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【遊戯王ZEXAL CN5】新たな戦いの始まり!小夜と六子との出会い! Part3 【第一話】

小夜が『けんさきお兄さん』といって向かった先には、一人の男がいた。
長身で髪の色と目の色は小夜と同じなのでなんとなく兄妹ということがわかった。
眼鏡をかけ、白い研究着をゆるく着ている。
お腹の部分に黄金の輪を布で固定していたり、両手の全ての指に五本の指をはめていたり、黄金の靴を履いていたりと、所々金の装飾が目立っていた。

遊馬「けんさき…おにいさん?」

小夜は走った勢いでそのままけんさきお兄さんの胸に飛び込み、お兄さんはそれを笑顔で優しく受け止めた。
しばらく抱擁しあった後、少し距離をとり、けんさきはしゃがんで小夜と目線を合わせて頭を優しく撫でた。
小夜はそれを受けてとても嬉しそうに笑った。

小夜「ふふふふ!」


それを受けてけんさきも笑いかけてから立ち上がり、一緒に手をつないで遊馬達のほうに向いた。
そこまでの自然な仲の良い様子は、二人が家族であることを理解するのに十分なものだった。

剣裂「…申し訳ありません。うちの小夜が皆さんにご迷惑をおかけしたみたいで。
…間藤剣裂(まとうけんさき)と申します。小夜の兄です。」

小鳥「いいえ!いいんですよ!私たち、とても楽しかったですし!」

遊馬「おう!俺たちみんな小夜の友達だぜ!」

小夜「うん!小夜、ゆーまたちとともだちになったんだ!
…またみんなでいっしょにあそんでいい?」

剣裂「…ああ、いいよ。
小夜の友達の皆さん、もしよかったら、またこの場所、いや、この場所でなくてもいいので小夜の相手をしてもらえないでしょうか?
私は生憎忙しく、小夜の相手をする時間が短いので…。」

遊馬「勿論だぜ!なぁみんな!」

小鳥「ええ!また明日でも明後日でも、放課後ここにみんなで来るから一緒に遊びましょう!」

そういうと、小夜はとても嬉しそうに言った。

小夜「やったぁ!じゃあまたあした、みんなここであそぼうね!」

剣裂はその言葉を聞いて笑顔を浮かべた後、小夜の手を取った。

剣裂「…ありがとうございます。みなさん。
…じゃあ、小夜、今日はもう帰ろう。
皆さんに挨拶して。」

小夜「はーい!
みんな、きょうはありがとう!
またあした、ほーかごあそぼうね!」

そういい、小夜はしっかりと剣裂の手を握りもう片方の手を振った。

遊馬「おう!またあしたな!」

小鳥「じゃあね!小夜ちゃん!」

鉄男「じゃあな!」
徳之助「またウラー!」
委員長「気を付けて!」
キャット「また明日にゃの!」

小夜と剣裂は手をつなぎ、歩き出した。
小夜は遊馬達の姿が見えなくなるまでこちらを見ながら手を振り続けた。

遊馬「…さあーて!俺たちも帰りますか!」

小鳥「そうね!帰りましょう!そしてまた明日、小夜ちゃんと遊びましょう!」

こうして遊馬達も帰路についた。
今日は突然『小夜』という女の子にあって、それと一緒にずっと過ごしていたけど、誰もが辛かったとは思わなかった。むしろ、とても楽しく、また会えたら遊びたいと思っていた。
…だれもが、あの小夜の笑顔に癒されたのだ。
そんな満たされた気分を胸に、皆は今日の思い出を語りながら帰るのだった。



剣裂「…『九十九遊馬』が持つ『No.』
それをどう奪うか、考えたい。」

そこは何かの研究室みたいな場所だった。
質素な大きな四角い机があり、それを囲むように4人の人物が座って話していた。
…一人は、赤い髪でツインテールをした中学生ぐらいの女の子。
…一人は、赤い髪でがっちりとした顔立ちをしている25~30代くらいの男。
…一人は、緑の髪で前髪から両サイドに角が生えているかのような奇抜な髪形をした若者の男。
…そしてもう一人は、剣裂だった。

