【遊戯王ZEXAL CN5】激怒のシャーク!咲き立ちはだかる雪月花美神! Part5 【第二話】



 ~遊馬VS六子~
~前回までに出来上がった場~
現在遊馬のドローフェイズ ドロー前

遊馬LP4000
手札2枚
伏せ2枚(ハーフアンブレイク エクシーズ・リボーン)
フィールド

希望皇ホープ 攻撃表示 ORU2

~~~~~~~~~~~~~~~~~

六子LP4000
手札2枚
伏せ3枚
フィールド

セットモンスター 




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

遊馬32「俺のターン、ドロー!」

アストラル『…さて、遊馬はこの局面、どうする?』

遊馬のフィールド上には、希望皇ホープ。伏せカードが二枚。
それに対して、六子の場には、伏せカードが三枚。セットモンスターが一枚。
正直、誘っているとしか思えない状況だった。
アストラルの声掛けに対して、遊馬は悩む素振りをしながら答えた。

遊馬32「…んー正直攻めたくないんだよな。あの六子が何の意味のないカードをセットしたりはしないはずだ。だから、あのセットモンスターとセットカードには何か意味があるはずなんだ。
…だけど…。」

悩む遊馬に対峙している六子も、ポーカーフェイスで思っているものがあった。

六子23「…。
(遊馬なら、必ずこの布陣に踏み込んでくるはずですわ。そうすれば、
…私のここでの役割も果たせます。…本当は、もっと楽しい決闘をしたかったのですけど、ごめんなさい…遊馬。)」

アストラル『…だけど、なんだ?』

遊馬32「だからこそ、俺は攻めてみたい!
行くぜ!俺はホープで、裏守備モンスターに攻撃!
『ホープ剣スラッシュ』!!」

ホープ「ホープ!!」

遊馬の掛け声に反応し、ホープは腰の剣を抜き裏側守備表示モンスターに襲い掛かった!
そして裏側を向いていたカードは表になり、大鎌を持った黒いローブを被った骸骨が現れた!
ホープはそのモンスターをホープ剣で切り裂いた!!

ホープ攻2500VS冥界の使者守600

六子23「…セットモンスターは、『冥界の使者』!!
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、効果を発動しますわ!
お互いにデッキからレベル3以下の通常モンスターを一枚確認し、手札に加えますわ!」


冥界の使者 OCG
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守 600
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、
お互いに自分のデッキからレベル3以下の通常モンスター1体を選択し、
お互いに確認して手札に加える。
その後デッキをシャッフルする。


遊馬は、今迄見たことも聞いたこともないモンスターに、驚いた!

遊馬32「な、なんだぁ!そのモンスターは!?」

六子33「私は、『封印されし者の左腕』を手札に加えますわ!!
…さぁ!遊馬もデッキからレベル3以下の通常モンスターを一枚、選択してくださいませ!!」

六子のデッキから一枚のカードが飛び出した。それを六子は可憐に引き抜き手札に加え遊馬をみた。
遊馬はおどおどと反応しながら言った。

遊馬32「…そ、そんなモンスター入っていないぜ…。」

六子33「…ないのであれば、デッキを確認させてもらえないでしょうか?でないと証明にならないので。」

アストラル『…これは。』

アストラルは静かに呟いた。

遊馬32「あ、ああ!ほら、見てくれ。」

そう言い遊馬は六子の元に走り、自分のデッキを渡した。
六子はそれを丁寧に受け取った。

六子33「お借りします。…。」

そして素早く一枚一枚を確認し丁寧に四角に整え、遊馬の手に返した。

六子33「…確かに、通常モンスターは一枚も入っていませんね。確認しました。」

遊馬32「ああ。」

そのあと二人は再び距離をとり、そして向き合った。

六子33「ではお互いのデッキをオートシャッフル…。」

お互いのデッキが、オートシャッフル機能で素早く混ぜられた。
そこまでの様子を見て、アストラルは神妙な顔でつぶやいた。

アストラル『…まずいぞ、遊馬』

遊馬32「…へ?何がまずいんだ?」

アストラル『…彼女は、エクゾディアパーツのうちの一枚を手札に加えた。
そして、彼女はギャンブルの天才…。
そこからのデッキオートシャッフル。
そこから導き出される答えは…、5枚のエクゾディアの完成だ。
…そうなると、君の手札の状況からは何も打開策はない。』

…エクゾディア。
遊戯王初期から存在する、絶対的な勝利条件を持つカードの一つ。
手札に、『右腕』
   『左腕』
   『左足』
   『右足』
   『エクゾディア』
の5枚が揃った時、揃えたプレイヤーは、揃えた時点でデュエルに勝利する。
その余りの強さに、デッキに一枚ずつしか入れることができないカード。
そんなカードを、ギャンブルの技術を自在に操る六子が本気で揃えようとしたら…!

遊馬32「え!?それって、どうすりゃいいんだよ!?」

アストラル『君の攻撃が招いた結末だ。
…ただ君が攻撃しなかったとしても、彼女のことだ。
あのカードを墓地に送る手段ぐらい用意していただろう。よって防ぐことは難しかっただろう…。
