【遊戯王ZEXAL CN5】穢された兄妹の絆…。 操られた青い鳥の奇跡 Part8【第四話】

~前回までに出来上がった場~
現在 カイトのドローフェイズ

小夜(バリアン)LP8500
手札3枚
伏せ0枚
フィールド

フォーチュンチュン     守備表示 ORU一つ
ドラゴン族封印の魔壷    守備表示
赤緑の絵画魔        攻撃表示

波動キャノン カウンター二つ
波動キャノン カウンター二つ
エクシーズ・カラプス
エクシーズ・デビル・コール
エクシーズ・シャット

~~~~~~~~~~~~~~~~~

カイトLP4000
手札3枚
伏せ1枚
フィールド

銀河眼の光子竜 攻撃表示

~~~~~~~~~~~~~~~~~

凌牙LP4000
手札3枚
伏せ0枚
フィールド

シャーク・ドレイク  攻撃表示 ORU二つ
ツーヘッド・シャーク 攻撃表示

No.ソウル・ブレイク





バリアンのフィールドをみて、カイトは一度目を閉じ静かに言った。

カイト40「…確かに、俺の場に『銀河眼』が存在する限り、その『魔壷』は破壊耐性を持ち続け、破壊されない。
…だったら、他の手はある!
俺のターン!ドロー!
…トラップ発動!『銀河の導き』!
これによって俺は、『銀河の魔術師』を特殊召喚!」

魔術師「ふっふっふっふ!」

再びカイトの場に、銀河眼の光子の導きによって『銀河の魔術師』が現れた!
…が、そんな場をバリアンは目を大きく見開きあざけ笑った!

小夜(バリアン)30『そんな低級モンスターを召喚して、例えそれをエクシーズ素材として『超銀河眼』を呼んだとしても、『エクシーズ・カラプス』で破壊される!
そしてそれを免れたとしても、その効果はこの『魔壷』の効果で無効にされる!
全く、意味がないんだよなぁ!』

…しかしカイトは静かにバリアンを睨み言った。

カイト30「…それはどうかな?」

小夜(バリアン)30『何!?』

そのあとカイトが行った行動は、その場にいる全ての者が驚くものだった!

カイト30「俺は、『銀河の魔導師』と、『銀河眼の光子竜』をリリース!」

そう言うと、カイトの場の『銀河の魔術師』と、
…『銀河眼の光子竜』は光となってカイトの場から消えた。

小夜(バリアン)&凌牙『「何ぃ!?」』

アストラル『カイトが『銀河眼』をリリースしただと!?』

オービタル「カイト様…。」

遊馬「それほどまでに、あいつはこのデュエルにかけてくれるものがあるんだ…!」

それぞれが驚きの表情とともに、このデュエルにかけるカイトの思いを読み取った…。

カイト30「『フォトン・カイザー』を、アドバンス召喚!」

カイザー「ふぅ!」

光子の皇帝が、その存在を現した!

小夜(バリアン)30『バカな!?カイトが、
…カイトが自分の切り札をリリースしただと!?』


カイト30「バトル!『フォトン・カイザー』で、『ドラゴン族封印の魔壷』を攻撃!
『カイザー・ブレード』!!」

カイザー「セイヤァ!!」

カイト20「更にこの瞬間!俺は手札から速攻魔法、『フォトン・トライデント』を発動!
このカードは、フォトンモンスター一体をエンドフェイズまで攻撃力を700ポイントアップし、更に相手に貫通ダメージを与える!」

カイザーは自分の持つ剣を振り上げ、魔壷に斬りかかった!!
その後ろからカイトの発動した魔法カード、『フォトン・トライデント』の幻影が重なり、攻撃力をあげた!
その斬撃は魔壷を貫通し、バリアンを襲った!!