?????「…それしか手がないにしても、あまり賢明とは言えないよね、剣裂君。
そんな強力なカードを沢山持っている子なら、僕たちが正面切って戦っても勝ち目はないんじゃないかな?
…『No.』には一枚一枚特殊な力がある。
いくらわたし達が一人一人No.を持っているにせよ、それを何枚も持っている子に普通に挑んだら…。」

剣裂「そうだとしても、どうにかしないといけない…けど、私にはその方法が思いつかない!
だからこうして皆を集め話をして、案を求めているんです!
…すいません、バーナァーさん、熱くなりました。」

バーナァー「いやいいんだよ、剣裂君。気持ちはわかる、わたしも言い方が悪かったと今反省しているよ。
…さて、どうしたものかね…。」

バーナァーと呼ばれたその赤い髪の男は剣裂にそう謝ったあと、顔を崩した。
その様子を見て、隣の席に座る緑の髪の男は喋りだした。

??「…まぁ、そうですねぇ…僕の『閃光隻眼』(シャイニングレッドアイ)によると、まず実際に彼がどんなものか我々の肌で感じなくてはいけないと見えますねぇ。」

バーナァー「…蕪木君、そのポーズ好きだねぇ。」

蕪木「なんなら、真似してもいいんですよ。」

バーナァー「いや、わたしは結構だよ。」

蕪木と呼ばれたその男は、机に左腕をのせ右手を開き自分の顔を隠し、その指の隙間から自分の眼が出てくるように構えていた。その様子をバーナァーは半場呆れ顔で見ていた。

??「…まぁ、あなた達の力のない『No.』でしたら、無理でしょうね!」

忠仁「…大した自信だな。六子。」

蕪木が相変わらずのポーズで語りかけた、
赤い髪のツインテールの少女、六子と呼ばれたその子は強気な顔で言葉をつづけた。

六子「私一人でやりますわ。手出しはしないでほしいですわね。
…まぁ、一応力量を図ってからにはしますが。」

その言葉に、バーナァーは少し考えるようなしぐさを見せた後言った。

バーナァー「…止めはしないが、六子ちゃん、返り討ちになることだけはやめてくれよ。
彼は『No.』を集めている。
…私たちのNo.は、君のも合わせて5枚しかない。…この状況で一枚でも減るのは避けたい。」

その言葉に対して、六子は鼻で笑った後立ち上がった。
そして二枚のカードをどこからともなく鮮やかに取り出し皆に見せながら言った。

六子「心配しすぎですわ!
今の力があれば、どんな決闘者が相手だろうと、何枚『No.』が相手だろうと、関係ありませんわ!
私の、この『No.』と、『このカード』があればね!」

一同がそのカードに目を通し、六子以外の3人が目を合わせた後うなずいた。

忠仁「…行かせてやろう。そして己の力の儚さに気づけばいい。」

剣裂「…頼んだぞ…六子。」

六子「ええ…楽しみに待っていてくださいませ!」

そういうや否や、六子は不気味な笑い顔で可憐に踵を返し、部屋の出口の扉から外に出て行った。
扉が閉まる音を確認した後、バーナァーは少し困った顔をしながら言った。

バーナァー「…確かに、六子ちゃんのNoは私たちの中で一番強力ともいえるかもしれない…。
が、彼女は明らかに私たちの中で一番Noに汚染されている…。
本当に良かったのかい?剣裂君?」

目の先にいる剣裂は一度目を閉じ、眼鏡を取り机に置いた。
そして目を開き、悲しそうな表情で言った。

剣裂「…たとえそうだとしても、我々は動かなければならないんだ…。
どんな形だったとしても、一手を切り出さなければならない…。
…すまない。そして頼んだぞ、六子…。」



