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【遊戯王ZEXAL CN5】新たな戦いの始まり!小夜と六子との出会い! Part7 【第一話】



~前回までに出来上がった場~
現在六子のバトルフェイズ クレイジーボックスがマエストロークへの攻撃まで

遊馬LP2800
手札5枚
伏せ1枚
フィールド

マエストローク 攻撃表示 ORUなし

~~~~~~~~~~~~~~~~~

六子LP4000
手札3枚
伏せ1枚
フィールド

クレイジーボックス 攻撃表示 ORUなし

永続罠 クイック・エクシーズ・フォース 発動中




クレイジーボックス攻3000-マエストローク攻1800=1200
遊馬LP4000-1200=2800


小鳥「遊馬ぁ!!」
小鳥の悲痛な叫びが響き、遊馬は倒れた。
アストラルはすぐにそこに駆け寄った!

アストラル『大丈夫か!?遊馬!?』

しかし、遊馬の表情は軽快なもので、すぐにバク宙で立ちあがった!

遊馬51「ああ!これくらいへでもねぇや!」

そういい遊馬はアストラルに向かってサムズアップして見せた。
その姿をみてアストラルはほっとした。
が、六子はその様子を怒り気味に見ていた。

六子31「先ほどからたまに何を独り言を言っているのですか!?
それもかっとビングとでもいいますの!?
私はこれでターンエンドですわ!」

遊馬51「行くぜぇ!俺のターンだ!」

アストラル『…遊馬、君の手札なら、すでに勝利の方程式は完成している…だが。』

アストラルと遊馬は、六子を見据えていた。

遊馬51「…ああ。ただ勝つだけじゃ意味がない。
あいつの、六子のフィールド魔法と、あのNo.を倒して、かつギャンブルをしてそれに勝たないと!
でないと、あいつに人と向き合う勇気を与えてやれない!」

アストラル『…その通りだ。そのためには、あのカードを引き当てる必要がある。』

遊馬51「ああ、行くぜぇ!このドローに、全てをかける!
…かっとビングだあああああああああ!
オレェ!ドロー!」


そこまでいうと、遊馬は勢いよく飛び上がりカードを一枚引いた。
そしてそのカードを静かに見た。

小夜「…ゆーま、むつこおねーちゃん…。」

小鳥「…小夜ちゃん。」

心配する二人の声を背に受け、遊馬は静かに引いたカードを見た。
…引いたカードは、『星に願いを』だった!

遊馬61「…引いたぜ!勝利の方程式をよぉ!!」

六子30「私のNo.とこのフィールド魔法を破り、ギャンブルをして勝つ!?
何寝言を言っていますの!?
そんなことは不可能ですわ!
トラップカード、『ナンバーズ・オーバーレイ・ブースト』を発動しますわ!」

そういい、六子は最初から伏せていたカードを発動した!

遊馬61「何ぃ!?」

六子10「このカードは、自分フィールド上のエクシーズ素材のないNo.に、手札のモンスター二枚をオーバーレイユニットにすることができますの!
私は、手札にある二枚の『千年の盾』を、エクシーズにしますわ!
…そう、これで!『クイック・エクシーズ・フォース』の効果で、もう一度賽を降ることができますのよ!」

そういい六子が天に掲げた二枚のカードは光となって、クレイジーボックスのオーバーレイユニットとなった!

遊馬61「…く!そんなカードが…。」

再び六子は不敵な笑みを浮かべ、右手の人差し指を天に掲げ宣言した!

六子10「『クイック・エクシーズ・フォース』の効果で、『クレイジー・ボックス』の効果を発動しますわ!」

アストラル『…ここで六子が、3か5を引き当てたら、我々の目的は果たせなくなる。
…そして彼女には、それだけの確率を引き当てる実力がある。』

静かにそう語るアストラルの表情には緊張が走っていた。

六子10「…さぁ、賽を降りますわよ!…ええ…。」

しかし、そこまで言うと、六子の体はぐらつき、一瞬倒れこんだ。
すぐに立ち上がったが少し辛そうだった。

遊馬61「おい!?どうした?大丈夫か!?」

六子10「う、煩いですわ!
(…私としたことが、どうしたのでしょう?どうしてこんなに心と体が動揺しているのでしょう?)」

自分自身の体がぐらついたのは、動揺からきているのはわかった。
が、どうして自分がそんな動揺をしたかわからなかった。
そんな時、ふと頭に自分の父親の顔が浮かんだ。

六子父『(いいかい、六子。ギャンブルは、常にポーカーフェイスで、心を落ち着けてやらないとダメだよ。ギャンブルはとても繊細だからね。それくらい落ち着いていないと、失敗してしまうよ?)』

六子10「は!…なんで、なんでここでお父様の言葉が出てきますの!?