フォトン・カイザー 2000+700=2700
カイザー2700-壺800=1900
小夜?8500-1900=6600

小夜(バリアン)30『…馬鹿な!?そんな方法でこの壺を破壊してくるだと!?』

カイト20「壺だけじゃない!!
俺は『フォトン・トライデント』の更なる効果発動!
相手のライフにダメージを与えた時、相手の魔法罠カードを一枚破壊できる!
俺は、『エクシーズ・シャット』を破壊する!」

そう言うと、バリアンの場の『エクシーズ・シャット』はひびが入りはじけ飛び、破壊された!

小夜(バリアン)30『チぃ…!』

カイトのまさかの奇策に、その場にいる全員が驚き称賛した!
その様子にアストラルは表情を変えた!

遊馬「すげぇ!銀河眼をリリースすることで、活路を見出した!」

アストラル『…切り札を…リリース…。
!!そうだ遊馬!
No.だ!』

遊馬「へ?No.がどうしたっていうんだよ?」

アストラル『バリアンはあのNo.を自分の手中に収めることで、小夜を操っている!
つまり、あのNo.さえ我々の手で取り返せば!』

遊馬「バリアンの呪縛から解放できて、小夜を助けることができる!
カイトォ!」

アストラルの言葉に、二人の決闘者は更なる活路を見出し、その闘志を向けた!

カイト20「聞いていた!凌牙!奴からNo.を奪うぞ!
お前ならできるな!」

凌牙40「ああ!
いくぞ!俺のターン!ドロー!
俺は、『ディープ・スィーパー』を召喚!」

凌牙のフィールドに、黒い三葉虫のようなモンスターが可愛らしく現れた!
そんなカードを見て、バリアンは驚愕した!

小夜(バリアン)30『そのカードは!?』

凌牙40「『ディープ・スィーパー』は、このカードをリリースして、魔法罠を一枚破壊できる!
俺は、リリースすることで、お前の『エクシーズ・カラプス』を破壊!」

ディープ・スィーパーは地面に潜り、そしてバリアンの場にある『エクシーズ・カラプス』の下から浮上し、カラプスを破壊した!

小夜(バリアン)30『チ!これでエクシーズ召喚でモンスターが破壊されなくなっちまった…。』

凌牙30「まだだ!
更に俺は、『死者蘇生』を発動!これにより、『ディープ・スィーパー』を再び特殊召喚!そして、こいつをリリース!お前の『エクシーズ・デビル・コール』も破壊する!」

そして死者蘇生で復活した『ディープ・スィーパー』は再び潜り、先ほどと同じように『エクシーズ・デビル・コール』を破壊した!
…これでバリアンの場には、永続罠が全てなくなった!

遊馬「よし!これでバリアンの場には永続罠がなくなった!
…ってことは!」

アストラル『…赤緑の絵画魔を戦闘で破壊できる。』

凌牙は鮫たちを操る王のように振る舞い宣言した!

凌牙30「バトル!『ツーヘッド・シャーク』で、『赤緑の絵画魔』を攻撃!」

ツーヘッド攻1200VS赤緑守1100
ツーヘッド・シャークの勝ち

ツーヘッド・シャークの一撃で、赤緑の絵画魔は破壊された!
そしてまだ、ツーヘッド・シャークにはもう一度攻撃が残されていた!

小夜(バリアン)30『チぃ!!』

凌牙30「そして、『ツーヘッド・シャーク』で、『フォーチュンチュン』を攻撃!」

小夜(バリアン)30『…だが、『フォーチュンチュン』は素材を一つ取り除き、破壊を免れる!』

凌牙30「俺にはまだ、『シャーク・ドレイク』の攻撃が残っている!
いけぇ!『シャーク・ドレイク』!『フォーチュンチュン』を攻撃!
『デプス・バイト』!!!」

シャーク・ドレイクはフォーチュンチュンを噛み砕き、バリアンの場にいるモンスターを全て倒した!

小夜?30『く!』

…そこで凌牙は苦しそうな表情を浮かべ、下を向き一言つぶやき言った。

凌牙30「…すまない。
この瞬間!シャーク・ドレイクのモンスター効果発動!
オーバーレイユニットを一つ使うことで、相手の破壊したモンスターの攻撃力を1000ポイント下げ、再び攻撃表示で特殊召喚し、もう一度攻撃できる!」


フォーチュンチュン攻400-1000=0


そう宣言すると、シャーク・ドレイクはオーバーレイユニットを一つ使い、倒したフォーチュンチュンを攻撃表示で復活させた!
…その攻撃力は0になり、完全に無力化された状態でバリアンの場に蘇生された…!?
その光景に、遊馬達はカイトの時とは別の驚きの表情を浮かべた!!