学校のチャイムが鳴り、続々と生徒たちが帰路につく。
その中に、小鳥と遊馬の姿もあった。
そう、放課後の下校時間だ。

小鳥「昨日の小夜ちゃん、本当かわいかったわよね!」

今日の小鳥は一日を通して機嫌がよかった。話しかけると一言めには『小夜ちゃん』と必ず笑顔で言うくらいに。
それだけ、昨日のことが楽しかったのだろう。

遊馬「ああ!いい子だったよな!
急ごうぜ!もうみんな先についているころだ!」

そういいながら、遊馬と小鳥は走り出していた。
目的地は昨日行ったバードパーク、
今日もいつものメンバーで小夜と遊ぶ約束をしているのだ。

アストラル『…君が授業中に居眠りなんかするから、先生に呼び出されることになったのだぞ…。』

遊馬「し、仕方ねーだろ!小夜にあげる鳥の彫刻を探していたんだからよぉ!」

そういい、遊馬はポケットから一つの鳥の彫刻を取り出した。
見た目はスリムな雀に似ているといえばいいのだろうか?
だがそれは日本のものではなく、明らかに神秘的なオーラを放っていた。
首から下げられるように、紐も通してあった。

小鳥「それ可愛いわよね!
遊馬の部屋にあったの?」

遊馬「ああ!父ちゃんが昔探検でどこからか持って来たものなんだ!
持ちやすいように、紐も通したんだぜ!
さぁ急ごう!」



二人と一人は、バードパークの待ち合わせ場所についた。
昨日食事をとった場所だ。
…しかし妙だった。
ナンバーズクラブのみんなと小夜がいる輪の中、一人だけ、見知らぬ女の子がいるようだったのだ。
赤い髪で、ツインテールの、自分たちと同じぐらいの年の女の子が一人。
服装は自分たちの学校の制服といっしょだが…?
…彼女は誰なのだろう?

??「…あなたの引いたカードは、これですね。」

そういい、その少女はトランプのカードの束から一枚のカードを取り出し、皆に見せた。
ハートのAだ。
それを見た一同は、全員協賛の声を漏らした。

鉄男「スゲー!なんでわかるんだよ!?」

小夜「むっこおねーちゃん、すごーい!」

六子「ふふ、ありがとう、小夜ちゃん。
カードさばきに関しては、私にかなうものはいませんわよ。」

小夜に『六子(むっこ)』とよばれたその少女は隣に座っている小夜の頭を優しい顔で優しく撫でた。

徳之助「怪しいウラ…これは手品ウラ!何か仕掛けがあるに違いないウラ!」

六子「ええ、もちろんありますわよ。」

そう、笑顔のままで六子は言った。
その言葉に徳之助は目を大きく開いて大きな声で言った。

徳之助「ほら!やっぱり裏があるウラ!」

そういった徳之助に六子はカードを裏のまま素早く机の上に並べ、笑顔のまま言った。

六子「私はこのカード全ての位置を把握し、それをどうシャッフルしたか把握すれば、自然とどのカードかわかりますわ。
…これが、ハートのJ、
これが、ダイヤのK、
これが、スペードのA、ッといった感じですわ。」

そういい、一枚一枚カードをめくって見せたカードの絵柄は全て、彼女が宣言したものそのものだった。
その様子に、徳之助は、いや皆は驚くことしかできなかった。

徳之助「う、ウラ!?」

委員長「…トドのつまり、そんなことできるなんて神業です!!」

キャット「キャット、信じられない…。」

小夜「さすが、むっこおねーちゃん!」

六子「私ぐらい、ギャンブルに親しんでいれば造作もないことですわ。
…確率は努力でこっちに持ってこれるのですよ。
さあ、みなさんもこのサイコロで練習してみてください。」