私は平常心ですわ!
いきますわよ!『クレイジーダイス』!」

動揺しながらも六子は効果を発動した!
クレイジーボックスは、3回目の効果発動の為の回転を始めた!
そして回転は徐々に収まり、賽の眼が決定した!
その面は、何も表示されず、静かに面の真ん中が剥がれおちた。
そこから出てきたのは、巨大な、一つの赤い眼だった!
その目は六子を静かに、そして威圧的に見つめていた。

六子10「…『クレイジー・カーズ』!?
…そんな。なんで、なんでこのタイミングで、1の目を引いてしまいますの!?
…!?キャアアアアアアア!!」

六子の体から光がクレイジーボックスに吸い込まれるようだった!
六子はたまらず絶叫した!

六子LP4000÷2=2000

六子10「…なぜ…?
なぜ…ですの?」

六子は倒れこみ、放心状態になっていた。
しかし、六子の上空に浮かぶクレイジーボックスは、再び回転を始め、次々と周りの闇を纏い始めていた!

アストラル『遊馬!これはチャンスだ!彼女は今動揺している!』

遊馬51「ああ!俺は、相手フィールド上に、モンスターエクシーズが存在するとき、手札から『グランドラン』を特殊召喚する!」

グラン「グラァ!」

遊馬41「そしてぇ!このモンスターをリリースして、『チャッチャカアーチャー』をアドバンス召喚!」

フィールド上にいるグランドランは光の塊になり、その中からチャッチャカアーチャーが飛び出してきた!

チャッ「チャカ!」

六子10「あ…。」

遊馬41「『チャッチャカアーチャー』の効果を発動!一ターンに一度、フィールド上の魔法・罠カード一枚を、破壊する!
俺は、『No.クレイジー・ルーム』を破壊!」

チャッ「チャチャチャー!」

遊馬の反撃が始まった。
チャッチャカアーチャーは自分の持つ弩を構え、天に向かって放った!
その放たれた矢の所から空はパァっと晴天に晴れわたり、元の状態になった!

六子10「…そんな…私のフィールドが…。」

遊馬31「これで、俺たちはNoの召喚ができるようになった!
更に手札から、『レベルアップ・サモン』を発動!
このカードは、自分フィールド上のモンスターのレベルを一つ上げ、レベルを上げたモンスターと同じ種族のレベル4以下のモンスターを特殊召喚することができる!
俺は、『チャッチャカアーチャー』のレベルを6から7にあげ、レベル4以下の戦士族を特殊召喚できる!」


レベルアップ・サモン(オリジナルカード)
通常魔法
自分フィールド上のモンスターを一体選択し発動する。
そのモンスターのレベルを一つ上げる。
このターン自分は一度だけ、レベルを上げたモンスターと同じ種族のレベル4以下のモンスターを手札から特殊召喚することができる。
『レベルアップ・サモン』は一ターンに一度しか発動できない。


遊馬21「俺はこの効果で、手札から『アチャチャアーチャー』を特殊召喚する!」

アチャ「アチャー!」

チャッチャカアーチャーの隣にアチャチャアーチャーが並びたち上空に浮かぶ黒い魔箱を見据えた。

六子10「召喚したときに発動する効果を持つモンスターを、わざわざ特殊召喚することに、何の意味があるのですか!?」

遊馬11「意味は大有りさ!
俺は手札から、『星に願いを』を発動!」


星に願いを (OCG)
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同じ攻撃力または同じ守備力を持つ
自分フィールド上のモンスターのレベルは、
エンドフェイズ時まで選択したモンスターと同じになる。


六子10「そのカードは!?」

アストラル『『星に願いを』は、攻撃力か守備力が同じモンスター二体のレベルを、片方のレベルに合わせる!
そして『アチャチャ』と『チャッチャカ』の攻撃力は、共に同じ1200!』

遊馬10「俺は、『アチャチャアーチャー』のレベルを、『チャッチャカアーチャー』のレベル、7に合わせる!
更に、リバースカードオープン!『ガガガリベンジ』!
このカードは、墓地にいるガガガモンスターを、復活させ、このカードを装備する!
蘇れ!『ガガガマジシャン』!!」

ガガガ「ガガガ!」

墓地にいたはずのガガガマジシャンは地面を素手で突き破り飛び出してきた!

遊馬10「更に、『ガガガマジシャン』の効果を発動!一ターンに一度、レベルを1~8に変更することができる!