遊馬「え?!なんでだ!?
小夜になるべくダメージを与えないように戦っているんじゃなかったのか!?
だったらモンスターの破壊だけで、わざわざ特殊召喚させる必要なんてないんじゃないのか!?」

アストラル『…おそらく、シャークは何か狙っているのだろう…。そう信じよう。』

小夜(バリアン)30『なんのつもりだ…!?』

凌牙30「やれ!シャーク・ドレイクで、『フォーチュンチュン』を攻撃!
デプス・バイト!」

そして再びシャーク・ドレイクは再びフォーチュンチュンに牙を向けた!
その牙の一撃は、先ほどのものとは違い強力なダメージをバリアン…小夜に与えた!


ドレイク2800-フォーチュン0=2800
小夜?6600-2800=3800


六子「小夜ちゃん!!!」

小鳥「きゃあああ!!!」


バーナァー「…凌牙君。」

その一撃に、皆が悲痛な表情と叫びをあげた!
…例えバリアンに操られているとはいえ、その体は病弱な小夜そのもの…!
No.の強力な一撃を耐えられると聞かれると…!!
バリアンはダメージを防ぐように腕で顔を隠し、怒りの表情で叫んだ!

小夜(バリアン)30『ち!なんだ!結局ダメージを与えることに専念しているじゃねぇか!
お前らにとって、この少女の体は、なーんも価値がねぇってことか!?
いたぶりがいがあるってことかぁ!?
俺は、『フォーチュンチュン』の効果を発動!
デッキに『フォーチュンチュン』、『デスガイド』、『クリッター』を戻す!』


凌牙21「…俺はカードを一枚伏せて、ターンエンドだ。」

凌牙は静かにそういい、ターンをバリアンに回した。
バリアンの表情は怒りとあざけ笑う表情で言った。

小夜(バリアン)40『け!貴様ら容赦がねぇな!
…だが貴様がその気だとしても、お前らは絶対ぶっ倒してやる!この少女の体をボロ雑巾のようにしてでもなぁ!
俺のターン!二枚ドロー!
…そしてぇ!二枚の『波動キャノン』に3000ポイント分のダメージエネルギーが溜まるぅ!!
そして俺の手札には、やっぱりいたんだよぉ!『デスガイド』ちゃんがぁ!
『デスガイド』を召喚!
そして、その効果によって『デスガイド』を特殊召喚!』


そして、とうとう二つの波動キャノンに三つめのエネルギーが溜まり、あと一ターンで二人とも、そしてどちらか片方であれば今すぐ倒すことができるところにまで来た!
再びバリアンの場にはデスガイドが現れ、その隣にもう一体のデスガイドが現れた!

デスガイド「…ブラック企業並みのデュエルは嫌デス…。』

デスガイド2「…同感デス…。」

遊馬「…これで再び、アイツの場にエクシーズ素材が揃った!」

小鳥「…また、あのNo.があのバリアンに悪用される…!」

六子「…そんな…小夜ちゃん!!」

小夜(バリアン)40『俺は、再び、レベル3のモンスター二体で、オーバーレイ!
…二体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!
エクシーズ召喚!
現れよ!『フォーチュンチュン』!!』


そして再びバリアンの場に青い卵が現れ、そこからフォーチュンチュンが生誕した!
…しかしその時だった!カイトと凌牙は動いた!