今君の手札にある永続魔法を先に発動しておけば、墓地で発動するサーチ効果は止めることができたが…今言っても仕方ない。』

遊馬32「結局、どうにもならなかったってことじゃねーかよ!
…かといって、今このカードを発動しても意味はないしな…。
俺は、とりあえずこれで、ターンエンド!」

色々思考したが、結局何の手も打てず遊馬はターンエンドした。

六子43「では、参りますよ!私のターン、ドロー!」

六子は引いたカードを確認し、手札に加えた。

六子62「…。
トラップカード発動、『無謀な欲張り』!
私はカードを二枚ドローする代わり、私のドローフェイズを二回スキップしますわ!
よって、カードを二枚ドローしますわ!
…。」

六子はこの上、更に手札を増やし、そして高らかに手を振り上げ宣言した。

六子61「トラップカードオープン!
『ブレイク・ザ・シール』!
このカードと、自分フィールド上に存在するもう一枚の『ブレイク・ザ・シール』を墓地に送ることで、デッキから『封印されし』と名の付いたカードを一枚、手札に加えることができますわ!
よって、もう一枚の伏せカード、『ブレイク・ザ・シール』をオープンですわ!」


ブレイク・ザ・シール (アニメGX)
永続罠
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードと、
このカード以外の「ブレイク・ザ・シール」1枚を墓地へ送る。
自分のデッキから「封印されし」と名のついたカード1枚を手札に加える。


六子のフィールドに、二枚のブレイク・ザ・シールが露わになった!

遊馬32「こ、これは!!」

アストラル『…流石としか言いようがないタクティクスだ…。』

アストラルは目を閉じ、静かに語った。

遊馬32「アストラル!?」

アストラル『…今回彼女は、自分自身のカードを引き寄せるカードのシャッフルに加え、大量のドローカード、その上で最後に足りないカードを引き寄せるカードまで用意している。
…つまり、彼女は自分の実力と、デッキ構築でより高い確率で5枚のカードを手札に揃うようにしているのだ…。
5枚揃うことで勝利が確定する、『エクゾディア』を。』

遊馬32「…。」

そこまでアストラルが言うと、遊馬は顔を落とし体を震わせ、黙った。
その様子に、六子とアストラルは心配になり、声をかけた。

六子60「…遊馬?」

アストラル『…どうしたのだ?遊馬!?』

そこで遊馬が顔をあげたが、その顔はとても清々しいもので、
目が輝いていた!

遊馬32「すげぇ!すげぇよ!六子!!」

六子60「…遊馬。」

遊馬32「自分の実力をメイ一杯生かして、更にデッキもそれを最大限生かすようにするなんて、本当すげぇよ!
やっぱりNo.に頼らなくても、六子はすげー決闘者なんだ!」

遊馬は悲しくて顔を下に向けたのではなく、六子のプレイング、デッキ構築諸々に感動で打ち震えていたからだったのだ!
六子はそれを理解し、少し胸が温かくなった。

六子70「遊馬…。
…。私のこのデッキとこの戦法を、そう言ってくれたのは、あなたが初めてですわ…。
ありがとうですわ。
…ブレイク・ザ・シールを二枚墓地に送り、デッキから、『封印されしエクゾディア』を手札に加えますわ!
そしてこの瞬間!5枚のエクゾディアカードが、私の手札に揃いましたわ!」

六子は手札を遊馬にみせた。
その手札には確かに、5枚のエクゾディアパーツが揃っていた!
六子の背後に五芒星が浮かびその頂点からそれぞれのパーツが鎖を引きちぎり現れた。
そして六子の後ろに、巨大で、神に匹敵する威圧を放つエクゾディアが完全な姿で現れた!

遊馬32「…これが、エクゾディア!!」

六子70「…怒りの業火、エククゾード・フレイム!ですわ!!」

エクゾディアは六子の掛け声に合わせ、両手を合わせそこに灼熱の火炎が集約した!
そしてそれは気合のこもった掌底とともに、遊馬に向かって放たれた!

遊馬「うわあああああああああああああああ!!!!」

遊馬:敗北



…ソリッドヴィジョンが消え、浜辺には大の字に倒れた遊馬と、それに驚き駆け寄る六子がいた。

六子「遊馬!大丈夫ですの!?」

六子は膝をつき心配そうな顔で、遊馬を覗き込んだ。
遊馬は目を開き、バク宙で立ちあがった。

遊馬「ああ!!大丈夫だ!
…それにしてもすげぇな六子は!あんな決闘初めて見たぜ!!六子じゃないと絶対できないぜ!
この大会、絶対優勝しろよな!」

そういい、遊馬は気持ちのいい笑顔で、サムズアップを六子に向けた。
六子はそんな遊馬を見て、自然と笑みがこぼれた。

六子「…ふ、ふふふふふふふ!
このデッキは、本当に本気の時しか使わないんですのよ!
遊馬とは一度本気の私で戦ってみたかったので使いましたけど、あとの試合はもうちょっと普通のギャンブルデッキを使いますわ!」

遊馬「何!?そうなのか!?それも見てみたいぜ!」

六子「ええ!ぜひ見てください!
頑張って優勝しますわ!!」

六子はそう笑いながら宣言した!遊馬も笑ってそれに答えた。
今六子はとても充実していた。
…こんな時間が、もっと続いてほしい。
そう心の中で思いながら。




 ~凌牙VSバーナァー~
~前回までに出来上がった場~
現在バーナァーのエンドフェイズ

凌牙LP2700
手札3枚
伏せ1枚(発動を封じられた『ポセイドン・ウェーブ』)
フィールド


