スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第七話 屑とサイコと仮面戦士 Part3

俺は、目と耳を疑った。

今、目の前にいる采子は、さっきまで一緒に楽しくお茶を飲んでいた采子とも、
朝食母ちゃんと明るくやりとした采子とも、
どれとも違った。
…まったくの別人になっていた。

九朗「殺しに…きた?」

采子「…。」

采子は、自分のポーチから『トランサー』を静かに取り出し、
腰に合した。その瞬間、『トランサー』からベルトが伸び出て、
腰に固定された。
右腕にはすでにデュエルディスク、左手にはデッキが持たれていた。

パチッ。

『Deal mode on!!stand by!』

スイッチの入る音がして、電子音が響いた。
そしてそのあと、采子の声がした。

采子「変身」

そう言い、デッキを『トランサー』に入れた。
その瞬間、采子の体から緑の光があふれ出し、
それが采子を包んでいく。
その光は、周りを大きく包み込み、
おさまった時には…。

サイコ「…。」

…そこにはあの日みた、
緑の仮面戦士がいた。

『Psychic Deal rider!!』

サイコ「…サイコデュエルでいくぞ、屑男。」



九朗「…采子が、変身しただと!?」

目の前には、采子が、
…いや、サイコ・デュエル・ライダーが立ち尽くしていた。
その周りには、常に三つの光る球体が、回り続けていた。
…九朗は、目を疑った。
一度それをみているとしても、驚きを隠しきれなかった。
その目は、奥にいる屑男を離さなかった。

采子「…。」

それをみて、奥にいた屑男は話し出した。

屑男「…いいだろう、デュエルだろうが、サイコデュエルだろうが、相手になってやる。」

そういい、屑男はデュエルディスクを構えた。

九朗「やるのか!!?あの優斗と俺にしたデュエルを!!?」

サイコ「はじめようか、サイコデュエルを!!」

サイコ&屑男「「デュエル!!」」


…サイコがそう叫ぶと、サイコを中心に何か半透明な緑のサークルが広がり、…そして消えた。
サークルの範囲のと濃さは、前回みたときの比ではなかった。

九朗「…采子。」

屑男60「私の先攻。ドロー。」

そういい、静かに屑男はドローした。

屑男60「…私は、このままターンエンド。」

九朗「このまま!!?ゴーズとか、トラゴとかいるのか!!?」

サイコ60「…なら、遠慮はしないぞ!!私のターン!!」

そういい、采子、いや『サイコ・デュエル・ライダー』はカードを
ドローした。

サイコ50「私は、『沈黙のサイコウィザード』を召喚!!」

フィールド上に濃い緑のリングが現れ、その中から、
『沈黙のサイコウィザード』が現れる。

屑男60「…。」

サイコ50「バトルフェイズ!!『サイコウィザード』で、屑男!!お前にダイレクトアタック!!
『サイコブレイクソード!!』」

その発言に反応し、『サイコウィザード』が跳躍する。
屑男に滑るように走りだし、自分の刀を振り下ろす。

サイコ50「このデュエルが、サイコデュエルだということを忘れるな!!
屑男!!実際のダメージが、お前の体に走るぞ!!」

ズざぁ!!

屑男LP8000-1900=6100

屑男「くぅっ!!」

ドカーン!!

サイコウィザードに切られた衝撃で、屑男は後ろに吹っ飛んだ。
ちょうど後ろには段ボールが山に積まれており、そこに突っ込んだ。
音とともに、土ぼこりが舞う。

九朗「…この威力、この前遊斗の時とは、パワーが違うじゃないか…。」

サイコ50「…。」

しばらくして、土ぼこりがやんだ。
そしてその先には、巨大な悲劇の名を持つモンスターが立っていた。

トラゴ「ぐぎゃあああ!!」

屑男50「…戦闘ダメージを受けたことで、手札から『トラゴエディナ』を
攻撃表示で特殊召喚する。」

九朗「やっぱり、握っていたか…。
攻撃力3000はでかいしな。」

采子40「何も問題ない。手札から魔法カード『最古式念導』を発動。
1000ポイントのダメージを受けて、相手のカード1枚を破壊する。
私は、『トラゴエディナ』を破壊する!!
…くぅ!!」

采子LP8000-1000=7000

采子のライフが1000減ると同時に、魔法カードの絵柄から、
巨大なエネルギーが発生した。
そのエネルギーは、トラゴエディナめがけて飛んでいき、
一撃で粉砕した。

トラゴ「ぐぎゃあああ!!!」

後には何も残らず、ただ屑男が立ち尽くしていた。

采子40「私は、これで、ターンエンド。」

屑男40「…私のターン。ドロー。
…私は、『クロス・ソウル』を発動。
相手のモンスターをリリースして、モンスターをアドバンス召喚する。
私は、『サイコウィザード』をリリースして、
『セイクリッド・スピカ』をアドバンス召喚する。」