カイト20「いまだ!凌牙!」

凌牙21「ああ!
トラップ発動!『スプラッシュ・キャプチャー』!」

小夜(バリアン)40『!?』

アストラル『そうか!そういうことか!!』

遊馬「え?どういうことなんだよ!?」

アストラルは遊馬のほうを見て丁寧に説明した。

アストラル『シャークはあのNo.を奪うために、もう一度あのエクシーズモンスターをエクシーズ召喚させる必要があった。
そのために一度あのエクシーズモンスターを破壊し、デッキに戻させた。
更に『スプラッシュ・キャプチャー』を発動するためには、墓地に存在する魚族モンスターを二体除外する必要があった。そのために『ディープ・スィーパー』と、もう一枚魚族モンスターが必要だった。そのため『シャーク・ドレイク』のオーバーレイユニットを一つ使い、それを『スプラッシュ・キャプチャー』のコストを確保したんだ。』

遊馬「なるほど…だからシャークは一度フォーチュンチュンを攻撃しないといけなかったんか…。」

凌牙20「…『スプラッシュ・キャプチャー』は、墓地の魚族モンスターを二体除外して、発動する。
俺は、『ディープ・スィーパー』と、『ダブルフィン・シャーク』を除外!
俺はお前が召喚した『フォーチュンチュン』のコントロールを得る!
さぁこい!!Noよ!呪われしバリアンの力から、俺たちの元にこい!!」

凌牙の発動したトラップカードは、フォーチュンチュンのカードを凌牙のフィールドに引き寄せた!
フォーチュンチュンは自分の身の回りを纏う赤い電気をふりきり、凌牙のフィールドに喜んで飛んで行った!

フォーチュン「チュンチュン!!」

バーナァー「よし!凌牙君!よくやった!!」

小夜(バリアン)40『馬鹿なぁ!?
これを狙ってやったというのか!?』


…しかし凌牙の体に、赤い稲妻が走った!フォーチュンチュンはバリアンの呪いを振り切れていなかった!
その呪いの余波が、凌牙の体を襲った!

凌牙20「ぐぅ!!…これくらい、どうってことないぜ!!」

しかし凌牙はその呪いに耐えきった!
…そしてNo.に呪いをかけ、それを介して小夜を操っていたバリアンは、小夜とつながっていられなくなった!
その場で苦しみもがき、そして叫んだ!

小夜(バリアン)40『ぐああああああああああああああああ!!
己ぇ!カイト!凌牙あああ!!』


バリアン…いや、小夜ちは倒れ、そこから赤い影が放出された…!
そしてその場に倒れこむように疲れ切った表情で小夜は倒れた!
それと同時に、小夜の隣に次元の穴のようなものが現れた。
その中からボロボロの剣裂が現れその場に倒れこんだ。

六子「小夜ちゃん!!」

バーナァー「剣裂君!」


六子とバーナァーはすぐに二人に駆け寄り、二人を抱えて車まで引き連れた!
…そしてその場に赤い光が集合し、赤い悪魔…バリアンが、顔なき顔で怒りを露わに小夜のつけていた黄金のデュエルディスクを付けて二人を睨んだ!

バリアン30「己ぇ!だが、まだデュエルは続行している!
俺は、『波動キャノン』の効果を発動!
『波動キャノン』を二枚墓地に送り、相手に3000ポイントのダメージを与える!
3000ポイントのダメージを二回食らうのは、フォーチュンチュンを奪った凌牙!お前だ!!
食らええ!!」

バリアンの場に存在する二つの波動キャノンは、サンターンかけて貯めたエネルギー、合計6000ポイントにもなるダメージを凌牙にまとめて放った!!
…その威力に、凌牙のライフは一撃で吹き飛んだ!

凌牙20「うわああああああああああああああ!!!」

凌牙LP4000-3000-3000=0

遊馬「シャーク!!」

凌牙はその衝撃に耐えきれず、その場にうつぶせに倒れこんだ!
それを見た遊馬は、凌牙に走り寄った!が、それを静止する声があった!

カイト「来るな!遊馬!…まだデュエルは、おわってない!」

遊馬「カイト…。」

凌牙「…そうだぜ、遊馬、まだあの最低な野郎をブッ飛ばしてない…邪魔をするな!」

遊馬「シャーク…。」

二人の決闘者の決意は本物だった!二人は絶対に、このバリアンを倒す!
その意志の元団結していた!
しかし、バリアンの攻めの手はまだ終わっていなかった!