俺は、レベル7を選択!」

これでフィールド上に、
レベル7の、
チャッチャカアーチャー、
アチャチャアーチャー、
ガガガマジシャン
の三体が揃った!

小鳥「これで遊馬のフィールド上に、レベル7のモンスターが3体揃った!」

アストラル『遊馬、行くぞ!』

遊馬10「おお!俺は、レベル7の『アチャチャ』、『チャッチャカ』、『ガガガ』で、オーバーレイ!」

ガガガ「ガガガー!」
アチャチャ「アチャチャー!」
チャッチャカ「チャッチャカー!」

三体のモンスターは声を合わせ光となり、フィールドの中央に現れた光の渦に飛び込んだ!
その光は爆発を起こし、中央から縦縞模様をした縦長のルーレットが現れた!

遊馬10「…三体のモンスターでモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!
エクシーズ召喚!
現れよ!絶対的な運命を操る縞模様の銘柄!
『No.7 ラッキー・ストライプ』!!」

そのルーレットは変形し、ストライプの道化師が三つの光をもち現れた!


No.7 ラッキー・ストライプ (アニメ版再現)
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/光属性/天使族/攻 700/守 700
レベル7モンスター×3
このカードは、No.と名の付くモンスターとの戦闘以外では戦闘破壊されない。
一ターンに一度このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
サイコロを振る。
このカードの攻撃力は、バトルフェイズ終了時まで出た目×700ポイントになる。


7「ラッキー・ストライプ☆」

ラッキー・ストライプは軽快な声とともに杖を構え、クレイジー・ボックスを見据えた!

遊馬10「…チャーリー。お前の運を使わせてもらうぜ!」

六子10「…そんな、私のNo.以外に、運をつかさどるNo.が存在するなんて…!」

遊馬10「世界は広いんだぜ!六子!そして人の数だけデュエルがあるんだ!
この瞬間、墓地に送られた、『ガガガリベンジ』の効果発動!
自分フィールド上のモンスターエクシーズの攻撃力を、300ポイントアップする!」

7  攻700→1000
マエ 攻1800→2100


アストラル『…もっとも、ラッキー・ストライプの攻撃力は、効果を使ってしまえばこの攻撃力上昇は意味がなくなってしまうがな。…遊馬、君が彼女のために賽を降る番だ。』

アストラルの声を受けて遊馬は六子のように右手の人差し指を天に向け言った!

遊馬10「おう!行くぜぇ!『ラッキー・ストライプ』の、効果発動!
一ターンに一度、オーバーレイユニットを使って、サイコロを振る!
そして、このカードの攻撃力はサイコロの目×700ポイントの数字になる!」

その指先にサイコロが一つあらわれ、遊馬はそれを掴んだ。
その様子を見て、六子ははっと、驚いた。

六子10「…あなた、まさかこの効果を使ってサイコロを振るために、それだけの手札を駆使したのですか!!」

遊馬10「ああ!お前は自分の持てるギャンブルテクニックを駆使して俺と戦った!
…だったら俺も、俺の持てるギャンブルモンスターで臨むべきだと思ったんだ!
それが、お前に向き合うことだと思ったんだ!」

六子10「遊馬…。」

アストラル『…いいのか?遊馬。このNo.の力を使って賽を降らないで?
そうすれば、君は確実に6の目がでる。…いや、すまない。』

そこまで言うと、アストラルは目を伏せた。

遊馬10「…ああ。ここは俺自身の運で、かっとビングで賽を降る!
そして絶対5以上の目を出してみせる!
いくぜぇ!
かっとビングだぁああ!俺!とう!」

そうい右手に掴んだ賽を振った!
その賽は勢いよく転がって行った!

小鳥「…。」

小夜「…。」

六子10「…。」

そしてサイコロは徐々にゆるくなり、そして、一つの面を上に向けた。
その目の数は…!

遊馬10「出た目は…5!
よし!これにより!『ラッキー・ストライプ』の攻撃力は、700の五倍、つまり、『3500』になる!!」

7 攻1000→3500

六子10「…。」

六子は静かに地面に座ったまま、目を閉じた。

遊馬10「行くぜぇ!バトルフェイズ!
『ラッキー・ストライプ』、あの六子を狂わせる、真っ黒な箱なんて吹っ飛ばせ!
『スーパー・ラッキー・ノヴァ』!!」

7「ラッキー・ストライプ☆」

ラッキーストライプの構えた右腕が、巨大な幻想の手をうみ、その手はクレイジーボックスを掴み、そのまま握りつぶした!