屑男のデュエルは、静かな印象を受けた。
静かに、ただ淡々と、決められたことを進める。
そして勝利をつかむタイプ。
…一番内面が読めないタイプ。

『サイコウィザード』がリリースされ、
その光から二つの回り続ける星が天に上がり、
それがモンスターとして降臨した。

屑男30「『セイクリッド・スピカ』のモンスター効果、それは、
手札からレベル5の『セイクリッド』を守備表示で特殊召喚する。
私は、『セイクリッド・エスカ』を特殊召喚する。」

セイクリッド・スピカの胸が光り、召喚リングが現れる。
そこから、機械的な『セイクリッド・エスカ』が、守備表示で現れた。

屑男40「さらに『セイクリッド・エスカ』の効果を発動。
デッキから、『セイクリッド』を手札に加える。
私は、『セイクリッド・シェラタン』を手札に加える。」

九朗「…セイクリッドの、王道的な、非常にいい動きだな。」

サイコ40「…なにもない。」

九朗「…しかし、レベル5のモンスターが2体…。
やはりエクシーズ召喚か。」

屑男40「私は、レベル5の『エスカ』と『スピカ』をオーバーレイ。
二体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築。
エクシーズ召喚。
現れよ、その大いなる輝きで、全てのしもべを無に帰せ、
『セイクリッド・プレアデス』。」

オーバーレイネットワークから、神々しく、美しく
強き星星の守り手が現れた。

九朗「…プレアデス、強制脱出装置を二回分内蔵した強力エクシーズモンスター…。」

屑男22「さらに私は、カードを二枚伏せます。
クロスソウルを発動したターン、攻撃をすることはできません。
これでターンエンドします。」

采子40「私のターン!!ドロー!!
…く、私は、『ソウル・テイカー』を発動!!
これでお前の『プレアデス』を破壊して、」

屑男21「ここでトラップカード、『安全地帯』を『プレアデス』を
選択して発動します。
このカードの対象となったモンスターは、対象を選ぶカード効果、戦闘では破壊されず、
ダイレクトアタックできません。
よって、プレアデスをあなたが打った『ソウル・テイカー』は、不発に終わります。」

采子40「くぅ!!」

九朗「…????」

采子31「カードを一枚伏せて、ターンエンド…。」

苦し紛れのように、カードを一枚伏せて采子のターンは終了した。

屑男21「私のターン、ドロー。
…私はドローフェイズ、『サイクロン』を発動します。
このカードで、あなたの伏せカードを破壊します。」

引いたカードをその場ですぐに発動し、そのカードで采子に残されたバックを破壊した。
…しかもそのカードは、『ミラーフォース』だった…。

采子30「くぅ!!」

屑男21「そして私は、『セイクリッド・シェラタン』を召喚します。
そして、『シェラタン』のモンスター効果が発動します。
デッキから、『セイクリッド』と名のつくモンスターを手札に加えます。
…私は、『セイクリッド・エスカ』を手札に加えます。」

再びフィールド上に光を帯びた角を持つセイクリッドが現れた。
そしてその効果で、デッキから新たな恒星が、手札に加えられた。
屑男は、あくまで淡々とデュエルを行い、采子を追い詰めていった。

屑男21「バトルフェイズに入ります。
『安全地帯』の効果で、『プレアデス』は攻撃できませんが、
『シェラタン』は違います。
『シェラタン』で、あなたにダイレクトアタックします。」

その宣言をしたとたん、今度は『シェラタン』が滑るように走りだし、
采子に襲いかかる。

どかあ!!

サイコLP7000-700=6300

サイコ30「ぐぅ!!」

九朗「采子ぉ!!」

サイコ30「九朗!!くるな!!今はデュエル中だ!!」

九朗は采子を助けようと駆け寄るが、
采子の一声で制止されてしまった。
そして采子は、すぐに切り返しの手に出た。

采子20「自分の場にカードが存在せず、ダイレクトダメージを受けたことで、
『冥府の死者 ゴーズ』を特殊召喚する!!
そしてこれはモンスターの攻撃によるもののため、受けたダメージと同じ
『カイエントークン』を生成する!!」

手札から冥府の死者の持つモンスターがフィールドに舞い降り、
制圧した。

九朗「…ふぅ。とりあえず、これで何とかなるか。
…しかし、采子も、下手にモンスターを展開できないな。
相手フィールド上には、強制脱出装置の効果を2回分持つ『プレアデス』。
不穏な動きを見せた途端、動き出すに違いない。
…次のターン、采子がどう動くかがカギになるな。」