バリアン20「更に俺は、魔法カード『波動追撃キャノン』を発動!
このカードは、次の俺のスタンバイフェイズ、このターン『波動キャノン』で与えたダメージ分のダメージを、再びお前に与える!
つまり!次の俺のターンになれば、お前は6000ポイントのダメージを受けて、ジ・エンドってわけさ!
これでターンエンド!」


波動追撃キャノン ※オリジナルカード
通常魔法
『波動キャノン』と名の付くカードの効果で相手に効果ダメージを与えたターンのみ発動できる。
このカードを発動した次の自分のスタンバイフェイズに、このターン『波動キャノン』と名の付くカードでダメージを与えた分のダメージを相手に与える。
『波動追撃キャノン』は一ターンに一度しか発動できない。


そう言い、バリアンは勝ち誇ったようにターンエンドした!
…しかしカイトはバリアンを睨み、静かに怒りを抑えるように言った。

カイト20「…貴様に次のターンがあればの話だがな。」

バリアン20「何!?」

カイト20「俺のターン、ドロー!
俺は、『銀河零式』を発動!
これは、墓地に存在する『銀河眼』を特殊召喚する!
蘇れ!『銀河眼』!!」

カイトの発動した魔法カードの効果により、墓地より再び銀河の瞳を宿した竜はカイトの場に蘇り、その咆哮をあげた!

銀河眼「プギャアアアアアアア!」

バリアン20「『銀河眼』が復活しただと!?」

カイト20「更に、俺の場に存在する『フォトン・カイザー』は一体で二体分のエクシーズ素材になる!
俺は、『銀河眼の光子竜』と、二体分となった『フォトン・カイザー』で、オーバーレイ!!
三体分のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!
…逆巻く銀河よ、今こそ、怒涛の光となりて、その姿を現すがいい!降臨せよ、我が魂!『超銀河眼の光子龍』!」

カイトの場にいるフォトン・カイザーは二体分に分身し、銀河眼と一緒に宙へと飛び上がり光となって、オーバーレイネットワークを構築した!
カイトの場に再び巨大な槍が現れ、それを掴み口上セリフとともにその渦へと投げ入れた!
その渦は爆発を起こし!銀河の荒ぶる三つ首の竜を呼び出した!
…超銀河眼の光子龍はその怒涛の光とともに、バリアンを威嚇した!

超銀河「グギャアアアアアアアアア!!」

バリアン20「馬鹿な!?『超銀河眼の光子龍』だとぉ!?」

カイト20「…貴様のような、兄弟の愛情すらも穢す愚か者に、裁きの一撃を叩きこんでやる!
『超銀河眼の光子龍』、あの忌まわしきバリアンに、ダイレクトアタック!
究極の光子龍波弾(アルティメット・フォトン・ストリーム)!!」

超銀河眼の光子龍は、その6つの瞳でバリアンを睨み、3つの口を順々に開きそのエネルギーを一斉に合わせ、バリアンに向けて放った!
その圧倒的な一撃は、バリアンを消し飛ばすには十分な力だった!
バリアンはなすすべなく、そのエネルギーを全身に浴び、叫び吹き飛んだ!

バリアン20「うわああああああああああああああああああああああ!!!
己ぇ!凌牙!!カイトォおオオオオオオオオオオ!!」


バリアンLP3800-4500=0

勝者:カイト 凌牙
決まり手:超銀河眼の攻撃




…デュエルが終わり、フィールドに出ていたモンスターは消えた。
遊馬はすぐに倒れている凌牙の元に走り彼を掴みバーナァーの車まで運んだ。
カイトは攻撃を食らって倒れたバリアンをその場で見下していた。
…しかしバリアンは、まだやられていたわけではなかった!

バリアン『…ぐ!…だ、だが貴様ら、ただでこの場から離れられると思うなよ…!』

カイト「ふ、悪あがきを。」

そう言い、バリアンは光の粒子となってその場から消えた。
…しかし、カイトの背後から、予想外の人物の声が響いた!