ラッキーストライプ攻3500-クレイジーボックス攻3000=500
六子LP2000-500=1500


六子10「キャアアア!」

遊馬10「そして俺のフィールド上には、まだ『マエストローク』が残っている!
行けぇ!マエストローク!六子にダイレクトアタックだぁ!
『音響剣一閃』!!」

その掛け声に、マエストロークは剣を構え六子に向かって駆けだした!
そしてその剣で六子を切りつけた!

マエ「ハァ!!セイ!」

六子10「キャアアアアアアアア!」


マエ攻2100
六子LP1500-2100=0


WIN 遊馬
決まり手:マエストローク



…ARヴィジョンが消え、モンスターや、六子のきていた黒いドレスも消え、そこにあったのはいつもの屋上の風景だけだった。
六子は制服姿に戻り、その場に座り込むように呆けていた。

小夜「…このデュエル、ゆーまがかったー!」

小鳥「ええ!遊馬が勝ったわ!」

六子「…。」

アストラル『…。』

アストラルは六子に手を伸ばし、六子の持つNo.を回収した。
そして、そのNo.をまじまじと見た。

アストラル『…これが、彼女のNo.…。』



そこから離れた別の校舎の屋上に、別の男がいた。
その男は黒い竜の仮面をかぶり、赤い眼を輝かせ遊馬達のいる屋上を見据えていた。

??「…バーナァーさん、速報です。六子が負けました。」



バーナァーは自分のARヴィジョンをポケットに戻し、六子の座っていた椅子に座る剣裂に声をかけた。

バーナァー「…どうやら、六子は負けてしまったみたいだね。剣裂君。
No.も遊馬にとられてしまったようだ。」

剣裂「…いや、彼女にあのNo.は重すぎでした…。
彼女自身が壊れるぐらいだったら、この方がよかった…。」

そう、剣裂はどこかほっとしたような声で言った。

バーナァー「…君がそう思うなら何も言わないが、そんな覚悟では、この先遊馬を倒すことは叶わないよ?剣裂君。
…あと、蕪木くんだけど、『…ふ、愚かな。あれだけの啖呵を切ってこのざまとは…。奴はわれら4人の中で最も最弱…。』みたいなことを電話で言っていたけど、…どうする?」

剣裂「後で叱っておきます。…彼女は彼女なりに精いっぱい頑張りああいう結果になっただけですから。侮辱は冗談でも許しません。」

バーナァー「彼は彼なりに場を和ませようと思っただけだから、今回はわたしに免じて許してやってくれ。…だが、問題は次どういう手を打つか…ってことになるのかな?」

剣裂「…それは…。」

バーナァー「…剣裂君。まだ最初の切り口が失敗しただけだ。
まだまだ修正はきくよ。とりあえず、次はわたしが切り込んでみよう。…ただし、切り口を変えてね。」

そうバーナァーはいい、自分のポケットから一枚の黒いカードを取り出した。



遊馬「おい六子!大丈夫か!?」

遊馬は六子に駆け寄り、フラフラしている六子の体を支えてあげた。
そのことで、六子も正気を取り戻し、遊馬を見た。

六子「…ええ、大丈夫ですわ。…あ、」

気が付くと遊馬は、自分に手を差し伸べていた。
真っ直ぐに、掴まれと。

遊馬「…ほら。」

六子は少し照れながらもその手を掴み、立ち上がった。

六子「ありがとう…ございますわ。」

遊馬「いやぁ、にしてもお前つええな!
俺もNo.が呼べなかったら危なかったぜ!
約束通り、デュエルしてくれてありがとうな!…今度はお前と一緒にギャンブルもやろうな!
…っつても、俺はてんで初心者だから、色々教えてもらいながらになりそうだけどさ。」

そういい、遊馬は自分が受けた罵倒や中傷を全く気にすることのないかのように、明るい顔でそう言った。

六子「…遊馬。」

小夜「むつこおねーちゃん!だいじょーぶ!?」

そんな二人に、小鳥と小夜も駆け寄ってきた。

六子「ええ、大丈夫ですわ。
ありがとうね。小夜ちゃん。」

心配そうな顔でこちらを見る小夜を安心させるため、優しく頭をなでてあげた。

小夜「えへへ!」

小夜「けど、ずるいよ!
