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第七話 屑とサイコと仮面戦士 Part1

ジーン「『サイコ・デュエル・ライダー』…だと!?」

??「発動、『コネクト』。」

そういい、そのものはジーンに向けて手のひらを向けた。

ピカァアア!!!

ジーン「!!?」

その瞬間、光が飛びだし、全てが光が包まれた。

九朗「うわぁああ!!目が、目がぁああああ!!!」

赤川&白石「「まぶぅ!!」

??「…。」

…そして、光が消えた。

九朗「…ジーンと、采子は?」

…そして、光が消えた時、そこにいた二人はいなくなっていた。
赤川&白石「「…。」」

九朗「…。」

…しばらく、三人はただそこに立ち尽くすしかできなかった。
目の前で起きた現象の、あまりの非現実さに。

デュエルの後の、

救出、

対面、

衝撃、

仮面、

超能力、

決闘、

閃光。

九朗「…。いや、それでもあいつは…。」

そう呟くと、九朗は立ち上がり、赤川と白石を見た。

九朗「わりぃ、お前ら。俺さきに行くわ。ちょっと用事が出来てな。」

赤川「…あ、あぁ。」

白石「…いって…らっしゃい…。」

そう言うと、九朗は外に駆け出して行った。
残された二人は、今起きたことが現実なのか、ただただ戸惑うしかなかった。

九朗「(あんなに身長が大きいジーンを抱えて、遠くに行けるはずがない!!
そんでもって、人目がつかない場所ときたら、あそこしかない!!)」



ジーン「…。」

??「…ふぅ。」

九朗「采子!!俺だぁ!!九朗だぁ!!大丈夫か!!何があったか、説明してくれ!!」

??「!!?」

その声に、そのものはとても驚いているようだった。
屋上。あの特別教室からそんなに遠くなく、夕暮れ時にはあまり人の子ない絶好の場所だった。

??「九朗ぅ。悪いけど、今は邪魔しないで。」

そう言うと、そのものの体から、光の球体が三つ出てきた。
その球体のうち1つが、そのもののベルトに吸い込まれ、弾けた。
その瞬間、周りに閃光が飛び出し、九朗は意識を失った。



九朗「…はぁ!!」

九朗は、起きた。しかしそこは屋上ではなく、自分の部屋だった。
もう少し付け足すなら、そこは自分のベットだった。
ご丁寧にお気に入りのカラスのパジャマまできていた。

九朗「…どういうことだ、おい。さっきまで、学校の屋上にいて、
それから、それから…う~ンと…なんだ。わからん。」

屋上までいたのは思い出せるのだが、その先が思い出せない。

九朗「…どうなっているんだ。全然思い出せないぞ。」

ふと自分の枕元近くにある携帯電話に目をやり、それを手に取り、いじった。

九朗「…!?おいおい!?今日はまだ金曜日だろ!?なんで土曜日になってるんだよ!?」

自分の携帯電話の日付はすでに明日のものになっていて、時間も朝の7時になっていた!!?

九朗「…俺が知らない間にここに運ばれて、ここで寝ていたとでも言うのか!?…くそう!!俺の雑魚がぁ!!」

そういい、九朗は自分の頭をかきむしるしかできなかった。

九朗「…とにかく、昨日は白石を助けに、ジーンとデュエルした。俺が圧勝した。ここまではいい。
そのあとだ!!問題は!!
緑色の、ツインテールの仮面の人が現れて、ジーンを連れ去って。
それを追っかけて、屋上に行って、意識失って…!?」

…なんだか、後半の内容ひどいな。

九朗「…あの、仮面のもの…。」


??「…サイコ?…違うよぉ。私は、『サイコ・デュエル・ライダー』だよぉ。」


九朗「…あのしゃべり方、間違いなく、『采子』だったよなぁ。…何があったんだ。大丈夫なんだろうか。」

…どうして、あんな恰好していたんだろうか…。

??「こらぁー!!九朗!!いつまで寝てんの!!早く起きなさい!!」

そんな声がしたと思ったら、階段をしっかり上る足跡が聞こえてきた!!
こういうときの母親に勝てる子供は、どこの家庭にもいない!!

九朗「げぇ!!母ちゃんだ!!くそぅ、俺の雑魚がぁ。早く着替えねぇと、ドヤされる!!」

慌てて服を着替えるが、とても間に合うものじゃなかった。

ガチャ!!