蕪木「…粉塵爆発を知っているかぁ…カイトォ!」

カイトが振り向くと、そこにはなぜか切羽詰った表情をした蕪木が立っていた!
…気が付くとカイトの周りには、粉塵でできた球体爆弾(スフィアボム)が大量に現れ、完全にカイトの逃げ道を塞いでいた!

カイト「な!?蕪木!?」

蕪木「吹き飛ぶがいい!!」

その発言とともに、カイトの周りで強烈な爆発が起きた!
カイトはなすすべもなく、その爆発にもまれるしかなかった…!
…その爆発はすさまじく、周りにいた人間全てが顔を覆うほどのものだった!

カイト「うわああああああああああああ!!!」

小鳥「きゃあ!!」

遊馬「!!?カイトォおおおおおお!!」


六子「え!?蕪木さん!?」

蕪木「決まったぁ…!」

蕪木はその場に立ちつくし、自分の右手で一の字を作り高々と掲げ恍惚の表情を浮かべていた。
…そんな彼を叱責したのは、バーナァーだった。

バーナァー「蕪木君!一体なんてことをしているんだ!!」

蕪木「え!?
だ、だって、バーナァーさん、カイトが小夜ちゃんをデュエルアンカーで束縛して、
フォーチュンチュンを奪おうとしていたんですよ!?
さっき、剣裂さんのDゲイザーに通信が入って、すぐここに来てくれって!
そんな映像が映っていて…俺!
…何かまずいことしちゃいました?」

バーナァーの言葉に、蕪木はとても驚き、慌てた表情を作り、自分に起きたことを報告した…。
どうやら、蕪木の見せられていた映像と音声は、全てバリアンによって操作れていたもので、愚直な彼を騙すシーンだけを流し見せていたようだった。
…それに気づいたバーナァーは苦しい表情を浮かべた。

バーナァー「…バリアン!余計なことを!
蕪木君!カイト君はねぇ!…バリアンに操られている小夜ちゃんを救おうとしてくれたんだぞ!」

蕪木「ええ!?
そうだったのですか!?…すいません。
…カイト、本当に、すまないと思っている。」

そういい蕪木は吹き飛ばして倒れているカイトのほうを見て90度の角度でお辞儀をした。
そんな蕪木のふざけているのか真面目なのかわからないのをほおっておいて、バーナァーはカイトを背負いながら蕪木に言った。

バーナァー「いいからわたしの病院に行くぞ!
凌牙君もカイト君も怪我をしている!剣裂君と小夜ちゃんも危ない!」

蕪木「は、はい!!
遊馬、小鳥ちゃんは、凌牙と一緒に俺の車に!」

小鳥「は、はい!」

遊馬「…だいじょうぶか、シャーク?」

凌牙「…く。」

…終わってみれば、小夜、剣裂、凌牙、カイトと、怪我人だらけになってしまった。
そんな遊馬達の前に、空からあのバリアンの嘲笑の声が響いた。

バリアンの声『はっはっはっは!!
残念だったなてめぇら!!
これで貴様らの体はボロボロだ!!
それに、小夜の病気を治すには、俺にお前ら全員のNo.を差し出すしかない!!
それを忘れるんじゃねぇぞ!!
はっはっはっはっは!!!』

嘲笑は段々小さくなり、そして消えた。
そしてその場には傷ついた仲間たちと、悲痛な表情を浮かべた遊馬達がいた…。
…バリアンの言っていた言葉は、変えようのない事実であり、傷つき疲弊した心に、重く、重く圧し掛かった…。

遊馬「…くそう!!
またかよ!!また俺たちは、あのバリアンに仕組まれた戦いをしていたのかよ!!
…くそう!!」

小鳥「…遊馬。」

小鳥の悲しい目に見守れながら、遊馬の叫びは路地裏に響いた。
…が、それでも変わらない、何も変わらない現実だけが、そこにあった…。



…第四話 穢された兄妹の絆…。 操られた青い鳥の奇跡 完…
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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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