わたしも、わたしもね!むつこおねーちゃんとギャンブルするのすきだよ!なかまにいれて!」

そういい小夜は六子の腕を優しく握ってきた。
その奥で小鳥が少しもじもじしていた。

六子「小夜ちゃん…。」

小鳥「…あ、あのね、六子ちゃん。
私も遊馬と同じで苦手だけど、一緒に教えてもらってもいいかしら?」

六子「…みんな…。」

六子は驚くことしかできなかった。
あんなことをしたのに、小鳥と遊馬は自分に対して、こんなにも優しくしてくれる。
なんで?なんでなんだ?どうしてこの人たちは、そんなに優しくできるんだ?

遊馬「な!言ったろ!?デュエルをしたら、みんな仲間だって!」

そういう遊馬の顔を見て、六子は納得した。
遊馬は、こういう人だからこそ、周りの人もみんな遊馬みたいに優しくなる。
優しくなれるのだ。だからこそ、遊馬は強いのだ。
…自分も、そうなりたいと、思った。
それにもう一つ、とても言葉にしづらいが、
…この人と暫く一緒にいたい、っていう感じの気持ちが湧いてきた。

六子「…遊馬、ありがとうございます。
…あなたのかっとビングは本当に素晴らしいですね。」

六子は遊馬に丁寧なお辞儀を、心を込めてした。
それに対して遊馬はさらっと言った。

遊馬「お礼なんていいって!」

六子「…No.がなくなっていますね…。」

ふと気が付くと、自分が持っていた『クレイジーボックス』がなくなっているのに気付いた。

遊馬「あ、ああ、そのことなんだけど、このカード、俺が持っていてもいいか?」

きがつくと、遊馬の右手に『クレイジーボックス』が握られていた。
…これがデータにあった、デュエルに負けるとNo.が消える現象なのか…と納得した。

六子「…ええ。遊馬でしたら、きっとそのカードの魔力になんて負けませんわ。
…私との思い出と思って持っていてください。
…それに、そのカードが私の手元からなくなったことで、学校中のみんなは、元に戻っているはずですわ。」

小鳥「本当!?よかったぁ。」

正直、ほっとした。
使っていたときはそうは思わなかったが、あのカードは自分には荷が重すぎた。
その重荷がなくなった今、自分の気持ちに対して、かっとビングしなきゃいけないと思った!

六子「…遊馬、あなたのおかげで、私はどんなことでも真正面から向き合うことの大切さを学ぶことができそうですわ。
…ですけど、まだそれができるかちょっと不安ですの…。
だから!」

そういい、強引に遊馬の左腕にとびついた!

遊馬「ウェイ!?」

六子「一緒にこっちに来て、その向き合うことの大切さを学ぶため、一緒にギャンブルであそびましょう!
小鳥さん、小夜ちゃんを頼みましたよ!」

そういい遊馬の腕を引いた!
自分の中でさっき生まれた思いが、そうさせた。
暫く、せめて今日は暫く遊馬と一緒に、色んな事を純粋に遊びたい!
ギャンブルでもデュエルでもいい!
だから、今日は遊馬を独占する!
そう思っての、自分の気持ちゆえの行動だった。

小鳥「え!?ちょっとまちなさい!六子ちゃん!?
何やっているの!?授業はどうするの!?」

遊馬「ちょっと待ってくれ!俺をどこに連れていくんだよ!?」

慌てる二人をよそ目に言葉をつづけた。

六子「心配いりませんわ!あなたと二人っきりで、ギャンブルをしながら人と向き合う練習をするだけですわ!
楽しいですわよ!」

アストラル『…どうやらNo.の闇が晴れた今、彼女はより自分自身に素直になっているようだ。』 

遊馬「やばいって!授業サボるのやばいって!ただでさえ俺居眠りとかしているんだからさ!」

遊馬が先生から罰を受けるのは悲しいけど、それよりも自分自身が感じたその気持ちに、今は素直になりたかった!だから、自分にできる精一杯のポーズをとって言った。

六子「そんなことよりも、私のギャンブルのほうが大事ですわ!
…それとも遊馬は私と向き合ってくれないのですか?」

遊馬「ぐ…それは…。」

遊馬が渋るのをいいことに、六子は遊馬の腕を引っ張り、自分の元に寄せて、笑った。
その笑顔は、今迄してきたどの笑い顔より、素直で、恋心が混じった、とても素敵なものだった。
これから剣裂さんに、今回の失敗を報告して、その罰を受けないといけない。
だけど、だけど今は、そんなことを忘れて、遊馬と一緒に、色んな事をしたい!学びたい!
そう思って、もう一度笑って言った。

六子「さぁ、賽を一緒に振りましょう!」


…第一話 新たな戦いの始まり!小夜と六子との出会い! 完…
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テーマ : 遊戯王
ジャンル : ゲーム

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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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