屑男「…私はこれで、ターンエンドです。」

サイコ20「…ふぅ。」

采子は、落ち着くように深呼吸をした。
そして、右手を強く握った。

サイコ20「『サイコ・ドロー。』」

そう言うと、サイコ・デュエル・ライダーの周りをまわっている光の球体が1つ
ベルトの『トライサー』に吸収された。
その瞬間、サイコの右手を中心に周リに、濃い緑のフィールドが展開した。
それは、西洋的な魔術の式を宿っているように見えた。

九朗「な、何なんだ。あれは!?」

サイコ30「…ドロー!!」

そう言った瞬間、サイコの周りを囲っていたフィールドが、
一瞬で右手に集中し、弾けた。

サイコ30「…きた。」

九朗「…まさか、じぶんの意中のカードを引き当てたのか!!?」

サイコ20「私は、カイエントークンをリリースして、
『マックス・テレポーター』をアドバンス召喚!!」

カイエンがリリースされ、そこから新たなサイキックモンスターが登場した。

マックス「ヒーハー!!」

九朗「そんなことしたら、間違いなくプレアデスの効果を使われるぞ!!采子!!」

屑男21「この瞬間、『プレアデス』の効果を使います。
オーバーレイユニットを一つ取り除く、その『マックス・テレポーター』を手札に戻します。」

その宣言とともに、プレアデスの周りをまわっていたユニットがひとつ、プレアデスに吸収され、
そして、プレアデスの体が光り始めた!!

九朗「采子!!」

サイコ10「…手札から、『エフェクト・ヴェーラー』を墓地に捨て、『プレアデス』の効果を無効とする。」

そういい、采子はさっき引いたカードを墓地に送り、その効果を無効にした。
その瞬間、プレアデスは別の光に包まれ、効果が発動できなくなった。

九朗「…まさか、このカードを引き当てるために、今の力を!?」

サイコ10「…『マックス・テレポーター』の特殊効果を発動!!
ライフを2000支払い、デッキからレベル3のサイキックを2体、特殊召喚する!
私は、『寡黙なるサイコプリースト』と、『サイコ・コマンダー』を特殊召喚!!
…ぐぅうう!!」

サイコLP6300-2000=4300

ライフが減った瞬間、サイコは倒れこんだ。・・・それでも、戦いの闘争本能は消えていなかった。

九朗「…これで、『ハイパーサイコガンナー』がよべる。」

サイコ00「さらに私は、『緊急テレポート』を発動!!
デッキから、『寡黙なるサイコリースト』をもう一体、特殊召喚!!」

九朗「!!?まさか狙いは、トリシューラなのか!!?」

采子00「…違うよぅ、九朗。私が狙っているのは、もっともっと強いぃ、とっておきのカードだよぉ。」

九朗「采子…。」

その時、仮面を被っている采子の顔が、一瞬笑顔に見えた。
だが、次にサイコをみた瞬間、それは元に戻っていた。

サイコ00「私は、レベル3のサイキック族モンスター3体を、オーバーレイ!!
三体のサイキックで、サイコオーバーレイネットワークを構築!!」

そう宣言すると、三体のレベル3のサイキックは、普通とは違う、
特殊な光を放ちながら、集まって行った。
そこにできた穴はいつもとは違う、何か強さを持った光を放ちながら、
高速で回転していた。
…そして、その光が弾けた!!

采子00「エクシーズ召喚!!
現れて!!マイジョーカーカード!!
『サイコ・デュエル・ライダー』!!」
スポンサーサイト

テーマ : 遊戯王
ジャンル : ゲーム

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しばせんし

Author:しばせんし
↑の犬の飼い主が柴戦士
いーぬは喜びゆきかけまわりー



Hyper-和食見習い小僧の20代が、遊戯王、ポケモン、その他生活の雑談を上げていくブログです。(^O^)/
何か変なところがありましたら、いつでも書いてください。迷惑コメントは容赦なくスパム

現在遊戯王でよく使うデッキは、
・スクラップ
・EMオッドアイズ魔術師
・サイフレーム
・ブラマジ
               です(^O^)/


どうしたらスクラップの良さを残し戦えるかを考えています。
スカイプデュエルも、ツイッターか、コメントで相談してもらえればできる予定。

ポケモンは、とある人の動画をきっかけにやり始めました=^_^=
ウルガモスと、カメックスを
対戦でこよなく愛して使ってます。
いつか対戦実況動画とかとってみたいなとおもっていたら取れました。
ニコニコ対戦実況動画
ダブルバトルもできるよ!!…弱いけど
だけど第六世代になってから、色々と時間が足らない様子。

再現料理も、やりたい年頃。
こう見えても現役調理師なので、
料理スキルはあるはず。
何かしてほしい再現料理がありましたら、コメントお願いします<(_ _)>

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。