そういい六子は自分のポシェットから黒く赤い丸で装飾されたサイコロを取り出し、みんなに差し出した。
それを小夜ちゃん以外みんな一人一つ受け取った。

鉄男「おお!ありがとう!」

キャット「黒いサイコロにぇ…。」

遊馬「お!お前たちここにいたのか!…って、お前はだれだ?」

遊馬と小鳥はそこで皆が集まっているテーブルにきて声をかけた。

鉄男「遊馬、この『六子』って子、すげーぞ!
カード当ても、コイントスも、サイコロも、何でも言った通りになる!」

遊馬「へ?そんなに凄いのか?」

その遊馬の一言に、一同は驚きを隠せない!っといった表情をとった。

小鳥「え!?
知らないの遊馬?
六子ちゃんは、先週隣のクラスに転校してきた凄い子って、今話題なんだから!」

…どうやら遊馬が知らなかっただけで、この『六子』という女の子は先週にはもう転校してきていて、学校中で話題になっていたようだ。
遊馬はひきつった顔で、受け流すように言った。

遊馬「…へ、へぇ~、知らなかったぜ!」

六子「遊馬…あなたが、『九十九遊馬』君なのですか?
初めまして。私、『一 六子』(はじめ むつこ)と申します。」

そういい、六子と名乗る子は遊馬のほうを向き丁寧なお辞儀をした。
顔は笑っていたが、なんというか、作られたようなものだった。
それを見て遊馬は応えた。

遊馬「ああ、よろしくな!
…だけど、なんで転校してきたばかりのお前が、まだ自己紹介していない俺のこと知ってんだ?」

その言葉に六子は表情を崩さず、一拍子おいていった。

六子「…WDC(ワールド・デュエル・カーニバル)の優勝者であるあなたの名前を知らない人なんて、この街にいないですわ。
…それに、今あなたのお友達たちから色々聞きましたの。」

遊馬「そっか!俺もとうとう決闘で有名になったんだなぁ!」

そういい遊馬は素直に喜んだ。
…だが、後ろにいるアストラルはじっと六子を真剣な眼差しで見つめていた。

アストラル『…。』

遊馬「ところで六子、それだけ凄いカードさばきができるなら、俺と決闘しないか?」

小夜「ええ!ゆーまと、むっこおねーちゃん、デュエルするの?」

六子は右手を口元にあて、目線を逸らし少し考える様子をとった。

六子「…。」

そして考えが出たのか遊馬のほうを向いていった。

六子「…今は遠慮させてもらいますわ。
そのかわりといっては何ですが、別のことで勝負しませんか?」

遊馬「?
いいけど何するんだ?」

六子は再びポシェットを漁り、そこから二つの少しサイズの大きい黒いサイコロを取り出し、机の上に置いた。

六子「ここに全く同じサイコロが二つあります。
お互いに同時に投げて、大きな目が出た方が勝ち。
同じ目が出たら、振り直しというのはどうでしょうか?
…あなたが勝ったら、私があなたと決闘するというのはどうでしょう?」

遊馬「ああ!いいぜ!
…だけど、俺が負けたら、俺はどうすりゃいいんだ?」

その言葉に六子は少し、本当に少し笑い言った。

六子「…私が勝ちましたら、優勝者であるあなたのデッキをエクストラ含めて見せてほしいですわ。」

遊馬「いいぜ!のった!」

アストラル『遊馬!今日初対面の人間に、私たちのデッキを見せるなんて危険だ!』

流石に相棒であるアストラルは止めに入った。しかし遊馬は平気そうな顔だ。

遊馬「平気だって!
それじゃあ、やろうぜ!六子!」

六子「はい、では、一緒に降りましょう。」

お互いにサイコロを右手にとり対峙するように座り、
皆がそれを囲むように座った。

小夜「ふたりとも、がんばってね!」

その小夜の言葉が合図となり、二人は一斉に賽を投げた!

遊馬「せーの!それ!」
六子「せーの!はい!」



…Part4に続く
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テーマ : 遊戯王
ジャンル : ゲーム

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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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