~~~~~~~~~~~~~~~~~

バーナァーLP2400
手札1枚
伏せ1枚
フィールド

雪月花美神 攻撃表示 ORU2




…シャークは苦戦していた。
自分のフィールドのエクシーズモンスターは、バーナァーのNo.に倒され、伏せカードは発動を封じられていた。
悪態をつきながら、何とか立ちあがった。

凌牙31「…く、くそう!」

バーナァー11「どうしたのかな!?それでも『シャーク』という異名を持っている決闘者なのかな!?」

凌牙31「う、煩い!
貴様は!璃緒をさらった貴様だけは絶対に許さん!」

それを聞いて、バーナァーは真剣な顔で答えた。

バーナァー11「…凌牙君、君は自分の妹、『璃緒ちゃん』を救うのに、とても必死なのはわかる…が、君はその気持ちそのものが、君のメンタルを不安定にさせている。
それが君自身の弱点になっている。
…大切なものを守りたいというその気持ちが。
そこを凌牙君は自覚しないといけない。」

凌牙31「煩い!
貴様の言葉なんかに、耳を傾けるものか!
…俺のターン、ドロー!
俺は、『ディープ・ジェム・シャーク』を召喚!」

バーナァーの言葉を無理やり遮るように凌牙は新たな鮫を召喚した!
その鮫は、背中に宝石を携え、非常に丸っこい姿をしていた。

ジェム「ジャジャジャジャジャジャ!!」

凌牙21「そして、自分フィールド上の水属性モンスターをリリースして、手札から、『シャークラーケン』を特殊召喚!」

そしてその宝石ザメを食い倒すように、巨大な鮫が凌牙のフィールドに現れた!

クラーケン「シャアアアアア!!」


シャークラーケン (OCG)
効果モンスター
星6/水属性/魚族/攻2400/守2100
このカードは自分フィールド上の水属性モンスター1体をリリースし、
手札から特殊召喚できる。


バーナァー「…この状況で、レベル6の攻撃力2400のモンスター…。
何か狙っているね、凌牙君。」

凌牙11「そして手札より、『アクア・ジェット』を発動!
このカードは魚族モンスターを一体選択して、攻撃力を1000ポイントアップさせる!
よって攻撃力は、『3400』ポイントになる!
バトル!『シャークラーケン』で、『雪月花美神』を攻撃!
『シャークラーク・デストラクション』!!」


アクア・ジェット OCG
通常魔法
自分フィールド上の
魚族・海竜族・水族モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。


凌牙はマジック・コンボを駆使し、バーナァーのNo.を上回る攻撃力の鮫を用意し、速攻を仕掛けた!
雪月花美神に、水流を味方につけた獰猛な鮫が襲い掛かった!

バーナァー11「なるほど…そのマジックコンボでわたしの『雪月花美神』の攻撃力を超えると踏んだわけだろうが、
甘いぞ凌牙君!
『雪月花美神』の効果発動!!
オーバーレイユニットを一つ使い、モンスター一体の攻撃力を、300ポイントアップさせる!!
私は、『雪月花美神』の攻撃力を300ポイントアップさせる!
よって攻撃力は、3200から3500ポイントにアップする!」

雪月花美神3200+300=3500

雪月花美神の周りを回るオーバーレイユニットがまた一つ、今度は刀に吸収された!
雪月花美神の刀は光り輝き、光の刃先が現れた!

凌牙11「なに!?」

バーナァー11「これで君の『シャークラーケン』の攻撃力を上回った!
返り討ちだ!『雪月花美神』!
『雪月花乱れ切り』!!!」

襲い掛かる『シャークラーケン』を『雪月花美神』は、再び切り刻んだ!

雪月花3500-シャークラ3400=100
凌牙LP2700-100=2600

凌牙11「く、くそう!!」

再び凌牙のフィールドにモンスターはいなくなった。
そして凌牙はこのターン、通常召喚をしてしまった。このままだと、身を守ることができなくなってしまう!



…Part6に続く
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テーマ : 遊戯王
ジャンル : ゲーム

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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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