬「まぁ小鳥もアストラルもそのうち慣れるさ!
…それにしても、
なんか、朝この道でお前に会うって今まであんまなかったな。一緒に帰ることはよくあったのによ。」

そういうと小鳥はむすっとした表情になり言った。

小鳥「…それは、遊馬が遅刻ばっかりするからでしょ?
それなのにこういう休みの日だけ一番に早起きしてぇ!」

遊馬「ぐぐ…。」

アストラル『…私がいくら声をかけても、遊馬は絶対に起きない。』

小鳥「ほらぁ!アストラルもそういっているでしょ!?」

小鳥の正論に、アストラルの非常なる宣告。
今の自分には誰も味方がいないと遊馬は気付いた。
ので、この危機的状況を打破するために、全力で話題を逸らすことにした。

遊馬「そ、それよりさぁ!早起きしてみんなと決闘できると考えると、モチバーションが上がっていいよな!」

しかしそんな遊馬の言葉を聞いて、小鳥は呆れた顔になって言った。

小鳥「…遊馬、それを言うなら『モチベーション』。」

遊馬「…あれ?そうだっけ?」

アストラル『なに!?お餅のランクアップは起きないのか遊馬!?』

遊馬「そんなもんあがるわけねーだろ!」

異常にアストラルが食いついてきたのを、遊馬は冷たい一言で切り倒した。

アストラル『そんな…。』

それを聞いたアストラルは、とても悲しそうな顔と声をあげた。

小鳥「…。
ほぉら!二人とも早く行くわよ!」

ため息を一つつき、小鳥は声をあげ先に歩き出した。

遊馬「わ!置いてかないでくれよ!」

小鳥においていかれそうになった遊馬は、急ぎ足でそのあとを追うのであった。

アストラル『…私はショックだぞ遊馬…。』



小鳥「…ちょっと待って遊馬!」

小鳥がそういい、急に立ち止った。

遊馬「へ、どうしたんだ?」

小鳥「あの子、一人でウロウロしている。…ひょっとして迷子じゃない?」

そういい、小鳥が指をさした先には、一人の少女がいた。
年は、身長から察するに小学4~6年生ぐらいだろうか?
蒼い髪の中に所々金色の髪が混じり、それを後ろで結んで後ろに下げていた。
結んでいるところには鳥の羽のような髪飾りを付けていた。
黄色い簡素なドレスを着ているみたいだが、それがとてもよく似合っていた。
ドレスの胸元には大きな黒いリボンが付き、年相応の小さな顔に大きな目を見開いて、目の前の大きな町の地図を見て、悩んだ表情を浮かべては、少し歩き、思い出したかのようにまた大きな地図まで戻り眺めていた。
そんなことを少女はさっきから繰り返している。
…つまり、道に迷っているようだった。
そんな様子を見て、遊馬はすぐに動いた。

遊馬「だったらほおっておけないな!おーい!そこの子ー!」

そういい遊馬は声をかけ、歩み寄った。
少女は遊馬のほうを見て、首をかしげて言った。

??「?
あなたはだれ?」

遊馬「俺の名前は『遊馬』!んで、こっちが友達の『小鳥』と、相棒の『アストラル』!
…て、アストラルは見えないか…。」

自分を指さし、小鳥を指さし、ついでにアストラルまで指さしてそんなことを言ってしまった。
いつもであれば、おかしな人と思われてそれで終わるのだが…
この少女は違った。

小夜「…あなたは『ゆーま』…。
そっちのおねーちゃんが『ことりおねーちゃん』、
その全裸のひとが、『アストラル』…。
私はね、さよ!
間藤小夜(まとうさよ)!」

小夜という少女は、遊馬が一度指さした方向を律儀に全て見て笑顔でそう言った。
…そう、普通の人には見えるはずのないアストラルを見てそう言ったのだ。
このことに、三人は驚かざる得ない状況だった。

小鳥「え!?小夜ちゃん、アストラルが見えるの!?」

アストラル『なんだと!?』

小夜「?
そのみずいろの、はんとーめいの、全裸のひとが『アストラル』だよねぇ?
ことりおねーちゃん?」

自分の言った意味が通じていなかったのかと思ったのか、もう一度不安そうな顔で確認の意味でそう小夜は言った。
…このことに一番驚いていたのは、間違いなくアストラルだった。

小鳥「そ、そうよ。小夜ちゃん。」

アストラル『馬鹿な!?私の姿が見えているだと!?』

遊馬「どういうことだよ!?アストラル!?」

アストラル『わからない…。だが何らかしらの特別な力を持っている子に間違いない…。
遊馬、この『小夜』という少女、ほおっておくわけにはいかない。』

アストラルが神妙そうな顔でそういうのを聞き、遊馬は同意した。とりあえず、この迷子の小夜ちゃんをほおっておくわけにはいかない。

遊馬「わかった…おい、小夜…ちゃん?」

小夜「なにぃ?ゆーま?」

遊馬「…んん。俺は『ゆーま』かよ…。」

なんとも不服そうに遊馬はつぶやいた。

小鳥「小夜ちゃんは、ここでずっと困った顔していたけど、道にでも迷っちゃったのかな?」

そんな遊馬に代わって小鳥が小夜に目線を合わせ尋ねた。

小夜「あのね、『バードパーク』にいきたかったんだけど、とちゅうでみちわかんなくなっちゃって…。」

そういい小夜は下をうつむいた。
どうやらやっぱり迷子だったようだ。

小鳥「そう?じゃあお姉ちゃんと一緒にバードパークに行かない?」

遊馬「え?おい小鳥?学校での決闘は!?」

小鳥「この子のほうが大事でしょう!?」

そういう小鳥の声に小夜はパァッと顔を明るめて言った。

小夜「うん!いっしょにいく!」

小鳥「よーし!じゃあまず私のお友達が学校で待っていてくれてるから、そこに一緒に行きましょう!」

そういい小鳥は自分の左手を差し出した。

小夜「ありがとう!ことりおねーちゃん!」

それに応じるように小夜は小鳥の左手を握った。

小鳥「お、お姉ちゃんだなんて、そんな…。
さぁ行くわよ遊馬!アストラル!少し時間に遅れちゃいそうだし!」

遊馬「お、おう!」

アストラル『…。』

再び三人は歩き出した。
今度は迷子の少女、『小夜』を一緒に連れて。
小鳥と小夜はお互いの手を握り、楽しそうに歩き、その後ろを遊馬がなんとも言えない表情をしながらついて歩いていた。
ただアストラルだけは、真剣な表情で少し離れたところから、小夜を観察しながら。



…Part2に続く
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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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