母「九朗!!早く着替えて、朝ごはん食べにくる!!」

九朗「わかったから母ちゃん、ドアを閉めてくれぇ!!今着替えているんだから!!」

母「親に見られたところで、なにも減らないでしょう!!」

九朗「それに…、確か今日は土曜日だろ!!休みの日ぐらい、もう少し寝させてくれよ!!」

母「はぁ!!?それが彼女を待たせる男の言うセリフなの!?」

九朗「…………
















はぁ!!彼女!?俺に彼女はいねぇぞ!!?

母「何をばか言っているの!!?昨日ここに彼女に運んでもらって、介抱してもらって、
しかも朝食まで作ってもらって、最高の彼女じゃないの!!?
さっさと降りて、彼女の作ったご飯を一緒に食べなさい!!」


どかぁん!!

そう母は言うと、ドアを勢いよくしめていった。

九朗「…。はぁ。何なんだよ。この展開。」

とりあえず、顔を洗って、私服に着替えて、下に降りた。
そこにいたのは、やっぱりあいつだった。

采子「おっはよー!!九朗ぅ!!」

九朗「…あぁ、おはよう。」

…何なんだ。昨日と今日は。



九朗「…そして、どうして、俺はお前と腕組んで街を歩いているんだ?」

采子「べっつにぃ♪だってデートだもん!!」

九朗「…くそう。俺の雑魚が。」

あの後采子が作った、…まぁ美味かったサンドイッチを食べた。
俺もそこで油断した。
その油断が今の事態を招いた。
采子がこんなことを言い出したんだ。


采子「お母さん!!この後九朗さんとデートにいってきます!!」

九朗「ぶはぁ!! !!? !!?」

思わずブラックコーヒーを吹いてしまった。
しかし俺の母は、その上をいくセリフを言った。

母「言ってらっしゃい!!これ、デートのお小遣いね!!」

そう言うと、二〇〇〇〇円を机の上にどんと置いた。

采子「ありがとうございますぅ!!お母さん!!」

九朗「ちょ!!なんでそんなに話がとんとん拍子に、てかデートってなんだよ!!」

母「照れんじゃないわよ!!九朗!!あんたは無駄使いすると思うから、采子ちゃんに
お金預けておくからね!!
采子ちゃん、こんなバカな息子で申し訳ないね。」

采子「いいえいいえぇ。楽しんでいるんでぇ♪」

母「九朗!!こんないい子、絶対に逃しちゃだめよ!!」

九朗「…。なんなんだよ。もう。」

もう、帰りたい。
…あ、ここが家か。



采子「ねぇねぇ♪九朗ぅ!!どこに行くぅ?
えーがかん?
ゆーえんち?
そ・れ・と・も、プールぅ?
熱くなってきたしねぇ!!
…私の水着見たいでしょうぅ?」

九朗「水着…だと!?」



采子『くろうぅ!!わたしの水着ぃ、どうぅ!!
ビキニに、スクール水着、どっちがにあうかなぁ?』



九朗「どっちも…、いい。
って違うぅ!!!」

そう言うと、九朗は腕を振り払い、采子と距離をとった。

九朗「単刀直入に言う!!
…昨日の仮面のものは、采子か?」

采子「…熱いねぇ。今日はぁ。どこかでやすまなぁぃ?」

そう言うと采子はまた俺の腕にからもうとした。
だから俺は、はっきり言った。

九朗「話をそらさないでくれぇ!!お前が昨日何をしたのか、
それが心配なんだ!!
あんな姿になって、デュエルカードを使って!!
だから、教えてくれぇ!!
友達だろう!!」

采子「!!?」

采子は、驚いた顔になった。
…そして、その顔を見て初めて気づいた。
自分が女の子に失礼なことをしていること。
大声を出してしまったことを。

九朗「…すまない、采子。
けど、お前が心配なんだ。」

采子「…。」

九朗「…采子?」

采子「…ありがとう。心配してくれて。」

九朗「?どうした?ごめんな。さっき大きな声出しちまって。」

俺は聞こえなかったので、確認するように、ささやいてもう一度謝った。

采子「うん!!全然大丈夫だよぉ!!」

そうすると、采子は笑顔でこっちを見て、いつものとおり大きな声で笑っていた。

よかった。この顔、この声、これが俺の知っている采子だ。

采子「じゃあ、暑いから、とりあえず公園に行こうぅ♪」

九朗「公園?」

采子「そう!!そうしたら、これについて話すよぉ。」

そう言うと、采子は自分のポーチをまさぐり、何かを取り出した。
…それは、ベルトとデッキケースが一緒になっているものに見えた。

采子「この、『トランサー』についてさぁ。九朗ぅ、知りたかったんでしょう?」
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ジャンル : ゲーム

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プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

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